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ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

三仙台だよ~!

2016-03-20 12:32:10 | お勧めスポット

 台東縣屈指の観光スポット、三仙台に行ってきました!まだ行ったことがなかったので、素直に嬉しい!!



 はい、もうちょっと寄ってみましょう。台湾本島と少し離れた小島を結ぶアーチ型の橋を指して、一般に「三仙台」と言っていますが、この離れ小島のことを本当は「三仙台」と呼ぶのだそうです。海と、その上にかかる陸地を繋ぐ橋(正式名は八拱跨海歩橋)が織り成す風景が魅力です。



 写真に撮るには橋の北側がベストなのですが、橋の南側から見てみるとこんな感じになります。



 何はともあれ、この橋を渡って向こう側の三仙台へ行ってみましょう!



 橋のアーチは全部で八つありますので、渡ると意外に疲れます。



 橋の真下は青い海。



 橋を渡っている途中で振り返ると、台湾本島の景色が遠くに見えます。



 わ~い、もうすぐ三仙台です。三仙台には遊歩道が設けられていますので、ちょっと散策してみましょう。



 三仙台には至る所でこんな実がなっていました。林投という植物の実です。日本では「アダン」と言われているそうです。台湾の南部でよく見かける植物で、実は甘みがあるので、ジュースなどに加工されたりしています。



 三仙台にはゴツゴツした黒い岩山が聳えています。その山を囲むようにして遊歩道が造られています。



 もともとこの小島は陸地と繋がっていたらしいのですが、海水の浸食で分断されてしまったようです。


    
 遊歩道を歩いていくと、火山岩からなるこの岬の様子がうかがえます。



 三仙台から見ると、台湾本島がかなり遠くに見えます。伝説では八仙のうち三人の神様がここで休んだのだそうですが、そのときもこんな風景が見えていたのでしょうか。



 三仙台をぐるっと回ってから本島に戻ります。吹き渡る海風がとても心地よかったです。

三仙台:台東駅から台湾好行バスで三仙台遊憩区下車。

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二二八国家紀念館

2016-03-18 20:55:33 | お勧めスポット

 二二八国家紀念館という所へ行ってきました。石にその名前が彫られていたので、てっきりここが入り口かと思ったら裏口で、入れないようになっていましたので、正面玄関を探しに南海路のほうに回りました。


    
 三級古跡なんだそうです。



 これがその建物です。重厚な感じがします。


    
 この渋い色のレンガといい、建物の角がカーブになっているところといい、私好みの建物です。



 重みのある入り口がカッコイイですねえ。



 入り口付近に説明が書いてありました。どうやらここは、1931年に「台湾教育会館」として使われていたようです。日本統治時代、日本語教育の普及や皇民化教育の本部となっていたのでしょう。長井手薫という日本人がこの建物を設計したとあります。1946年から台湾参議会の集会場として使われたりした後、2006年から二二八国家紀念館となったそうです。


    
 入り口から中に入ると、絨毯が敷かれた階段が中央にあり、踊り場の窓にかかるカーテンも重厚な雰囲気を醸し出していました。


    
 階段の手すりのデザインも素敵ですね。


    
 シャンデリアも豪華です。


    
 さて、展示はこちら側。ここでは二二八事件の被害者の遺族の証言や、事件当時の写真、資料などが展示されています。


    
 当時処刑された方の写真です。獄中に残された日本語の詩が展示されていました。



 日本語で書かれた、奥さんに宛てた手紙もありました。



 遺品と思われる銃剣なども展示されていました。

二二八国家紀念館:台北市南海路54号 月曜日休館

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肉圓の町、北斗

2016-03-14 20:00:44 | 町を訪ねて

 彰化縣北斗の町にやってきました~!



 最も賑わいを見せている中華路と、斗苑路に挟まれるような感じで、「奠安宮」というお寺があります。



 台湾のお正月ということで、申年の提灯が吊り下げられています。


    
 わああ、通路の天井部分にも、いろいろな提灯があります!



