金曜日、少し早めに仕事を切り上げて箱根のとあるホテルに向かった。
今日は半年に一度、高校時代からの仲良し3人組の旅である。
部屋に入ると、いきなりベッドル-ムのなまめかしい光景が飛び込んできた。
いったい今夜、オレにナニをさせようと言うのか?
こんなの見せられたらナゼか心がときめいてしまうではないか。
ドリャア~!年甲斐もなく、助走をつけて大の字になってベッドに突っ伏してみた。
イッテェ~!顔面をしこたま打ち付けてしまった。鼻が一番イテェ~。
なんじゃこりゃあ。
ベッドが思いっきり固いぞ。ベッドっちゅうもんは、もちっと柔らかいんとちゃうんか?
トナカイのように赤くなったオイラの鼻を眺めながら、MちゃんとOちゃんが嬉しそうに傍らでほほえんでいた。
オイラも笑うしかなく、ベッドを蹴飛ばしながら『ビ-ルにすっかあ』と街の中へと消えていくのであった、、、、。
明るいうちからやっている居酒屋を探して暖簾をくぐった。
箱根の山に置いておくにはもったいないような娘が迎えてくれた。
むひひ、これは熱い夜になりそうだ、と期待だけがふくらんで、、、、。
『お客さん、どうしたんですか、その鼻、赤いですよ?』
余計なお世話じゃい。せっかく脳裏に浮かんだアノなまめかしい光景も、瞬く間に消え去るのであった。
久しぶりに友と交わすグラスは格別なものがありますな。
積もる話はアッチに置いといて、いつものように下世話な話に興じながら
テ-ブルの上には空になった酒肴の皿とビ-ル瓶だけが増えていくのでありました。
夜の箱根をそぞろ歩き、最後の坂道で一気に酔いがまわり、倒れ込むように温泉になだれ込んだのでありました。
『アッチィ~。この温泉ちょっと熱くない?』
そうか、これが箱根の熱い夜っちゅうことかいなと、妙に納得してしまった訳で、、、、。
あの可愛い娘は、箱根の山に放し飼いにしておくことにして、、、、。
我らは我らで熱い夜を楽しもうではないか?
あんなことやこんなことやそんなことなんかして、むっひっひ、、、、。
いやいやこんなことしてる場合ではないのだ。
明日のために、もう一度呑みなおそうではないかと浴衣のままでバ-へ、、、。
あとはとんと記憶にござんせん。
一夜明けて。
聖人君子に戻った我らは、まだ酔いが覚めやらぬままMちゃんは仙石原のゴルフ場へ、
Oちゃんは鮎を追って狩野川へ、そして私はヤマメの里道志村へと散ってゆくのでありました。
乙女峠越えのドライブを楽しみながら、いざ道志へ。
9時半到着は完全に出遅れでしたね。川はどこもかしこも人ひとヒト、、、、。
いくら名川とはいえ、これじゃ魚はつれませんはなあ。
私は釣り人を避けて遙か上流の長又地区を狙って、、、、。
いやはやここにも車がいっぱいで、、、、、、まいりました。
しかしまあ絵に描きたくなるような素晴らしい溪相ではないですか?
第一投目でこのチビヤマメが。
でも後がつづきません。これだけ人が入ってるとね。
いやあ素晴らしい!
ため息が出てしまうほど見事な溪ですが、魚は一向に出る気配がないのです。
もちろん、ここも。
2時間釣り上がって、もう諦めム-ドです。
が、これじゃ殆ど○ボですからね。これで終わる訳にはいきませんものね。
最後の手段、アレしかありませんな。ずっと封印していた禁じ手のニンフを使いましょ。
マ-カ-代わりにオレンジ色のどでかいカディスを使い、MSCスペシャルを沈めます。
さすがニンフ、来ましたよガッツ~ンと。
このヤマメ、走り回って瀬と落ち込みを2箇所下ってやっとランディングできました。
まるで潜水艦が浮上したような感じです。
体高のあるシャ-プな魚体が見事でした。
『ニンフなんか使いやがって、お前なんかフライマンの風上にも置けねえやい。
許してやるから一杯おごっておくんな。人間と一杯やるのも乙なもんじゃねえか』
仕方ない、一緒にひとっ風呂浴びて、馬刺しと蕎麦と生ビ-ルをご馳走してあげました。
ヤマメも大層喜んでいたのは言うまでもありませなんだ。
道志の上流部は、こんなに溪が狭まって、緑のトンネル。
素晴らしい美溪が続きます、これで釣り人がいなければねえ。
今年の道志、これが最初で最後です。
鮎がふっくらと成長した真夏、刺身とうるかと鮎飯が楽しみですね。
今日は半年に一度、高校時代からの仲良し3人組の旅である。
部屋に入ると、いきなりベッドル-ムのなまめかしい光景が飛び込んできた。
いったい今夜、オレにナニをさせようと言うのか?
こんなの見せられたらナゼか心がときめいてしまうではないか。
ドリャア~!年甲斐もなく、助走をつけて大の字になってベッドに突っ伏してみた。
イッテェ~!顔面をしこたま打ち付けてしまった。鼻が一番イテェ~。
なんじゃこりゃあ。
ベッドが思いっきり固いぞ。ベッドっちゅうもんは、もちっと柔らかいんとちゃうんか?
