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ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

南横沿いの六口温泉

2009-06-26 16:33:55 | 温泉
 南横(南部横貫公路)の台東縣側、道路沿いに憩いの場のような温泉が存在します。その名も「六口温泉」です。


       
 天龍飯店を山奥へと道を進み、霧鹿端を渡ると、碧山温泉農荘が見えてきます。ここから更に750メートルほど山手に進むと、おやまあ、道沿いにこんな風景が・・・


       
 皆さん、ここで足を止めて裸足になり、マスの中にたっぷり入っているお湯に足を浸けていらっしゃいます。なんとも気持ちよさそうです。我々も皆さんにならって足を浸けます。が、アチチチチチチ!!!ひょお~、かなり熱いですね。ここはれっきとした温泉の源泉なんです。ですから写真右側(道路沿いの方)の方のマスにはじかに源泉が注ぎ込まれていて熱いのです。ほら、蛇口からお湯が注がれているのがわかります?
 そんなわけで、皆さん写真左側(川の方)のマスで足湯をしているんですね。こちらの方が少し湯の温度が低かったです。


       
 こんな説明書きがありました。“この六口温泉は南横道路建設のため、道路工事をしている際に見つかった温泉です。その折工事の人達が簡単に作った6箇所の湯船用の穴が、今もそのまま残されています。六口温泉は碧山温泉に属していますが、碧山橋の下にも碧山温泉の源泉が湧き出ています。橋のそばに碧山温泉山荘が造られていますが、他にも川沿いにて自然の温泉に浸かることができます。源泉温度は70~80℃、硫酸塩炭酸ナトリウム泉です”


      
 川を隔てて六口温泉の向かい側は山なのですが、その山肌に穴が空いています。この穴から時折湯気がふわ~っと上がるらしいですよ。ここからも温泉が噴き出しているんだそうで・・・


             
 ちなみにこの辺りを流れる川はこんな感じです。深い谷底を流れる川は緑がかった青色で、とてもきれいでした。風光明媚な南横を堪能できるスポットでもあります。

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マニアックな野渓温泉

2009-06-10 23:59:38 | 温泉
       
 台東縣の超マニアックな野渓温泉に行って参りました。その名も利吉温泉です!

 この温泉、台湾の温泉本にも載っていないような温泉でした。まあ、つまり有名じゃない温泉で、どうでもいいよ、こんな所!とういうような温泉なのでしょうね。
 台東に遊びに行くに当たり、台東の地図を見ていたら、おっと!こんな所に温泉マーク発見!だけど解説は全くなし!こりゃあマニアックに違いない!行ってみよう!とうことになりました。


       
 台鐵台東駅からバイクを借りて、利吉方面の矢印を頼りに北上していきます。利吉大橋方面、東45号線に入ると不思議な景色が見えてきます。右手にそびえる山にはほとんど木が生えていなくて、まるで荒野の中にある景色のよう。山だけを見ていると、緑豊かな台湾にいることを忘れてしまいます。


       
 しかも山の手前には田んぼの稲が広がっていて、この山といいコントラストではありませんか!


       
 実はこの山の地形を「悪地」というのだそうですね。説明によると、悪地というのは細かい泥でできた岩が、雨などの浸食を受けて形成された特殊な景観のことなのだそうです。こういった場所には植物などは生えないのだそうで。この荒れた山肌が月の表面のでこぼこみたいに見えることから、「利吉月世界」とも言われているのだそうです。


       
 ほとんど水の流れていない川とともに利吉悪地を見ると、更に不思議な風景に感じられます。


       
 さて、東45号線から197号線に入って更に北上すると、利吉橋にさしかかります。情報によるとこの橋のあたり(197号線の47キロ地点)に利吉温泉に入っていく道があるということなのですが・・・


       
 バイクを降りてうろうろと入口を捜します。どこかな、どこかな・・・?
「あったよ!ここ、ここ!」


     
 入り口から山道を下ります。細い道(道のような、道でないような?)で、滑りやすいから注意です!


       
 約2,3分で利吉温泉に着きましたが・・・・・なんと狭っ!大人が2人も入れば満員になるような池ではありませんか!いや、池というより大きな水たまり???しかも、長らく誰も入っていなかったのか、ちょっとゴミが溜まっていたり、葉っぱや蜘蛛の巣みたいなものが浮いていたり。
 でも、池のあたりからは温泉の匂いがします。ちょっと硫黄っぽいような、独特の匂いがしましたので、小さくても間違いなく温泉です!!


