いやあ、昨日はかなりヤバかったみたいですなあ、電力。
しかも東京だけで無く東北までが逼迫宣言出ちまうし。
東京電力は節電が想定通り進んでいないため、夕方以降に一部の地域で停電となるおそれがあると発表しました。
経産省と東電は、先ほど緊急会見を開き「電力需給ひっ迫警報」が出されている東電管内で節電が思うように進んでいないことを明らかにしました。このままの状況が続き電力の調整役を担っている揚水発電が枯渇した場合、夕方以降に一部の地域で停電がおきる恐れがあるということです。
今のところ「計画停電」の予定はないということですが、東北電力の管内にも追加で「電力需給ひっ迫警報」が出されており、より一層の節電が必要な厳しい状況となっています。
取りあえず昨日は回避は出来たみたいですが・・・
根本的な解決には至っていません。
そりゃ、かつては東京の電力の約25%近くを賄っていた原発が停止した為、それ以降ずっと関東は「省電」を強いられていたのに「これ以上節電しろ」と言う事自体が無理と言うもの。
だから原発を稼働させれば済む話なのに、岸田さんはそのつもりが全く無し。
初の「電力需給ひっ迫警報」が出る中、岸田首相は記者団の取材に応じ、国民に対し節電への協力を呼びかけた。
岸田首相は、停止中の火力発電所について、「事業者から復旧に数週間から数カ月要すると聞いている」としたうえで、「1日も早い復旧に努めていきたい」と述べた。
さらに「ご家庭や職場において、暖房の設定温度を下げる、使用していない照明を消すなど、日常生活に支障のない範囲で、節電に国民の皆さまにご協力をいただきたい」と呼びかけた。
一方、原子力発電所の再稼働については「安全が最優先だ」として、「原子力規制委員会が、世界で最も厳しい水準である新しい規制基準に適合すると認めた場合のみ、再稼働を進めるという方針に変わりはない」と述べた。
「日本の原発は問題無い」と言われているのに、その意見は無視ですからねえ。
まあ、この人の選挙基盤は広島なので「核アレルギー」があるのかも知れないし、ヘタに「原発再稼働」なんて言ったら自分の選挙基盤が揺らぐだけではなく次の参院選にも影響するかもしれないのでここは無難に「やり過ごす」つもりなのかも知れませんが、今の文明で最も必要且つ重要な「電気」が問題なのですから、何時までも逃げ回れるワケねえのにねえ。
又、一部では
「ウクライナみたいに『敵国』から占拠されて悪用されるかもしれないから原発反対」
って声もあるみたいですけど、その為にも民間警備会社だけではなく自衛隊も原発の警備に就かせるべきだと思うのですが、かつて高市早苗政調会長がその事を指摘した所・・・
平成12年に、テロ対策の観点から、原子力発電所の警護を自衛隊の任務にするべきだと考え、有志議員と提言を取り纏めましたが、当時の党３役(故人)から｢国民に銃を向けるのか｣と怒鳴りつけられ、翌年の自衛隊法改正も頓挫。再検討するべき時が来ました。
当時の3役って誰でしたっけ？
2000年頃と言うと森喜朗内閣？
とすると、京都のN中、その子分のA木辺りかな？
まあ、アイツらなら確かに反対しそうではありますが。
しかし「国民に銃を向けるのか」ねえ。
原発を襲おうとするヤツらを「国民」扱いして良いものかどうか、又、その事で怒鳴りつけたその人物は一体「どこの国民」を想定していたのか。
当人が鬼籍となってしまった今となっては全ては闇の中、ですな。
尚、高速増殖炉「もんじゅ」や、その他原発設備でしょっちゅう「あり得ない事故」が多発していた原因が
「民間警備会社に紛れ込んだ他国の工作員による妨害工作だった」
との話もありましたっけ。
確かに「セ○ム」とか朝鮮人をイメージキャラクターにしていた事から「某半島系列」と言われてたし、その「セ○ム」が原発施設警備を請け負っていた為にそういう噂が出たのでしょうけど、果たして本当に「噂だけ」だったのか・・・。
それと「電力不足」と言うのならば、当然「いらないモノ」を止めるべきで、その最たるモノがテレビ番組では無いでしょうか。
かつて、オイルショックの頃にはウチの田舎ではお昼頃になると「節約のため放送を中止します」みたいな事をしていた記憶があるのですが、それを現在でもやればかなり「節電」になるのではないでしょうか。
