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ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

あります!台中市内にも温泉が!

2008-05-27 23:36:37 | 温泉
 台中市内にも実は実は温泉があるんです。市の北東部の大抗地区に何軒か温泉施設があるのですが、その中の一軒「麒麟峰温泉」に行ってきました。

     
 台中市の北から伸びている松竹路を一直線に東に行くと、やがて北屯区に入り、東山路へとつながります。逢甲橋を越えて北へ進むと青山社区の手前にある「麒麟峰温泉」に到着です。

     
 市民に人気なのがこの施設の屋外露天風呂。広めの敷地に10種類の温泉があるのです。台湾でよくあるタイプの水着着用男女混浴形式ですので、ファミリーで、友達同士でワイワイ言いながら利用するといいでしょう。

     
     
 水温の高いお風呂、低いお風呂、冷たいお風呂、漢方薬のお風呂、子ども専用の浅いお風呂、SPA設備のあるお風呂など様々。
 敷地の中ほど奥には男女別の、裸で入る内風呂もありましたが、泉質は内風呂のほうがいいようで、外のお風呂よりもぬめりが感じられました。

           
 ここのお湯は無臭の炭酸ナトリウム泉で、写真のように至る所に「乳白色」と書いた看板がありましたが、実際は乳白色というより、ちょっと濁った水の色という程度でした。ちょうど断水した後最初に水道の蛇口をひねったら出てくるような色のお湯、とでも申しましょうか。
 さて効能ですが、肌を潤し、心身の疲労をほぐし、血流促進の効果があるそうです。また、交感神経を刺激し、筋肉疲労や五十肩を緩和する働きがあるとのことです。

     
 ここでは宿泊もでき、お部屋にも温泉が引いてあります。お風呂の底が斜めになっているので、寝そべって入浴するってことでしょうね。
ただ宿としての設備はイマイチなので、宿泊は別の所にして、「麒麟峰温泉」には温泉だけを利用されることをお薦めします。
ここの他にも北屯区には、「東山樂園」、「台中日光温泉会館」、「霞飛温泉山荘」という温泉施設がありますので、お好きな所を選ぶといいでしょう。

     
 ところでもともと温泉などなかった台中市でしたが、1999年9月21日に起きた台湾中部大地震により、大抗地区に温泉が湧き出したそうです。
 そのことを示すようにこの地域には「大抗地震公園」がありました。

     
 地震公園になっている場所はもとは軍功小学校でした。が、大地震により校舎はご覧のように無惨な姿になり、今に至っているというわけです。

     
 グラウンドのバスケットコートだったところも、この通り大きな亀裂が入ったままに・・・

     
 この地震公園からやや東に行ったところには道路が三つ又になった所があり、そのセンターに福徳祠という土地公廟がありました。

            
 その祠の横には樹齢150年以上という大きな大きな楓の木があります。長年この土地の人々を見守ってきたのでしょう、大切にされているようです。この大木も地震でかなり大きなダメージを受けたらしく、傷んだり折れかけたりしている箇所がいくつかありました。しかし、丈夫そうな金属や太い木の棒で倒れないように固定されていました。人々の子の木に対する愛情と敬いを感じました。

 他にも景色のきれいなビューポイントが多い大抗地区に、温泉入りがてら出かけるのも一考でしょう。

「麒麟峰温泉」:台中市北屯区東山路二段65巷15号 (04)2239-6969

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螢の湯だ!石上湯屋

2008-05-03 23:33:00 | 温泉
 新竹縣尖石郷にある温泉宿「石上湯屋」へ行ってきました!

 新竹駅から伸びる単線の列車内湾線の終着駅内湾に広がる老街は、観光地として人気がありますが、そのまた山奥の尖石郷もまたいいところです。そんな尖石にある「石上湯屋」はまさに山の中にひっそり存在するような温泉宿で、広い土地を有効利用した造りには感心しました。

           
 花壇には綺麗な花がいっぱい植えられていて、その手入れも行き届いていました。スタッフは皆愛想がよく、感じのいい宿でした。

     
 ラベンダーも綺麗に咲いていました。

     
 可愛い花壇の花に思わずカメラを向けてしまいます。

     
 庭には池もあり、鯉が泳いでいます。

 しかし何といっても今の時期、この宿のウリはホタル見物!!カフェの隣にある「秘密花園」という区域に行ってみると、ホタルがいっぱーい!本当に自然のイルミネーションです。あちこちでクリスマスツリーの電球のように光が点滅し、気分はもうファンタジー。溜息が出ました。手を伸ばすと指にホタルがすっと止まりまります。宿泊客は皆ホタルと戯れていました。