       
 折角来たのだから入るぞー!というわけで、まず主人が海パンに着替えて入浴!
「おおおおお!ぬるい~、寒ーーー!」
 それもそのはず、源泉温度は32,33度。冷泉に近いのですから。


       
 なぜか洗面器が置きっぱなしになっていましたので、ちょいとお借りしてザブッと肩にかけます!


       
 娘と私は足湯で楽しみました。ほんとだ~、かなりぬるいわ、これ!

 まあ、でも、マニアックな利吉温泉を探し当てられたのだから、満足満足!の我が家でした。

利吉温泉データ:
  海抜:228メートル
  温泉の温度:31~35度
  泉質:氯化物泉(塩化物泉)

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東甫温泉だっ!

2009-05-12 23:42:39 | 温泉
             
 やってきました、南投縣は東甫!玉山へ行く登山口にもなっています。ここは台湾原住民ブヌン族(布農族)の集落でもありますよ~。


       
 東甫に来たのはほかでもありません、温泉が目当てなんですね~。台湾温泉ファンとしましては、ここ東甫もきっちり押さえておきたい場所だったのです。
 この町に着いたのは、もうすっかり日が暮れた頃。宿泊先の「沙里仙渡假大飯店」にチェックインしました。


       
 お部屋は普通の3人部屋です。お風呂の蛇口や洗面台の隧道からは温泉が出ました!


       
 ではでは、さっそくお風呂に入りましょうか!このホテルには7階に大きなお風呂がありました。エレベーターを下りると、そこにはこんな番台が・・・・男女別、裸で入浴する露天風呂への入り口です。


       
 中はこんな感じ。これは女風呂です。おおきなお風呂がひとつありました。入ろうとすると、わあああああああ、あっちっちっち!!熱ーーーい!熱い!しょうがないので、水道にホースをつないで水を入れ、少しぬるくしました。他に誰もお客さんがいなかったので、遠慮なく泳いだりなんかしちゃってお風呂を独り占め!うひひひひ、いい気持ち!ただ、一つ残念だったのは、夜でまわりが暗く、何にも見えなかったこと。


             
 露天風呂の隣には個人風呂もありました。こっちの方にも入ってみましたが、扉は木製で・・・


       
 お風呂の浴槽も木でできていました。ここにお湯を張って入るのですね。


             
 部屋の壁にはお風呂に入る前の心得みたいなのが貼ってありました。

 入る前に一応浴槽をざっと洗ってからお湯を溜めたのに、なんだか・・・・汚い・・・・・!!ゴミみたいな湯垢みたいなものがふわふわんと表面に漂って不潔だよ~、なんだ、この風呂桶は!!


              
 と怒ったのですが、実は湯垢だと思ったものは湯の花だったのです。エレベーター横の張り紙によると、『東甫温泉は弱アルカリ炭酸泉で、源泉温度は70度。お湯の中には白い浮遊物、温泉の花が入っています。これは温泉水の中にカルシウムやマグネシウム、ナトリウムなどの鉱物が入っており、お湯が湧き出た際空気に触れると化学反応を起こし、白っぽい半固体半液体の物質になるためで、正常な現象です』と書いてありました。そうかあ、納得。ゴミじゃなかったんだ・・・・・


             
 個人風呂の前の広場には大きな岩がありました。なんだ、これは?よく見ると、岩の中ほどに穴が空いています。近づいて見てみると、ここにお湯が入っていました。そう、この岩はゆで玉子を作るためのものだったんです。


       
 さて、せっかく東甫に来たんですから、温泉源頭にも行ってみようってことで、山道を上って上って、はーい到着!


       
 なんとここは公共浴場のようになっていて、地元のおじさんが気持ちよさそうに入浴中でした。私達も足湯をここで使わせていただくことに。


       
 奥の方をよく見てみると“お湯が出てくるところ” “水温43度” “入るな”と書いてありました。かつてうっかり入っちゃって、火傷しそうになった人でもいたのでしょうか。


       
 この温泉源頭はブヌン族(布農族)が管理しています。入り口のゲートにはブヌン語で『ありがとう』っていう意味の『米呼米尚(ミホミサン)』という字が書いてありました。


       
 温泉源頭を出てすぐ側にある一杯飯屋の軒先では、源頭から引いてきたお湯をジャージャー流していました。少しぬめりがあり、ああ、これぞ温泉だなあっていう手触りでした。鉱物の匂いもして、ほんわりあったか!