大体、放送局のスタジオなんてライトだらけでもの凄い電気使ってるし、放送されなきゃ当然テレビも消してしまうのですから、NHKのニュースだけ流すか、各局で日にちや時間帯を決めて「節電の為放送中止」にすれば良いのではないでしょうか。
どうせチャンネル変えても同じ様な内容の放送しかしていないのですから、それこそ一社で十分じゃね？
その提案をテレビでした人も居たみたいですね。
昼の情報番組で専門家が「テレビを消して」と節電呼びかけ…ＳＮＳ「よく言った！」「一旦消します」
３連休明けの東京電力管内の電力需給が極めて厳しい状況を受け、この日の放送では、国際環境経済研究所理事の竹内純子さんがリモート出演。司会の恵俊彰から「節電のために私たちには何ができますか？」と聞かれ、家庭でできる節電対策を解説した。その流れから「テレビ局も照明を落とすなど節約していただけるとありがたいです」とお願いすると、レギュラーコメンテーターを務める弁護士の八代英輝氏は「ちょっと間引きましょうかね」とポツリ。恵も「やれる範囲で我々もやっていかなきゃいけないですよね」とうなずいた。
さらに竹内さんが「テレビで言いづらいんですけど、テレビを消していただいて…」と呼びかけると、恵はバツが悪そうに「ハッキリおっしゃいましたね、いまね」と返答。竹内さんは申し訳なさそうに「テレビはけっこう（電気を）食うんです」と伝え、できればワンセグを利用するか、録画して後から見るといった方法を提案した。そのうえで、情報入手の手段として見たい番組を視聴することは大事と付け加えると、恵は「よかった～」と述べた。
で、その提案を受け入れたのかNHKのニュースでも「照明を落としてます」ってテロップが流れてましたな。
こんな事するくらいなら、芸人使った下らん番組を止めて「節電」しとけば良いものを・・・。
しかし、現在ですら電気が足りなくなってしまう状況なのに「電気自動車を推進」って、ホントに大丈夫なのか？
その為にも「安定した供給」すなわち原発を再稼働させるべきでしょう。
と言うか、ドサクサ紛れにサッサと原発を復帰させちまえば良かったものを・・・。
それと、一部マスコミがロシアの「和平条約交渉中断」に過剰反応してますな。
ロシア、北方領土交渉の中断発表 ビザなし交流も停止、制裁に反発
ロシア外務省は21日、北方領土問題を含む日本との平和条約締結交渉を中断すると発表した。北方領土への旧島民の墓参などを目的とした日本とのビザなし交流の停止や、北方領土での日本側との共同経済活動から撤退する意向を表明した。ウクライナ侵攻に伴う制裁に日本が加わったことへの反発が理由とみられる。
この件でテレビでは
「和平条約締結が遠のいた」
だの
「ゼロに戻った」
言ってましたけど、そもそも「ゼロ」どころか「マイナス」だったじゃん！
ロシアのご機嫌を取る為に、一体幾らカネを使ったと思ってるんだよ。
数千億円は掛かってるハズ。
なのに、そこまでしても「同じテーブルに付く」程度の成果しか無く、その上「共同プロジェクト」のほぼ全てが「ロシア側に権利を奪われた」のですから、マイナス以外の何物でも無いでしょう。
それに「ビザ無し交流」ってのも、言葉からして問題じゃん！
だってこの言い方だと「ロシア側にビザを発給する権利がある」のを暗に認めてる様なものじゃん？
そこまで媚び売りまくったのに、結局アイツらにはこちらの思いが全く届いてなかった、と。
ただまあ、日本国民の大半が「判っていた」事ではありますけどね。
だからこそ、ソ連崩壊の時が大チャンスだったのに、なぜかあの時日本政府は積極的に動こうとはせず、最終的には「チャンスを逃して」しまいました。
一体、どういう「裏」があったのやら。
そして、ウクライナ侵攻絡みでロシアは「評判倒れ」だった事がバレてしまい、
ロシア軍、１日当たり１千人の死傷者 近いうちに戦争継続不可能に 米情報機関発表
このまま行けばプーチン体制が崩壊、すなわち「ロシアの崩壊」が目前に迫っているワケで、それこそソ連崩壊からようやく訪れた「大チャンス」となる可能性が高いのですけど、果たして岸田さんにその大役が務まるのか、そういう交渉が出来るのか、と。
なんでもすぐに「専門家の意見を聞いて総合的に判断する」「前向きに検討する」「緊張感を持って注視する」の人ですからねえ。
何と言うか、我が国って微妙に「ツイてない」よなあ・・・。
┐(￣ヘ￣）┌ ﾌｩｩ～
それでは、今回はこの辺にて。