まあ、なんと言うか、ボンボン育ちってのはホント逆境に弱いんだなあ、と言うのを改めて思い出させてもらいましたよ。
え?何の事かって?
自民党ですよ、自民党!
連中の“浮き足立ちっぷり”には目を覆いたくなりますな。
普段はやたら偉そうにしているくせに、ちょっと立場が不利になりと、なんとかして自分だけでも生き残ろうとして右往左往しまくるあの姿には、呆れるを通り越して、もはや“哀れさ”さえ感じてしまいます。
まあ昔っから「政治家と乞食は三日やったら辞められない」と言うので、今更普通の人には戻れないんでしょうけどねえ・・・ ┐(´ー`)┌
そんな浮き足立っている自民党内でも、特に“若手”がヒドイものです。
小泉チルドレンは論外としても、麻生さんでは戦えないと大騒ぎして総裁選前倒しを提案、署名を集めている山本拓、「大政奉還すべき」と言う愚かな発言をした古川禎久などなど、今の様な逆風が吹いている時こそ党内一致団結して向かっていかなければならない、って時なのに、敢えて「敵を有利にしたいのじゃないか?」と疑いたくなる位、わざわざ内部分裂を露見させ、敵を有利にしてしまう始末。
“組織の一員”としては完全に失格ですな!
しかも古川禎久の“大政奉還”って、どうやら「民主党に政権を渡せ」って意味らしいし。
お前、まさか民主党に“寝返る”気じゃないだろうな?
もしかして、郵政民営化に反対して公認得られなかった事をいまだに恨んでいるんじゃないだろうな?
大体、政治家が安易に「大政奉還」なんて言葉使っちゃだめだろう。
それとも、天皇陛下に主権をお返ししよう、と本気で思っている・・・わきゃねえか(^^;)
で、とにかく焦りまくっている自民党ですが、こんな人物にも打診をしていた様です。
自民党の古賀誠選対委員長は23日午後、宮崎県庁を訪れ、東国原英夫知事と会談する。無党派層に人気がある東国原氏に次期衆院選で支援を求める。
今後は橋下徹大阪府知事、森田健作千葉県知事にも協力要請する方針。古賀氏と東国原氏は宮崎県の道路整備でこれまでも数回面会している。
東国原氏をめぐっては昨秋、中山成彬前国土交通相(宮崎1区)が衆院選不出馬の表明直後、自民党が出馬を打診した経緯がある。
万が一の話ですけど、東国原知事が出馬する、と言うのならば古川禎久が焦るのも判らなくはありません。
例えば中山成彬氏は、以前は「今度の衆院選には出ない」と言っていましたが、地元では出馬要請の声が根強く、現在では曖昧な態度をとり続けています。
で、もし東国原知事が出馬するのならば、宮崎1区が有力ですが、もしかすると、中山成彬氏がそのまま1区から出馬する、と言うのならば、東国原知事は、地元の都城を含めた選挙区である宮崎3区から出馬する可能性もあります。
又、知事が宮崎1区から出馬するのならば、中山成彬氏が3区で出馬する可能性もあるわけです。
と言うか、元々中山氏は出身が宮崎3区内である小林市出身で、昔は3区から出馬してたんですよ。
そうなると、あまり実績の無い“若造”の古川禎久の方が不利になる可能性も十分あり、又、自民党も今度の選挙では負けられない事もあって、もしかすると上記の様な“ねじれ戦術”を使ってくるかもしれません。
・・・・・・まあ、多分、おそらく、ほとんどあり得ないでしょうけどね(^^;)。
さて、話を戻して。
「麻生では戦えない」と、ひたすら焦りまくっている自民党ですが、なぜか今度の静岡知事選と東京都議選を一区切りにして、「これに負けたら麻生を取り換えろ」と言う話になっていますが
たかが地方選の結果で、なぜそこまでの話になるのか、私には良く判りません。
前にも言いましたが地方選ってのは、色んな思惑が露骨に“表面化”するので、実際の所、国政選挙の時とは、投票する側の“意識”が全く、とまでは言いませんが、かなり違っています。
なにせ“その他大勢の国会議員”ではなく、自分達の長を選ばなきゃいけないわけですし、又、選んだ相手によって生活が大きく変わる可能性があるわけですから、なりふり構っちゃいられないワケです。
ところが、民主党やマスコミ、更には自民党内の反麻生派までが「この2つの選挙が天王山である」と言わんばかりに、この2つの選挙を“盾”に麻生さんを煽りまくり、追い詰め、結果、麻生さんも焦ってしまったのか、やたらと都議選の応援演説に出張っていく始末。
でも、麻生さんも、なぜここで「地方選と国政選挙は別物」とか言って“ドッシリ”と構えないんでしょうかねえ。
実際、別物なんだし。
こういった所で妙に浮き足立ってしまうのが、やはり「エエトコのボンボン」の限界なんでしょうかねえ。
私が以前いた会社でも、エエトコのボンボンってヤツは、仕事などでトラブルがあると、それはそれは見事な位狼狽して、更には思考停止してしまいましたっけ。
で、エエトコ出身じゃない私が、結局その“尻ぬぐい”をやらされ、なんとかかんとかトラブルを鎮静化させた途端、「お前のやり方はダメだ!」と言って、“責任”取らされて別部署に飛ばされちまったりしましたが!