トナカイのように赤くなったオイラの鼻を眺めながら、MちゃんとOちゃんが嬉しそうに傍らでほほえんでいた。
オイラも笑うしかなく、ベッドを蹴飛ばしながら『ビ-ルにすっかあ』と街の中へと消えていくのであった、、、、。
明るいうちからやっている居酒屋を探して暖簾をくぐった。
箱根の山に置いておくにはもったいないような娘が迎えてくれた。
むひひ、これは熱い夜になりそうだ、と期待だけがふくらんで、、、、。
『お客さん、どうしたんですか、その鼻、赤いですよ?』
余計なお世話じゃい。せっかく脳裏に浮かんだアノなまめかしい光景も、瞬く間に消え去るのであった。
久しぶりに友と交わすグラスは格別なものがありますな。
積もる話はアッチに置いといて、いつものように下世話な話に興じながら
テ-ブルの上には空になった酒肴の皿とビ-ル瓶だけが増えていくのでありました。
夜の箱根をそぞろ歩き、最後の坂道で一気に酔いがまわり、倒れ込むように温泉になだれ込んだのでありました。
『アッチィ~。この温泉ちょっと熱くない?』
そうか、これが箱根の熱い夜っちゅうことかいなと、妙に納得してしまった訳で、、、、。
あの可愛い娘は、箱根の山に放し飼いにしておくことにして、、、、。
我らは我らで熱い夜を楽しもうではないか?
あんなことやこんなことやそんなことなんかして、むっひっひ、、、、。
いやいやこんなことしてる場合ではないのだ。
明日のために、もう一度呑みなおそうではないかと浴衣のままでバ-へ、、、。
あとはとんと記憶にござんせん。
一夜明けて。
聖人君子に戻った我らは、まだ酔いが覚めやらぬままMちゃんは仙石原のゴルフ場へ、
Oちゃんは鮎を追って狩野川へ、そして私はヤマメの里道志村へと散ってゆくのでありました。
乙女峠越えのドライブを楽しみながら、いざ道志へ。
9時半到着は完全に出遅れでしたね。川はどこもかしこも人ひとヒト、、、、。
いくら名川とはいえ、これじゃ魚はつれませんはなあ。
私は釣り人を避けて遙か上流の長又地区を狙って、、、、。
いやはやここにも車がいっぱいで、、、、、、まいりました。
しかしまあ絵に描きたくなるような素晴らしい溪相ではないですか?
第一投目でこのチビヤマメが。
でも後がつづきません。これだけ人が入ってるとね。
いやあ素晴らしい!
ため息が出てしまうほど見事な溪ですが、魚は一向に出る気配がないのです。
もちろん、ここも。
2時間釣り上がって、もう諦めム-ドです。
が、これじゃ殆ど○ボですからね。これで終わる訳にはいきませんものね。
最後の手段、アレしかありませんな。ずっと封印していた禁じ手のニンフを使いましょ。
マ-カ-代わりにオレンジ色のどでかいカディスを使い、MSCスペシャルを沈めます。
さすがニンフ、来ましたよガッツ~ンと。
このヤマメ、走り回って瀬と落ち込みを2箇所下ってやっとランディングできました。
まるで潜水艦が浮上したような感じです。
体高のあるシャ-プな魚体が見事でした。
『ニンフなんか使いやがって、お前なんかフライマンの風上にも置けねえやい。
許してやるから一杯おごっておくんな。人間と一杯やるのも乙なもんじゃねえか』
仕方ない、一緒にひとっ風呂浴びて、馬刺しと蕎麦と生ビ-ルをご馳走してあげました。
ヤマメも大層喜んでいたのは言うまでもありませなんだ。
道志の上流部は、こんなに溪が狭まって、緑のトンネル。
素晴らしい美溪が続きます、これで釣り人がいなければねえ。
今年の道志、これが最初で最後です。
鮎がふっくらと成長した真夏、刺身とうるかと鮎飯が楽しみですね。
石のこけのはげ具合が人の多さを物語っているような。
セイタカさんは2時間でどれ位の距離を釣りあがるのですか。私はルアーだと600m~1km位あがるのですぐに先行者に追いついてしまいます。
最後にはちゃんと結果を出すのは、さすがぁ、です。
いつも楽しいレポを、ありがとうございます!
最後に引っ張り出したヤマメ、素晴らしいです。
ビールと酒に旨い肴それに温泉、その上気の合った仲間と自然の中で共通の趣味と同じ程度の価値感があれば何も言う事なし人生楽しからずや、何だか長生きしそうな感じがする。
今度、渓流OFF会やりましょう、マイミクの、のの姫さんが「同行したい!」との申し入れがありました、hanも誘って行きましょう!(のの姫さん、可愛いので、爺様達には目の保養になるかも)
川飯に随分心引かれる物があるようです、それと、得意の手料理とワインを持参するとのことです!
”赤鼻さんと山女魚・・・・・・”
本当にいい渓相ですね、夏の暑い日に涼んでの読書や昼寝に最高!
ビールを飲みながら、ついでに釣りでも。
さすがですなあ。
苔のはげ具合で人の多さを見抜いてしまうとは。
そうなんです、この道志川はめっちゃ釣り人が多いのです。この最上流近くまで遡行すると結構連れたのですが最近はさっぱりです。
ドライ1本でせめたかったのですが、ヤマメの顔を見たくて何年振りかでニンフを使ってしまいました。
いいヤマメでしょ。
9寸くらいだと思います。
これから餌釣りには厳しい季節ですね。
子どもの頃、父から教わった釣法ですが
おもりを付けずに餌を水面に浮かべると
これが結構いけるのです。
魚が水面を見ているからでしょうね。
一度ためして見てくださいな。
ご無沙汰っす。
恥ずかしながら、ニンフを使ってしまいました。
まだ野に山に溪に出られていないようですね。
山ビルも出没しますが良い季節ですよ。
私はボブさん愛飲の桜島を携えて川飯をやろうと考えてます。