 賑わっているのには理由があります。このお寺は後ろ側がフードコートに繋がっているのです。ローマ字でグルメと書いてあるでしょう。



 そうです、この北斗は台湾ではよく知られたグルメの町。最も有名なのは「肉圓(バーワン)」という台湾のB級グルメ。米粉などのもともちした食感の皮の中に、肉餡が入っているものです。特に彰化の肉圓はおいしいと評判で、北斗では数多くの肉圓を売る店があります。ほら、このお店は肉圓のお店です。



 お客さんが多いので、お店の人は大忙し。肉圓を次から次へと油で揚げていきます。肉圓は蒸したものと揚げたものの二種類ありますが、北斗のは揚げたもののようです。



 ここも肉圓の有名店です。


    
 お店の前には物凄い行列ができていました。



 この肉圓のお店もお客さんでいっぱい!



 「肉圓儀」も有名なお店だそうです。



 こちらも肉圓のお店!
 


 このお店は「洪瑞珍」といって、サンドイッチで有名なお店です。しかし、残念ながらサンドイッチはすでに売り切れていました。



 地政路には日本式の建物がいくつか残っています。



 こちらは修復された日本式家屋です。



 古くから栄えた町なので、家の装飾も古いタイプのものが残っています。



 どこのお店も混んでいたので、肉圓はテイクアウトにしてもらって、コンビニのテーブルで食べました。うん、美味しかったですよ!

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成功のお花畑

2016-03-12 20:29:57 | お勧めスポット

 台東縣の成功農会(農協)の向かい側にも、冬場はお花畑を作っています。



 私が行ったときはこんな感じでした。



 広い敷地いっぱい、花で埋め尽くされています。



 「成功」の文字とともに記念写真もできますよ!



 親子連れも多く訪れていました。



 ドライブの途中で、足を止めて、見学していく人も少なくありません。



 木材で作った動物なんかもちょこちょこ飾ってありました。



 お花畑の奥のほうに「成功花海」と赤い花で書かれていましたが、ちょっとわかりにくいかな。


    
 農会の建物の後ろ側にもお花畑があります。大きなブランコがありましたので、ちょっと乗ってみました。



 花東(花蓮と台東)の冬はお花で溢れています。

成功花海:台11号線道路107km地点

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台北西本願寺広場

2016-03-07 20:03:08 | お勧めスポット

 台北市の中華路沿いに「西本願寺広場」なるものがあります。そうです、あの西本願寺の台北支店のようなものだったのでしょう、1922年にこの地に建立されたらしいのですが、1975年に火事により消失し、違法建築物が跡地に建てられて長らくそのままになっていたのですが、2005年から台北市が正式に改善に乗り出し、かつての西本願寺の姿を再建する努力を重ねてきました。2012年に修復工程が完了し、西本願寺広場として開放されたとあります。



 小高い丘の上には、鐘つき堂も復元されています。


    
 黒々とした鐘ですが、勝手に鳴らしてはいけません。



 鐘つき堂からは広場が一望できます。本来はあの階段の上に本堂があったのでしょうね。



 鐘つき堂のすぐ側にはレンガ造りの重々しい建物が・・・



 樹心会館という場所のようです。日本語の説明が気もありました。



 この日は中で、ちょっとした音楽会が開かれていました。


    
 本道から中華路沿いまでコンクリートの長い道。



 参道もちゃんと再現されていました。
 

    
 参道の脇には、長い年月、この台北の移り変わりを見てきたのであろう樹木が、枝を広げていました。



 広場の一角にはこんな木造の建物がありました。「八拾捌茶」という暖簾が下がっています。



 おや、建物の前にはこんな立て札が。以前は住職の宿舎だったらしいのですが・・・



 中に入ってみました。ここは中国茶の喫茶店でした。茶葉各種、取り揃えられています。



 店内には茶器も展示されています。



 椅子に腰掛けるテーブル席もありましたが・・・


    
 畳敷きのテーブルもあります!


    
 では、メニューを見て、私たちもお茶をいただくことに。


    
 店員さんのお勧めにより、柑橘系の香のするダナーウーロン茶をいただくことにしました。


    
 メニューの中には、輪番所についても説明が書いてありました。


    
 お茶が来ましたーーー!ドライフルーツやナッツ類などのお茶請けとともにいただきました。うん、おいしい!お茶碗もお茶が冷めにくいように厚手になっています。



 広場の外にも赤いレンガの建物がありました。これは樹心会館から続いている建物です。


    
 広場の壁には台北の歴史にまつわる資料が展示されています。こちらは日本統治時代にあった台北の古い建物の紹介です。


    
 こちらはかつて台湾が日本の植民地になったことについて図解しています。

台北西本願寺広場:台北市中華路一段147號 MRT西門駅1番出口から徒歩4,5分

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