我が家のお盆は、ちょっとだけ田舎の風習に従ってやっています。
私も妻のふる里も、8月13日には迎え火を焚きながら、お墓にご先祖様を迎えに行って家に連れて帰ります。そして8月15日には送り火を焚きながら、ご先祖様をお墓まで送って行くのです。
ご先祖様が家に居る3日間は私たちと一緒に過ごす訳ですから、仏壇にも同じ食事を供えて振る舞う訳ですね。
今年も息子と一緒に玄関で迎え火を焚きました。父と母の想い出を話しながら迎えました。田舎では松の根を迎え火に使います。ヤニをたくさん含んでいるので少量でも長い時間燃え続けるのですが、ス-パ-で手に入るものはアッと言う間に燃えちゃって風情も何もありません。
私は毎月、仕事がてら田舎に帰りお墓参りをしています。
墓石には父と母への感謝を込めて『落葉帰根』の文字を刻んでいます。大きく繁った葉も、秋になれば地に落ちて根に帰り、次の世代を育む糧になる。人間も同じなんだと思います。
私たちは今、この世に生を受けて生きています。でも、いま私たちが生きていることそのものが奇跡なのだと思っています。私たちの先祖の誰か一人でも、次の世代を作る前に死んでいたら?そう、私たちはこの世に生を受けることはありませんでした。ずっとずっと繋がってきたということ、これこそ奇跡なのだと思います。
血の繋がりという奇跡。親と子と言う、世界で一番シンプルで、世界で一番強い繋がり。お墓参りの度に、こんなことに想いを馳せながら父と母に感謝して掌を合わせています。お父さん、お母さん、私はこれからも家族を大切にしていきますからね。
私も妻のふる里も、8月13日には迎え火を焚きながら、お墓にご先祖様を迎えに行って家に連れて帰ります。そして8月15日には送り火を焚きながら、ご先祖様をお墓まで送って行くのです。
ご先祖様が家に居る3日間は私たちと一緒に過ごす訳ですから、仏壇にも同じ食事を供えて振る舞う訳ですね。
今年も息子と一緒に玄関で迎え火を焚きました。父と母の想い出を話しながら迎えました。田舎では松の根を迎え火に使います。ヤニをたくさん含んでいるので少量でも長い時間燃え続けるのですが、ス-パ-で手に入るものはアッと言う間に燃えちゃって風情も何もありません。
私は毎月、仕事がてら田舎に帰りお墓参りをしています。
墓石には父と母への感謝を込めて『落葉帰根』の文字を刻んでいます。大きく繁った葉も、秋になれば地に落ちて根に帰り、次の世代を育む糧になる。人間も同じなんだと思います。
私たちは今、この世に生を受けて生きています。でも、いま私たちが生きていることそのものが奇跡なのだと思っています。私たちの先祖の誰か一人でも、次の世代を作る前に死んでいたら?そう、私たちはこの世に生を受けることはありませんでした。ずっとずっと繋がってきたということ、これこそ奇跡なのだと思います。
血の繋がりという奇跡。親と子と言う、世界で一番シンプルで、世界で一番強い繋がり。お墓参りの度に、こんなことに想いを馳せながら父と母に感謝して掌を合わせています。お父さん、お母さん、私はこれからも家族を大切にしていきますからね。
↑そういうことには、意味があるんだと思います。
心の問題が、どんな宗教でも先祖は大切にしますね。
>『落葉帰根』の文字を刻んでいます
↑深くて重たい言葉だと思いました。
輪廻転生。年齢を重ねて、「受け継ぐ喜び」みたいなものを感じられるのは、とても幸せなことなのでしょうね。
先祖の供養は、自己満足だけなのかもしれないね。
でも感謝の気持ちがあるから、素直な気持ちで掌を合わせたいですね。
でもセイタカさんの周りでも世代の交代と共に少なくなったんじゃないですか?
私の田舎でもそういう傾向があります。
昔は私もいろいろと手伝わされたものです。
野菜の馬とか煮物を蓮の葉の上に並べて仏前に供えたり、飾りつけをしたり、盆提灯にあかりを灯したりいろいろ有りました。
私の田舎の迎え火は、細木を地べたに直接井桁に組み上げて結構大胆に燃やします。
子供の頃火を燃やしすぎて怒られたり、こっそりさつま芋を焼いてまた怒られたりでした。(笑)
それにしても、ご先祖を供養し一体感を抱ける良い風習だと思います。
残し続けたいですね。
ついでと言いながらも毎月墓参りをするなんて立派なことです。
私は近くても中々いきませんが。
hanさんのコメントで「残し続けたいですね」というのを見て、人生半ばをすぎるとそういう考えになるのかなと、しみじみ思うのです。
ナスとキュウリの馬、ホオズキの飾り付け、田舎から離れた今でもうちではやっています。
やらないとお盆では無いみたいで。
子供の世代には残らないかも知れないですね。
お墓参りの習慣がついてしまうと、お線香を上げにいかないとナンカ区切りがつかなくて。
年を重ねて人生の半ばを過ぎると、また田舎が恋しくて、田舎で生き直したいという気持ちになるものなんですよ。