 東甫温泉にはまたいつか訪れたいなあと思いつつ、バスに乗ってブヌンの里を後にしました。

東甫温泉へ
 集集線の水里駅から員林客運バスで東甫温泉へ。所要時間は約1時間。

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太湖温泉休農場

2008-11-15 23:35:42 | 温泉
 苗栗縣の大湖っていうとイチゴですよね。大湖の道を走れば、その両脇にイチゴ畑がどこまでも続いているのが見えます。けれども、私達が今回大湖を訪れたのは10月で、イチゴのシーズンではなく、畑は土がならしてあるだけか、苗を植えたばかりというような状態。季節はずれだなー、やれやれ。


       
 しかしイチゴのシーズンオフであっても町にはイチゴ関連のものが見られました。この建物は「草苺文化館」。イチゴの加工食品が販売されているようです。イチゴを使った料理を出すレストランもあるとか。


   
 途中で汶水老街というところに寄りました。


            
 ここでこんな物を発見!なんとイチゴのソーセージです。珍しいので買って帰りました。ソーセージを焼くと、ふんわりとイチゴの香りが辺りに漂いましたよ。味もちょっと甘めでした。うーむ、イチゴでソーセージを作るとは大湖農協もなかなかチャレンジャーですな。


       
 この老街ではこんな不思議な物も見かけました。これ、なんだろう?何を干しているの?聞いてみようと思ったのですが、おじさんが中に引っ込んでしまったので聞けずじまい・・・・・

 さて、この度我々が目指しているのはイチゴではないのですよ。温泉です、温泉!そう、大湖には近年多くの温泉施設ができているのです。以前はこの辺では泰安温泉が有名でしたが、90年代後半頃からここ大湖も温泉地の一つになっているんですよね。

 というわけで、やってきました、「太湖温泉休農場」!広い敷地を利用した温泉付きの宿泊施設です。
 ここには水着着用の露天温泉風呂と、裸で入る男女別の内湯があります。


       
       
 まずは水着着用の露天温泉にレッツゴー!台湾の人はSPAが大好き。ここも例外なくSPAがついています。SPAエリアはお湯の温度がぬるめでした。


       
 寝ながらジャグジーを楽しめます。ブクブクが止まったら、頭のほうについているボタンを押すとまたブクブクッと泡が勢いよく噴き出してきます。


       
 手前のお風呂は少し熱めのお風呂。肩まで浸かってじんわりと温まることができます。


            
 ここは水プール。元気なお子様のご利用をお待ちしております。

 このように露天区には6種類のお風呂(というかプール)がありますので、お気に入りのエリアでのんびりお湯に浸かってみましょう。ややぬめりのあるお湯が肌に心地いいですよ。


       
 大湖温泉は1993年に掘り出された比較的新しい温泉で、炭酸ナトリウム泉だということです。無色無臭ですがぬめりがあって、肌がつるつるになったような感じがします。露天温泉より内風呂のほうが更にぬめりが感じられ、温泉成分が濃いような気がしました。このぬめりが気に入って、結局午後、夜、翌日の朝と3回も温泉に浸かり、ぶよぶよにふやけてしまいました。


            
 農場の施設内にはキャンプができるエリアもあります。お友達と、また家族とテント持ち込みでお泊まりもOKです。

太湖温泉休農場:苗栗縣大湖郷大寮村草崠巷28号 TEL(037)995-269

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ヘンダーランドだぞ、「火炎山温泉区」!

2008-10-24 00:20:12 | 温泉
 へんてこりんなワンダーランド「火炎山温泉区」に行ってきました。園内に盛り沢山のコーナーがあるこのテーマパークに一歩足を踏み入れたら、おかしくって誰しも笑っちゃう!そんなおもしろスポットです!


       
 目指す「火炎山温泉区」は山の中にありました。農地が続く山道をどんどん進んでいくと突然目の前がパッと開け、いきなり西洋のお城風になっている大きな門が現れました。静かな山あいにはなんとも不釣り合いなこのムードが何かを期待させてくれます!