あ、いかん。又グチっちまったぜ。
ちなみに、静岡知事選ですが、現在民主党は二つに割れていて、双方がそれぞれ候補者を出しているので、若干は自民党が有利・・・かと思ったら、どうもこの自民党推薦のオバハンが元々官僚だった事もあって、地元でも殆ど知られていない上、全く人気が無いらしいので、それこそ「蓋を開けてみないと判らない」状態なんだそうです。
どうせならいっその事「シュレディンガーの猫」宜しく、永遠に蓋を開けなきゃ明確な結果も出ないので、皆“幸せ”でいられるのにねえ。
・・・って、ギャグが「さよなら絶望先生」であったっけ(^^;)
更に、上記にも書きましたが、どこかの「胡散臭い年寄り」に踊らされた、と思われる馬鹿者・山本拓がしきりに「前倒し総裁選」を叫んでいますが・・・
イヤイヤイヤイヤ!
それはないだろう。
と言うか、安倍元総理も仰ってましたが、この時期に総裁選なんかしたらかえってイメージが悪くなるだけ!
国民はそれ程馬鹿じゃないって!
そう言えば弟ポッポも「実は郵政絡みで大騒ぎしたのは、この前倒し総裁選の為」と言われていますね。
ただ、コイツも黙って身を引いて、その後“余計な事”を言わなきゃいいのに、育ちの良さが災いしてか、思った事を口にしないと気が済まない性格らしく、郵政絡みの“裏話”をボロボロと喋りまくるものだから、かつて応援していた人達も、今やドン引き!
その他にも数人の名前が挙がっていますが、どの顔を見てもとても自民党の顔となれる様な人物はいませんね。
まあ、ちゃんとした後継者を育てる事を怠った、今の自民党の内情をモロに表している、とも言えますが。
大体、もう少ししたら民主党が色んな自爆をしてくれたでしょうから、自民党議員はそんなに焦る必要なんて無かったはずなのに、そうやって必要以上に騒ぎまくったせいで、民主党の前に自民党が自爆してしまったようなモンです!
アホや!アホの集団や!
と言うか、今回大騒ぎしている連中を見て思ったのですが、そういう輩ってのは自分の信念も自信もないんでしょうなあ。
自分に芯が通っていないから、その場の雰囲気に流され、それらに一喜一憂して、かえって己が愚かさを万人にさらけ出してしまった、と。
ま、苦労知らずのボンボンには良くあるパターンですけどね!(・∀・)ニヤニヤ
しかし、正直な所、このまま自民党が負けてしまうのもちょっと困りものなんですよねえ。
何せ、現在政権取る予定の相手が売国奴集団ですから。
まあ、郵便不正と西松絡みが今後どう展開するか、で又風が変わるかもしれませんし。
と言うか、早い所民主党が自爆してくれんかなあ・・・マスコミがひた隠しに隠すから難しいかもしれませんが。
(" ̄д ̄)けっ!