新・ボヤッキーでトンズラーな日記

そこいら辺にいる普通のオッサンです。日々気にくわない事や腹が立ったことをつぶやいています。

負けるな!中川昭一!!

2009-02-27 01:39:13 | 政治経済

まあ、相変わらず重箱の隅つつきがやまないみたいで、今度は飛行機のチャーター代金を問題視し始めたようです。

<中川前財務相>チャーター機4100万円 直後に民間便

 「もうろう会見」で引責辞任した中川昭一前財務・金融担当相が先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)出席のためローマに出張した際、民間のチャーター機を使用し、その料金が4100万円だったことが26日分かった。衆院予算委員会で川内博史氏(民主)の質問に財務省が明らかにした。

 

確かにチャーター機を使ったのは本当の事ですが、その原因となったのは小沢民主党のせいだ、ってのは書かないんですな。

中川氏はG7出席の為、国会を途中で切り上げて出発しようとしたら、小沢が「大臣が途中で退席するのならば、民主党は審議拒否する」とか何とか騒いだので、混乱を避ける為中川氏が最後まで国会に出てたせいで時間が逼迫してしまい、会議に間に合う為にはチャーター機使うしかなかった、って経緯を。

そして、そのG7で中川氏の“成果”もいまだにどこも報道していないどころか、「日本の金10兆円を国民にことわり無くIMFに貸し出した」とか、「IMFに貸しても金利が付くわけでもなく、もし踏み倒されたらどうするつもりだ」などと、私よりも頭の悪い記事を書いている輩もあるので、その辺りが解説してあるQ&Aを2ちゃんねるで拾ったので、以下コピペしておきます。


中川大臣のIMF融資を勘違いしている人が多いから一応貼っておく

Q IMFに融資した外貨準備金って何?
A 自国通貨の為替レートの急変動を防ぎ貿易等の国際取引を円滑にするためのお金です。
外貨準備は「国民経済の貯金」などとも呼ばれます。ドル建てのこのお金は主に円安の時に
介入するために使われます。
今は異常な円高なので当分使うことの無いお金です。

Q そんなお金あるなら外国より先に日本に回せばいいのでは?
A 日本に回すにはドル建てした外貨準備金を円に変えなければいけません。(政府が介入したことになる)
つまりドルを売り円を買うわけなので、当然ですが円高になります。
輸出産業はさらなる打撃を受けるでしょう。

Q IMFに貸してもそのお金は戻って来ないんじゃないの?
それより困っている国に直接融資した方が喜ばれるんじゃない?
A IMFは一度に貸すのではなく、借金の支払いのたびに、その分だけ渡す形で貸し出すので政府が無駄遣いをできません。
それに郵便や水道、電力など社会的インフラをIMFの管理下において(問題があれば、政府に法律ごと変えさせて)、郵便代や水道代、電気代などを引き上げて無理矢理借金を返済させます。
日本で問題になってるヤミ金より怖いですねw つまり100%返ってきます。(返さないと国が滅びますw)
 それに比べて2国間で直接融資した場合は借り逃げされてもどうしようもありません。軍事力がある国なんかはそれで脅して回収可能でしょうが、日本は無理ですね。現に以前融資したのにまだ返していない国がありますw

つまり今回の融資は塩漬けになっているタンス預金を世界で一番信頼の置ける銀行に預けただけ。
しかもそれだけなのに世界中から感謝されているってことです。


もう一つ


1 IMF関連について

Q.なぜ、麻生首相(中川・金融相)はIMF経由で破綻国家の緊急救済措置を提案を出したの?
A.国際経済を安定化させ、高騰した円高を元にもどすためです。貿易大国である日本にとってこれは最重要課題です。

Q.でも、外貨準備資金は日本の血税でしょ? 安易に外国に金をバラ撒いてしまって、返ってくる保障はあるの?
A.はい。お金は一時的にIMFに預けられますが、このお金はIMFが保証人となって責任を持って取り立てを行い、将来必ず戻ってきます。
 それに、外貨準備資金といっても、IMFに提供されるのは過去に日本が米国から買い取った使い道のないドルです。日本は痛くありません。