 入場料金は110㎝以上なら一律250元とのことですが、苗栗縣民であれば100元で入れるそうです。なんともえこひいきな料金設定ですが、地元の人に来てもらおうという狙いが感じられるではありませんか。苗栗の人の憩いの場を目指すという方向性が明確ではありませんか。この心意気に思わず感動。ワクワクしながら入場しました。


       
 最初の門をくぐって更に歩くと、二つ目の門がありました。今度はレンガ造りの門です。門の下には少林寺の修行僧の像がたくさん。いったいこれは何を意味しているのでしょうか。


       
 門から続いている小高い丘にも修行に励んでいる少林寺僧の像が何体もあります。まったく不可解です。


            
 もう少し歩いていくとお化け屋敷がありました。青い怪物が大きく開けている口が入り口です。我々も入ってみましたが、日本のお化け屋敷とそんなに変わりがありません。ただ、あまり点検が行き届いていないのか、お化けがせり上がってくる仕掛けの電気が切れている箇所が幾つかありました。まあ、ご愛敬ですな。


            
 遊園地ですからもちろん乗り物もありました。これは孫悟空の揺れるバイキング船。


       
 青空劇場ではベトナムから来たサーカスをやっていました。


            
 なんと、この劇場の座席には特別席がありました。木のベンチに腰掛け、足をお湯につけながら見物できる席です。
 特別席横の売店にはスナックや飲み物を売っています。


       
 サーカス劇場の後方には温泉までありますのよ。ここは台湾式に水着着用(水泳帽も必ずかぶること)です。


       
 SPAコーナーも充実していますのよ。存分に打たせ湯をお楽しみください。


       
 ここのお湯は少し熱め。立ち上がると、劇場でやっているサーカスを見ることができます。サーカスが気になる方はこちらのお風呂がよろしいようで。


       
 足湯コーナーもありました!


    
 ここからも劇場のパフォーマンスが見られます。


       
 ちょっと奥まったところにある「美人湯」のコーナー。冷泉も用意されています。


       
 お風呂コーナーの後ろにそびえるようにして建っているのは、「台湾少林寺」という建物。階段の脇に勢揃いしている金ぴかの像がなんとも神々しいではありませんか!なんだ、なんだ、この建物は!
 どうやら建物の中に仏教に関するいろいろな展示があるらしいのですが、時間がなくて入れませんでした。

 まあ要するにここ「火炎山温泉区」は「西遊記」、「達磨大師」、「少林寺」をテーマにした遊園地なんですよね。だけどなんで温泉まであるのかしら?ま、そんなに深く考えずに少林寺僧の像や西遊記の像を見、サーカスを見、温泉に浸かり、乗り物に乗り、お化け屋敷に入り、園内を巡っている馬に乗り(馬はちょっと臭いが)、仏教のお勉強をして、一日ゆっくりここで過ごしてみるのも面白いのではないでしょうか。

火炎山温泉区:苗栗縣苑裡鎮石鎮里1号
行き方は、台鐵三義駅からタクシーで約20分。マイカーの場合は、国道3苑裡交流道から140縣道に入り、121縣道、苗43郷道、苗50郷道の順に進んでいくと着きます。

詳しくは下記ホームページをご覧ください(中文のみ)。
http://www.104wa.com/

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ぼこぼこ沸騰!清水地熱

2008-09-16 16:52:46 | 温泉
 宜蘭縣大同郷の野渓温泉、清水地熱に行ってきました。

 7丙線の清水橋のたもとから産業道路を奥へと入っていきます。清水渓沿いに走っていき、地熱発電試験場が見えたら河原へ下ります。

       
 するとそこには既に10人くらい人がいて賑やかな雰囲気。湯気がふわああああっと上がっているのも確認できました。

       
 何してるのかな、と見てびっくり!河原の横っちょにある池がぼこぼこ激しい音を立てて沸騰しているではありませんか!さすがは地熱!熱いぜ、地熱!危険だ、地熱!卵を売るトラックなんかがあって、皆さんここでゆで玉子を作って遊んでいるのでした。

             
 清水渓から湧き出す源泉の温度は94℃~104℃と高温なのでご注意を!立て看板にも書いてあるでしょ、「高温危険!子どもは近づくな!安全の責任は各自で!」ってね。

       
 小さいながらも、もう一つぼこぼこお湯が湧いているのを発見!

