山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

塩くらべ

2021-05-12 23:56:19 | 蕎麦、うどん、ラーメン
5月2日~3日の2日間、山奥にプチ遠征してからあっという間に10日が過ぎてゆきました
この10日間はひたすら事務所に缶詰になって仕事に明け暮れて、この生活が更に5月いっぱいは続きます
そして本日、所用で武蔵野税務署に出向くことになり10日ぶりに道路を歩き電車に乗り外の空気を吸うことができました

せっかく中央線に出たなら久しぶりにラーメンを頂こうと開店に合わせて国分寺のムタヒロ2号店に向かいます
今日は珍しく先客が少なくて2人だけ、すんなり店内に案内されて東京ラーメン百名店の『特製鶏塩そば1000円』の食券をば、、、、



ほどなくして着丼、具はミツバ、鶏むね肉2枚、豚肩ロ-ス2枚、海苔2枚、煮玉子、25センチほどの穂先メンマが2本
この豚肩ロ-スがしっとりと美味しく、煮玉子のとろみ加減もよく、長い穂先メンマの食感がまたいいのです



先ずはスープを一口、黄金色のスープは鶏の旨味と甘味に満たされてコクのある塩味が実に旨い!



平打ちのペロペロ系の麺は僕好みで、いつもながら美味しく頂きました






さて税務署の用事も終わって三鷹駅に向かって歩いているとイヤでも『健やか』さんの看板が目に飛び込んでくるのです
相変わらずの人気店で午後2時だというのに先客9人、先ずは『特製塩と貝のラーメン1030円』の食券を買って列に並びます
このお店も東京ラーメン百名店に選ばれていて三鷹では僕の大好きな『さくら井』さんとラーメンの双璧を競っています



本を読みつつ待つこと15分、店内のカウンタ-に案内されておよそ2分ほどでラーメンが供されます
多分、初めてこのお店を訪ねた方は、この供される速さと膳の律義さに驚かれるのではないでしょうか?



具は鶏むね肉2枚、低温調理された豚肩ロ-ス2枚、30センチはある穂先メンマ2本、煮玉子、
白髪ねぎとカイワレ、特にしっとりとした食感の肩ロ-スは実に上質で職人の矜持を感じる逸品に仕上がっています



先ずはスープを一口、福よかな貝の出汁が口中に広がり、貝の香りが鼻腔を満たしつつ脳天へと通り抜けてゆきます



全粒粉パッツンポキポキ系の麺は一口目こそポキポキ感満載なのですが
職人技のしっとりとした豚肩ロ-スを味わい、スープと共にとろとろの煮玉子や穂先の1本メンマを楽しんでいるうちに
ちょうどいい加減の柔らかさになって違和感なく美味しく頂けるようになるのも食べる側の技と言えるのかもしれませんね~!



ムタヒロさんの鶏塩そばと健やかさんの塩と貝のラーメンの味比べ、如何でありましたでしょうか?
どちらのお店も大ファンである僕としては優劣をつけることなく末永く愛していきたいと思う次第でございます。
コメント (24)
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