山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

緑陰の溪

2008-09-07 22:54:19 | フライフィッシング
木曜日、午後の時間がポッカリと空いた。
週末は仕事が入っている、3週間ぶりに溪に出てみようか。

中央高速を西に向かい須玉ICで降りた。
良く訪れる溪なのに今年はまだ初めてである。

釣り券を買いにいつもの民宿に立ち寄ると釣りから帰ったご主人が迎えてくれた。
本流は増水だから支流の枝沢が良いと教えてくれた。
朝からアマゴと岩魚を40尾ほど上げていた。

午後2時、木々や草花が小雨に濡れている。



支流の出会いを覗いた。
かなりの増水で肉離れの足では遡行できそうもない。



入ってみたものの、ここを遡行するのもまだ辛かった。



良いポイントが沢山あるのにここもまだ無理だ。



結局、小さな枝沢におちついた。
チビイワナしか居ないが緑陰のこんな溪も大好きである。



こんなポイントはボウ&アロ-で狙う。
ボウキャストにはスロ-アクションのグラスロッドがちょうど良い。



あの落ち込みの左の岩陰から緑陰の住人が出迎えてくれた。



今日は君に会えただけでいいんだ。



足を引きずりながらも来て良かったよ、アリガトネ。



溪畔に腰をおろしコ-ヒ-を入れてタバコをくゆらす。
こんな穏やかな空気の中で一人のんびり暮らしてみるのも良いかな。
そんな風にいつも思わせてくれるのです。



山にはひたひたと秋の気配。
この山も艶やかな衣替えの季節を迎えます。



あとひと月、どんな出会いが待っているのだろうか?
コメント (12)
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