       
 その脇に小池がありましたが、「熱いので足をつけないように」と黄色い字で書いてありました。

       
 本当にそんなに熱いのかな~と思って小池に近づき、ちょっと手をつけてみたら、アッチイーーー!!!あ、熱かったです。本当だったわ。

       
 ゆで玉子作りを見てから、卵売りのおばちゃんに温泉はどこかと聞くと、「あっち」と少し川下のほうを指さしたので行ってみると、お!あった、あった、誰かが作った湯船が並んで2箇所!入ってみると40度くらいの熱さ。

       
 ただ、お湯が浅くて入り心地はよくありません。

       
 そこで、川のほうに入って水遊びしようと作戦変更。ざぶざぶ川に入ると、あららららら、川底が熱いじゃないの!湧いてる、湧いてる、かなりの熱さだぁ~、おやっ、ぷくぷくぷくっと泡が川底から出てきておもしろーい!じんわりと湧き出す温泉と流れてくる水が混じり合ってちょうどいいぬるさの所でしばし遊び、アメンボやトンボ、カエル、魚とともに野渓温泉を楽しみました。
時々熱~いお湯がふわわわんと湧いてくるので、川遊びの際も気をつけてくださいね!

行き方:
 羅東駅から國光客運で牛鬥行きに乗り、清水大橋で下車
    http://www.yoyonet.biz/egoing/bus/yiwhuadon/gwogwun/luodon/06.htm
 清水大橋からは、清水渓上流に向かって伸びている産業道路を行ってください。約4㎞くらいのところ、地熱発電試験場が見えてきたらその手前を河原に下りると到着です!

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鳩之澤温泉(仁澤温泉)

2008-09-04 23:02:37 | 温泉
 宜蘭縣太平山に湧き出る鳩之澤温泉に行ってきました。

 鳩之澤温泉は以前「仁澤温泉」と呼ばれていましたが、最近では鳩之澤に変更されたようです。というか、昔の名前に戻したと言った方が正しいのかもしれません。ここも日本統治時代に開発された温泉らしいですね。

バイクで7丙線を更に西へ進み、土場から太平山公路に入ります。ここからは「太平山森林遊楽区」となり、入山料が要ります(大人一人200元)。

            
      
 鳩之澤温泉に近づいていくと、山の中から湯気がもうもうと上がっているのが見えました。道端の溝にも熱いお湯が流れていて、激しく湯気を噴き出しています。う~ん、温泉ムードが出てきたわ~。

      
 施設内には露天温泉区と家庭野湯区とがあり、露天温泉も水着を着て入る男女混浴のと、裸で入る男女別の温泉があり、それぞれ別料金になっていますのでご注意を。上の写真は鳩之澤温泉のフロント。

      
 施設内には家庭風呂と大衆風呂がありましたが、ファミリーなので大衆風呂の水着SPA湯に入場。(裸で入る男女別露天風呂もあります)施設は改築されたのか、ガイドブックで前に見たのとは違い、新しくてきれいでした。

      
 現代風の造りでしたが、大きなお風呂の中に一人や二人で入る小さなお風呂もあって、結構楽しめました。

      
 こちらは冷泉区。やっぱり冷たいので、長くは入っていられませんでした。

            
泉質はかなりよく、温泉特有のぬめりが感じられました。無色無臭の炭酸ナトリウム泉ということですが、やや白みがかったお湯でした。蝶々やトンボが舞う中、ぼんやり湯気の上がる山を見ながらお湯に浸かるのはホント極楽です!2時間ほどのんびり温泉に浸かってきました。

 改築されて間がないのか、更衣室やトイレもきれいでしたよ。

            
 外には卵を茹でる「煮蛋区」がありました。

      
 ボコボコと物凄く沸騰しているお湯の中に、ザルに入れた卵を沈めて待つこと5分、ゆで玉子の出来上がり~。大勢の人が楽しげにゆで玉子作りに挑戦していました。

 太平山に行かれるなら、鳩之澤温泉にも立ち寄って、のどかに入浴してみるのもいいと思いますよん。

〈鳩之沢温泉〉
檜湯屋 400元
露天泳装区 大人200元 子ども120元(休日料金)
露天裸湯区 大人200元 子ども120元(休日料金)
家庭屋湯小池 500元(制限時間50分)平日は400元
家庭屋湯中池 800元(制限時間50分)平日は600元

営業時間 9:00~17:00
電話 (03)980-9603
行き方 羅東から國光客運9:45発太平山行きで「仁沢温泉」下車(124元)
レストランも併設されていますので、簡単な食事もできます。
ただし、宿泊施設はありません。

泉質 炭酸ナトリウム泉。皮膚炎、関節痛、痛風、美容などに効果あり

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ファイト!一発!梵梵温泉!