     
 うーん、点滅する螢を写真に撮るのって難しいですね。本当はたくさんいるんですけど・・・

     
 フラッシュをつけて撮影するとおもしろみがなくなっちゃいますね。コイツが今の時期に出没する『黒翅螢火虫(クロバネホタル)』です。

     
     
 お部屋はこんな感じです。

     
 各部屋にはこんな露天風呂が備え付けてあります。

     
 お風呂にお湯を張ってゆっくりと浸かりました。ここのお湯は弱アルカリ炭酸ナトリウム泉で、無色無臭。微かにぬめりがありました。

石上湯屋:新竹縣尖石郷嘉樂村7鄰45号(03)584-2605
 螢が見られる時期は4月下旬~5月下旬だそうです。この時期、混みあいますので部屋の予約はお早めに(2ヶ月前くらい)にお願いしますとのことです。迎えが必要な場合は事前に連絡のこと。内湾駅まで車が迎えに来てくれます。

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新北投「瀧乃湯」

2008-04-03 16:51:29 | 温泉
      

 久しぶりに新北投の瀧乃湯さんへ行ってきました。
 男湯、女湯と書いたのれんがぶら下がっていて、銭湯のような感じです。受付のおばさんも日本語ぺらぺら。一瞬日本にいるような気分になりました。

 新しくてグレードの高い温泉施設が増えている昨今ですが、古めかしいタイプの温泉施設がこうして残っていることもまたいいなぁと思いました。

 久々の北投の湯はやはり強烈でした。北投特有の酸性のお湯をほとんど薄めずに使っている施設は3年ぶりに入りましたが、ぴりぴりして刺激的でした。さっすがは秋田県玉川温泉とここ北投だけにしかないという泉質だけあります。体の芯までカーッと染みる感じ。カーッとしすぎて風呂上がりはしばらく体中痒くなりましたが、癌治療に効くと噂されるお湯はこれくらい激しくないといけないんでしょうね。

 料金は大人90元、子ども50元とかなりリーズナブル。ただ、きついお湯だし、かなり熱いので注意が必要です。

 MRT新北投駅から光明路を歩くこと約7分です。

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樹林の冷泉

2008-03-25 23:07:29 | 温泉
      
 温泉ではなく冷泉のご紹介です。樹林市大同山の福徳宮の裏に「添財紀念嬉水池」というプールがあって、先日ここへ行ってきましたー。

 ところで、樹林市は特に有名な観光地もなければ遺跡もない、言うなれば何の取り柄もない町です。新幹線の駅もできて目まぐるしく発展している板橋市と、陶器の町鶯歌鎮に挟まれて全く目立たぬ存在の樹林市。しかし、台湾温泉ファンの私としましては外せない町なのですよ。

      
 「添財紀念嬉水池」に入ってみてわかりました。おや?これって、プールやん。冷泉じゃないじゃないか!不思議に思いながらも中に入ると、市民プールのような長方形のプールが3,4種類敷地内にあるのでした。あのう、温泉ですよね、ここ?と受付の人に聞くと、はい、そうですよという答。更に「水着持っていますか?水着に着替えていただいて、200元でここの設備が使い放題になっております。」だって。

 はいはい、水着は持って来ましたよ~。台湾では温泉っていうと水着着用と言われることも多いので、そりゃー持参しましたぜ。お金を払って着替えたら、さっそく冷泉へ。

            
 しかし、冷泉用のプールというか浴槽は一つだけ。あとは全部普通の水プール。まあでもれっきとしたアルカリ性炭酸塩冷泉だそうだから、ありがたく浸かってみました。入ったら、ひゃ~冷たい~。水温は常にに24度。血液循環の促進や美容に効果があり、リウマチや神経痛に効くそうです。

      
 2階に冷泉を温めたお風呂があるとのことで、そっちにも行ってみました。丸形の浴槽に冷泉のお湯が40度くらいに温められていました。

      
 ジャグジーのあるSPAコーナーも。何故か壁一面恐竜さんが・・・

 サウナコーナーも使ってみました。ここのサウナは漢方薬サウナで、中に入ると強烈な漢方薬の匂いが鼻や口だけでなく、目や耳の中にまで染みました。すっごく効きそうでしたが、あまりの匂いにむせて5分が限度でした。

 それにしてもこの日は休日だったのに人が少なく、私を入れて客は5人。プール大好きなはずの子どもの姿もありませんでした。そのせいかだいぶ寂れている模様。他にも檜のお風呂コーナーやラベンダーの香のサウナもあったのですが、使われておらず廃墟になっていました。もうちょっと施設の運営を考えないと、せっかくの冷泉も宝の持ち腐れになってしまうんじゃないかな。