Q.IMF以外で、世界の危機を救済する方法はあるの?
A.ありません。すでにペナルティをひとつもらっている韓国は今回のIMF支援対象から除外されています。
 また、日本は韓国と「今後、IMF以外の方法で個別に救済措置を取らない」と二国間協定を結び、救済手段を強制的に断ち切りました


Q.じゃあ、今回の麻生首相の決断は日本の国益を害さない?
A.はい。それどころかリスクを背負わずに堅実な見返り(利息)を求め、ついでに 国際外交の場面でイニシアティブを発揮することになります。
 しかも、いまのところ期が熟すのを待って、かなり出し渋っているようです。


Q.でも、いくらなんでも日本だけでは、金銭上の負担が大きすぎるんじゃない?
A.麻生首相は、G7議長国として中国や中東諸国にもIMF共同出資を呼びかけていくつもりのようです。

Q.でも、アメリカの尻拭いまで日本が果たすのは筋違いでしょ?
A.中川財務・金融相は、記者からの質問に対してこう答えました。

 「米国だから、自分の国のことは自分の国で処理できると期待している」

Q.じゃあ、スレでアホみたいに麻生政権を叩いている奴らはいったい何者?
A.おそらく、政権転覆を狙う民主党支持者らによる工作活動か、ただのアホでしょう。民主党は韓国の経済発展を誰よりも心待ちにしている日本の政党だからです


ハイ、これでIMFについて良く判りましたね(^_^)。

こんな状況で10兆円も出資してくれたからこそ、IMF議長が感激して大絶賛したワケですが、その事も日本では全く報道されません。

しかも上記にもありますが、民主党議員、例えば野田よしひこ議員などは自身のブログで

国際機関への資金拠出よりも、本当に困っている個別国を直接支援するほうが日本の存在感を高めることになり、生きたお金の使い方になるのではないでしょうか。

などと言ってますが、「本当に困っている個別国」って一体どこの国の事を言っているんでしょうねえ~。

まさか「アジアのジンバブエ」と呼ばれている某国じゃないでしょうねえ~( ̄ー ̄)ニヤリッ

それに、これ又上記に書かれている通り、二国間で貸した場合は踏み倒される可能性大であり、実際韓国はアジア通貨危機の時日本が貸した金の大半をいまだに返していません

あ、国名言っちゃった(^^;)

そういえば韓国はウォン安が止まりませんな。

ちなみにネットでは、皮肉を込めて“ウォニャス\(^O^)/”と言われてますが。

この表見てもらうと判りますが、先週辺りからものすごい乱高下しまくっていて、とてもまともな国家の貨幣とは思えません(^^;)

実を言うと昨年末もこの傾向があったのですが乱高下を嫌った韓国は何と!サーバーの電源を切ってしまう事で一時的ながら乱高下を回避させた、との話も。

もし本当だとしたら、信用出来ない処の話ではありませんな。

そんな国に万が一直に金を貸したとしても・・・・・・100%返さないでしょうなあ。

だからこそIMF経由にして、キッチリと返してもらう様にしたわけです。

そこいら辺が政治家ですら判っていないヤツが多いのには正直ビックリしますが!

不勉強と言えば、「たかじんのそこまで言って委員会」で聞いたんだっけなあ?

国会議員の立ち話を聞いていたら、ソイツらが「オイ知ってるか?日本って昔米国と戦争した事があるんだってよ」って話題で盛り上がっていた、って話。

その会話を立ち聞きしてた人は、文字通り“目が点”になったそうです。

後、安倍さんも首相就任後、“村山談話”と“河野談話”を否定しようとしたけれど、自民党内で歴史に関する知識が乏しい連中があまりにも多くて、結局断念せざるを得なかった、って話もありましたっけ。

それだけ不勉強なヤツらが我々の代表たる“国会議員”をやってるんですから、そりゃあ国も傾くわなあ (--;)。

 

さて、最後にこの前紹介した青山繁晴氏による中川氏は嵌められた?って動画のフルバージョンを紹介しておきます。

ニコニコ動画なのでアカウント持ってないと見られませんし、28分程あるのですが、是非とも通して見てみて下さい。

【ニコニコ動画】中川昭一もうろう会見の真相を青山繁晴が解説

う~む。

改めてみると、つくづくヒドイ話だ・・・(つД`)