2008-08-05 23:27:23 | 温泉
宜蘭縣大同郷の野渓温泉梵梵温泉に行ってきました。野渓温泉にしては初中級クラスだということでしたが、実際に行ってみると・・・

      
 英士小学校の脇から梵梵渓の川原に下たら、お、ありました、ありました、梵梵温泉への矢印が。だけど、だいぶ草木に隠れちゃっています。


 喜び勇んで前進するも、行く手を川が阻んでいました。台湾の野渓温泉は台風や大雨によってその都度行き方の難度が変わります。行ってみて梵梵温泉までは川を3回渡らなければならないと到達しないことが判明。しかも川の水は足の付け根くらいまで達する深さです。
危険なので子連れで行くことは断念し、娘は安全な川べりでちゃぷちゃぷ水遊びをさせ、主人と私交代で梵梵温泉に行くことにしました。私は川を渡るとき転ぶかもしれないので、カメラは主人に託し、写真を撮ってきてもらうことに。
 主人が無事戻ってきてからタッチ交代して私が行く番です。最初に川を渡るときは両岸の岩に結びつけられたロープにつかまりながら歩きました。結構流れが速く、足を取られて危なかったです。よろめきながら、体半分くらい川に浸かりながら、決死の覚悟で川を渡りました。ファイトー!一発!と叫びそうでしたよ、本当に!
二番目、三番目の川はゆっくり用心しながら渡れば大丈夫。流れはそんなに急ではありませんでした。

      
 川を3回渡ったら見えてきました、梵梵温泉です!

      
 大きな石で囲った自然の浴槽にはすでに何人か観光客が来ていました。温泉にみんなで浸かればすぐ友達!

      
 先客の仲良し4人組の男の子達。

      
 いい気持ちだよ~、楽しいよ~、どうぞ一緒に!と言う彼ら。

      
 これは温泉が湧き出ている部分。梵梵温泉は川の端っこから湧き出しているアルカリ性炭酸泉。かなり勢いよく温泉が湧いているのか、常に混ぜていないと熱くなります。熱くなってきたらかきまぜて温度を調節してください。時々川のほうに入って、冷水浴(?)と交互に楽しむのもまたいいですよ!
お湯が出ている岩場は赤茶色になっていたので、鉄質のお湯かなと思ったのですが、調べてみるとここは無色の弱アルカリ炭酸泉とのこと。

            
 写真を撮ってくるというミッションを終え、ガッツポーズをする主人。

 さて、梵梵温泉への行き方です。宜蘭、または羅東から國光客運にて英士橋駅下車、英士國小(小学校)にもどり、活動中心の脇にある道から階段を上り、またすぐ階段を下りると梵梵渓に出ます。
川を遡ること約600メートル、梵梵温泉に到着します。
台湾の野渓温泉は台風などにより川の流れが変わることがたびたびあります。
川の状態によって何回川を渡らなければならないかがポイントになります。
川を渡るときはじゅうぶん注意をしてくださいね!
尚、英士橋駅方面への國光客運は
宜蘭発朝7時の1本
羅東発は朝7時発と12:20発くらいです。
車やバイクで行かれる方は英士橋横の英士小学校横に駐車し、お出かけください。

野趣溢れる梵梵温泉へ、是非!