 だけど、入場料200元で施設のプール、SPA,冷泉を利用できるので、こういうのがお好きな方にはお勧めです。

           
 行き方:台北からバス701、または台北客運緑10で「工業區」下車、保安街二段45巷を入って徒歩約20分。

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紅葉温泉(野渓温泉)

2008-02-08 23:06:41 | 温泉
 紅葉温泉には川べりに湧き出している自然の温泉もありました。いわゆる「野渓温泉」です。

      
 場所は紅葉温泉公園から近いところ。北勢高溪という川にかかる赤い橋「紅葉橋」を渡って、そこから川へと下りていきます。橋のたもとから見下ろすと、川の温泉にはもはや入浴中の人が・・・

      
 川底から熱いお湯が湧き出していますので、川の水と混ぜながら温度を調節します。

      
 缶ビール片手に嬉しそうに入っている人もいました。

      
 中山大学の留学生も大喜び!先ほどのビールのおじさんと意気投合!

           
 四方を山に囲まれた大自然の中で野渓温泉を満喫。極楽極楽・・・。我が家も皆様とともにこの川の中に身を沈めました。

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台東紅葉温泉

2008-02-07 23:32:30 | 温泉
 台東縣の紅葉温泉へ行ってきました。

      
 台東縣延平郷のブヌン族が住む一帯に広がる紅葉温泉。以前は野渓温泉しかありませんでしたが、今では「紅葉温泉公園」ができています。ここには家族連れ、若者グループ、カップルなどが訪れ、ワイワイ言いながら温泉に浸かれる楽しいスポットとなっています。

      
 紅葉温泉公園は四方を山に囲まれた絶景の場所。緑の山を眺めながら湯煙に埋もれるのは最高です。

      
 ここは台湾でよくある水着着用の男女混浴。水泳帽もかぶってくださいね。

      
 湯船は7種類。真ん中は水のプールでしたが、それ以外は温かい温泉湯。それぞれ温度が違うので、自分の体にあった湯加減のところを選びましょう。

 ここの泉質は炭酸泉ですが、ほんのり硫黄っぽい温泉の香がしました。お湯の色は透明ですが、微かなぬめりがあって肌がつるつるするのがわかります。疲労回復に効くということですから普段お疲れの人にはお勧めです。

 入場料は大人一人150元、子ども80元。男女別の裸で入れるお風呂もあるということですが、ここはまた別料金です。

 行き方:我が家はバイクで行きましたが、そうじゃなければ・・・鹿野駅からタクシーで20分くらいでしょうか。自分で運転して行く場合は、台東から北へ9号線を走り、新鹿鳴橋のすぐ手前の道を左に折れます(矢印が出ているのでわかります)。そのまま川沿いを走り、紅葉橋を越えて少し走ると到着です。

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南横沿いのマイナー温泉

2007-10-17 23:35:14 | 温泉
 宝来温泉に行ったついでにその周辺の温泉にも足を伸ばしてみました。南横(南部横貫公路)沿いは温泉の宝庫!折角だから探索しなきゃ~!

 最初に宝来渓という川沿いにあるという“温泉源頭”に行こうとしましたが、現地の人いわく
「台風で流されちゃって、今はもうないよ。」
ということでした。残念!

 では、もう少し南横を北上した所にある野渓温泉(老老温泉)に行ってみようと上りのバスを待ちました。が、バスの運ちゃんに「老老温泉なんか知らん」とけんもほろろに断られました。次のバスが来るのは約3時間後。そんなに待っていられないので、ホテルのフロントに相談しバイクレンタルかタクシーの手配をしようとしたら、従業員のお姉さんが自分のバイクを貸してくれました。ラッキー!ありがとうございます!というわけで、バイクで南横を走ることに。ただ、借りたバイクは後ろのタイヤがすり減っていて、その上空気圧が足りないみたい。ちょっと心配だな。

      

 バイクで走る南横は爽快です!景色がとっても素敵!川の流れに山の緑。自然を長めながらのツーリングです。

      

 さて、目的の老老温泉は地元の原住民ブヌン族の一家がすっかり取り仕切っていて、銭湯みたいにきれいにコンクリートで固めた浴槽に湧き出た温泉を汲み上げていました。しかも一回2時間600元とかなりのお金を取り、ちょっと暴利!野渓温泉の自然な味など全くなしでした。それでここは入るのはやめにし、もっと山奥の桃源温泉を目指しました。


