
端午節の季節がやってきました。台湾ではこの端午節は大切な行事!「龍舟」というボートレースが開催されたり、ちまきを食べたりという風習がありますが、今回ご紹介するのは「香包」! 「香包」も端午節には欠かせないグッズなのです。
昔から端午節の頃は湿気の多い不安定なお天気なので、害虫が出たり病気になりやすかったりと、過ごしにくい季節だということで、台湾の人を悩ませたようです。そこで、邪気を払うために「香包」を作りました。薬草を布で包み紐を付けて、玄関先につるしたり、子どもの首に掛けたり。生活の知恵から生まれたアイテムということでしょうね。

伝統的な「香包」は三角形のちまきの形ですが、最近では人気キャラクターや可愛い動物の「香包」が人気のようです。また、香のほうも伝統的な「香包」は漢方薬のようなきつい匂いがしますが、最近のものは匂いもマイルドで、香水のようないい香のものもありますよん。

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