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内湾の川沿い温泉

2008-06-29 00:01:31 | 温泉
     
 新竹縣の観光地の一つ、内湾老街。土日ともなると、物凄い人出で大賑わいですね。その老街から徒歩7,8分の川沿いに「河岸温泉」という温泉施設があるんです。

     
ここも水着着用の露天温泉ですが、個室風呂もありこちらのほうは水着は着なくてもOKです。(宿泊施設はありません。 )
円形SPA温泉があり、大人にも子どもにも人気がある様子。

     
 滑り台や水鉄砲など、子どもの遊具つきプールもあります。

     
 これはポンプ式の水鉄砲が脇についたお風呂。かなり飛びます。お湯かけ合いっこにはちょうどいいです。

     
 こちらは水風呂。右隣にある水温の高いお風呂と交互にはいると新陳代謝が高まりそうです。

     
 ここのお湯の質はとってもよかったです。お湯にぬめりがあり、お肌がつるっつるすべっすべになりますよー!!(炭酸ナトリウム泉)
特に入り口からすぐのこのお風呂は38度の温めのお湯だったため、半時間以上ずっと浸かって、ああああ気持ちいい~♪♪と、のんびりしておりました。

 この「河岸温泉」、あまり知られていないためか、休日でもお客さんが少なく、割と広々浸かれました。お風呂も何種類かあって、それぞれ温度が違うので、好きな所にのんびり入って楽しめます。

     
 この施設のすぐそばには「油羅渓(ヨウロシー)」という川が流れています。日本語の「よろしく」から名付けられた川なんだそうです。


「川岸温泉」:料金は露天浴地大人200元、子ども100元。
       新竹縣横山郷内湾村中山街二段2号
       電話(03)584-9250

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礁渓温泉「川湯春天温泉飯店」

2008-06-15 23:25:44 | 温泉
 雪山隧道ができて台北からぐんと行きやすくなった礁渓温泉ですが、そのせいか最近は大盛況、そして温泉施設も更にグレードアップしている模様ですね。その模様を偵察に(?)行ってきました。

     
 礁渓温泉へは復興南路から葛瑪蘭客運に乗って行きました。高速に入り、トンネルをいくつも抜け、いよいよ雪山トンネルへ。葛瑪蘭バスは片道130元の指定席。世界で一番長い高速道路トンネルをバスは快調に飛ばします。雪山トンネルを出るとそこは頭城。礁渓温泉はもうすぐそこに。礁渓の目抜き通り徳陽路近くの礁渓路五段上で降ろされました。

 さて、今回お邪魔したのは川湯春天温泉飯店内のSPA施設(一人250元、休日価格)。景色が良くて風情があってゆっくりのんびり癒しつつ浸かるのが日本の温泉なら、楽しく賑やかにおもしろおかしく戯れるのが台湾温泉の醍醐味です。(そうじゃない施設もありますが)とにかく水着着用のわあわあきゃあきゃあ楽しめるタイプの湯を求め、入ったのでありました。

     
 ここの施設にはなんと、シナモン風呂、みかん風呂、ラベンダー風呂、ローズ風呂、へちま風呂、漢方薬風呂、(時間によってはコーヒー風呂もあります)などアロマオイルを混ぜた香のお風呂がありました。

      
 他にも硫黄鉄質湯、冷泉なんかもありました。足をツンツン突っつく魚を入れた足湯なんかもありました。

     
 岩盤浴風に寝転がって温まる「石板床」コーナーや、小石を敷き詰めた足つぼの道のお湯もありました。

     
 遊具が備え付けられた、子どもコーナーもなかなかの充実ぶり。

 極めつけはなーんと「マージャン風呂」!17度くらいの冷泉の湯船にマージャン用の四角いテーブルがあり、その上にはマージャン牌が用意されていて、本当にマージャンができるのです。こんなお風呂、いったい誰が考えたのでしょうか。本当に笑ってしまいました。日本人から見るとこんな温泉施設は邪道だと思われるかもしれませんが、台湾ではこういうのもアリですのよ。(施設内は写真撮影禁止なのを途中で気づき、あとは写真が撮れませんでした。悪しからず。本当はマージャン風呂撮りたかったんですが・・・)

 いろんなお風呂の種類があってこの価格というのはかなりリーズナブルだと思います。楽しく入浴されたい方には是非とも訪れていただきたいスポットです。

     
 町にも温泉であふれている礁渓の町。駅前には足湯コーナーが設けられています。以前はなかったのですが、更に観光に力を入れているのでしょう。

     
 町の中心部にある溝公園にも足湯コーナーがあり、憩いのスポットとなっていました。さすがは温泉町礁渓。やってくれます。

 雪山隧道をくぐって、思い思いの礁渓を楽しむというのを、週末のプランに入れてみてはいかがでしょうか。


川湯春天温泉飯店:礁渓郷徳陽路43号 ℡(03)988-9779
入浴のみなら平日180元、休日250元  

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