      

 が、桃源温泉は自然災害で壊れていて、お湯を汲み上げるラインが切断されちゃったとのこと。写真のようにお風呂にはお湯が入っていませんでした。ああ、がっかり。来月には直るんじゃないかな。おやおや、野渓温泉には入れないのか・・・と思っていたら、なんと「トルプス(渡鹿布斯)温泉」という立て札発見!矢印の方向にバイクを走らせると川沿いの一角にありました、温泉だ~。


トルプス温泉は新しく見つかった温泉なのか、知る人ぞ知る秘湯のようでした。毎週この温泉に入るため高雄から来ているおじさんおばさん三人組に会いました。温泉を引き込むための浴槽が二つ作られていて、どちらも源泉をそのまま溜めていました。

      

 一つは源泉温度40度くらいのお湯。

      

 もう一つはなんと冷泉でした。どちらも硫黄の匂いがして、いかにも温泉という感じ!うーん、野渓温泉はおもしろい!

      

 40分ほど遊んでトルプス温泉を後にし、再びバイクに乗って帰路につきました。が、桃源を過ぎたあたりでなんと、バイクの後ろのタイヤがパンク!!心配していた部分でしたが、まさかパンクするとは・・・・。困っていたら、道沿いの家に住むブヌン族のおじいさんが助けてくれました。おじいさんは小型トラックを持っているから荷台にバイクを積んで、宝来のバイク修理屋まで運んで行ってあげようと申し出てくださいました。ああ、ありがたや、これぞ地獄に仏。

            

 次に、荖濃渓という川沿いにあるという“向竹冷泉”へ。ここは町からそう離れておらず、地図で見てみると徒歩30分くらい。雨の予報が思いっきり外れ暑い日射しの中を歩いていくと、トンボの群れ、池にわんさかオタマジャクシ、道の両脇はマンゴの木!と、台北では見られない景色にびっくり。宝来温泉のあたりは金煌マンゴという大きくて皮の黄色いマンゴの産地で、あちこちにマンゴの木があります。が、今は遅い時期に収穫される凱特マンゴの収穫期のようで、大切に袋がけされている木が多く見られました。

 残念ながら“向竹冷泉”は何故かクローズドで入れませんでした。やむなく退散し、今度は荖濃渓の対岸にある“宝来硫黄冷泉”へ。またトコトコ山道を歩いて川沿いへ下りていくと、今度はやっとありました、温泉が!

      

 しかし、ここは硫黄冷泉を引き込んでコンクリートの浴槽に汲み入れているので有料でした(一人100元)。しかし、100%天然温泉で硫黄の匂いがします。冷泉に入るとちょっと冷た~い!!

      

 冷泉を温めた浴槽もあったのでそちらのほうに入るといい湯加減でした。ここには地元の方々がやってきていました。

 めいっぱい温泉巡りをして、またもや日焼けしてしまい、鼻の頭が赤黒くなっちゃいましたが、台湾温泉旅行は楽しくってやめられません!

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宝来温泉だよ~

2007-10-15 16:31:19 | 温泉
 台湾の南部、高雄縣六亀郷にある宝来温泉へ行ってきました~!この温泉地は台湾の南横(南部横貫公路)の途中に位置し、かねてから南横へ行くことが夢だったのでそれが実現し、もう嬉しくて!!

      

 まず、高雄まで行き、そこから高雄客運で宝来温泉へ向かいました。バスは町中では渋滞などでゆっくりペース。旗山、美濃、六亀などの町を経て、20号線に入ってからは南横の醍醐味ともいえる山また山のカーブ道。宝来温泉に着くまで3時間近くかかりました。

           
            
      

 泊まったホテルはロッジ風の「鴻來渡暇温泉山荘」。お部屋の中も広く、スタッフも大変親切でした。

      

 ホテルの中には露天の温泉浴場があり、お客さん達が楽しそうにお湯に浸かっていました。台湾の温泉にありがちな水着着用の混浴です。宝来温泉のお湯は透明で匂いもほとんどありません。が、かすかにお湯のぬめりが感じられ、お湯の中で肌をこするとつるつるした感触があります。炭酸ナトリウム泉で、胃腸病、糖尿病、関節炎などに効果があるとか。

      

 宝来の町には原住民ブヌン族(布農族)が多く住んでいます。というわけでブヌン族(布農族)レストランなどもありました。

      
            

 この辺りの名物というと、山で採れる梅を使ったお料理。梅子排骨(メイズパイグー)は梅のソースがかかった豚肉のスペアリブ。梅の味がフルーティーで、ひと味違う酢豚のようなお味でした。
 また、「梅汁豆腐」(写真奥)という一品もありました。揚げ豆腐に梅ソースを絡めたものです。これも甘酸っぱくて美味でした。手前の野菜は「皇宮菜」という野草を炒めたお料理です。

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長春谷温泉会館だー!

2007-07-04 14:51:51 | 温泉
      

 陽明山の東のエリアにある、火庚子坪温泉(最初の漢字は火へんに庚)に属する「長春谷温泉会館」という温泉ホテルに行ってきましたよ!うちからバイクで、基隆を経由して萬里郷の山間に入っていきました。途中休憩を入れながら2時間ほどの道のりだったと思います。幹線道路を離れて約4キロほど山道を走るとようやく火庚子坪温泉です。

      
      
 ここのお湯は白硫黄泉で、関節炎や筋肉痛、水虫などに効果があるそうです。強烈な硫黄の匂いがし、灰色がかった白い泥が沈殿します。この泥を体に塗ってパックをしても楽しいです~。ただし、なんたって硫黄泉ですから、皮膚の弱い人は泥パックはしないほうがいいでしょう。

      

  「長春谷温泉会館」のいいところは土地が広いこと!この広さを贅沢に利用して、何種類もの露天風呂が用意されています。露天風呂地区は台湾でよくある、水着着用の混浴です。びっくりしたのは大きい露天風呂以外にも、個人用の小さい露天風呂が10カ所くらいあることです。(写真参照)このミニ露天風呂はロケーションが良くて、覆い茂る山の木々の下にあって、この季節は蝉が鳴く中での沐浴ができます。蝉時雨のシャワーを浴びながらの露天風呂もいいものでした。

           

 また、広いお風呂に半分寝そべるようにして山を見ながら浸かると、あら、なんと、山から硫黄泉の湯気がもくもくと立ち上るのが見えるではありませんか!右の写真はお風呂に入りながら撮ったものです。ここもいいロケーションでしょ!私はここで40分くらい山の湯気を見ながらぼーっとお湯に浸かっていました。お湯の温度も37度くらいでぬるくて、湯当たりしない程度なのがまたよかったです!

 もちろん男女別々の内風呂もあります! ここも半露天になっていて、中には熱い湯、ぬるい湯、水風呂、泥パック用の風呂(濃いお風呂という意味だと思うが)と4種類ありました。

      

 「長春谷温泉会館」へは、台北からなら、先ずはバス(国光客運か皇家客運)で金山まで。金山からタクシーで山奥へ約4キロ走ったところにあります。かなり山の上に位置するので、ホテルの前から海が見下ろせますよ。

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四重渓温泉だっ!

2007-03-11 00:11:47 | 温泉
 春節の少し前に屏東縣の四重渓温泉に行ってきました。

 高雄からバスに乗って南へ約2時間半ほどで、台湾の四大温泉の一つ四重渓温泉に到着です。

      

 泊まったのは南台湾温泉大飯店というホテル。結構大きいホテルでした。このホテルには屋外に水着着用の温泉がありました。(上の写真照)滝の流れるお風呂以外にも、屋外には薬風呂コーナーや、ちょっと広めで泳げるようになっているプールのようなお風呂や、スパ風のお風呂、子供用の浅くてぬるいお風呂などがありました。

 よかったのは外のお風呂より内風呂。こちらは男女分かれていて裸で入ります。内風呂の方が温泉の成分が感じられました。残念ながら写真は撮れませんでしたが、広くてゆったり入れました。四重渓のお湯は無色透明ですが、少しぬめりがあって、肌にお湯がまとわりつくような感じ。お風呂上がりのお肌がつるつる、し~っとり!さすがは名泉の一つだなと感じました。

      

 ホテルの食事はおいしいとは言えずあまりお勧めできませんが、近所のレストランの料理はよかったです。中でもこの辺りの名物『過山蝦』というエビは好好吃!!塩茹でしただけなのですが、プリッとしていて甘みがあっていいお味でした。(上の写真)

      

 また、四重渓から最も近い車城という町の名物、『紅仁鴨蛋』(塩卵)や緑豆を剥いてシロップに漬けたおしるこ風のおやつ『緑豆蒜』(上の写真参照)も食べてみましたが、なかなかオツな味。これから行かれる方は是非試してみてください!

データ:四重渓温泉
泉質  炭酸ナトリウム泉
特色  無色透明、やや炭酸の匂いあり
効能  関節炎、神経痛、筋肉痛、骨折回復、皮膚病、胃酸過多、消化器系の病気など

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