この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

予想よりもかなりハードだった『ハードコア』。

2017-04-10 21:50:31 | 新作映画
 イリヤ・ナイシュラー監督、『ハードコア』、4/7、Tジョイ久留米にて鑑賞。2017年12本目。


 金曜日は『夜は短し歩けよ乙女』に引き続いて『ハードコア』を観ました。時刻は23:50。普段だったら、さてそろそろ布団に入って夢の中で愛しのあの子と逢瀬でもするか!という時間なんですけど、疲れ切った体を鞭打って何とかもう一本観てきましたよ。

 『ハードコア』、想像していたよりもずっとゲーム的な映画でした。
 何がゲーム的か?
 まずすべての出来事を主人公ヘンリーの目を通して観客が同時に体験する、いわゆるFPS(一人称視点)であることでしょうね。
 ゲームではよく見る手法ですが、映画でここまでFPSを徹底した作品は過去になかったと思います。
 ただそれだけがゲーム的な要素ではないんですよ。
 登場人物の指示に従って次の目的地に向かうロールプレイングゲーム性、敵キャラクターを倒すことによって自身を強化するアクションゲーム性、さらにクライマックスで爆発する敵雑魚キャラを容赦なく徹底的に殲滅する残酷さは『グランド・オート・セフト』などといった暴力ゲームと通じるものがあるのではないでしょうか。

 確かに革新的な映画ではあると思うのですが、ただここまでゲームに近い映画だと、果たして映画である必要があるのか?という疑問は生じますね。
 本作は視点が主人公とシンクロしているので、どうしたってFPS酔いしてしまいます。
 これがゲームなら途中で休憩すれば済むことですが、映画だとエンディングまでノンストップです。決して観客に優しい映画だとは言えません。
 また本作は自分がこれまでにシネコンで観た映画の中で一、二を争うほど残酷な映画ではあるのですが、まだそれが物足りない、もっともっと暴力の世界に浸りたいという人もいるでしょう。
 ゲームであればそれが可能です。しかし映画だとその希望に応えることは出来ません。やはりエンディングまでノンストップです。

 そういうふうに考えると本作は映画としては革新的であるが、比べる対象がゲームだと非常に分が悪いと言えます。
 などとゲームに精通しているかのようにレビューしましたが、自分は最新ゲームにはまったくもって疎いので、普段からゲームに慣れ親しんでいるヘビーゲーマーが本作をどう観るか、興味があるところです。


 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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最高にオモチロかった!!『夜は短し歩けよ乙女』。

2017-04-09 22:03:40 | 新作映画
 森見登美彦原作、湯浅政明監督、『夜は短し歩けよ乙女』、Tジョイ久留米にて鑑賞。2017年11本目。


 今週末は金曜日の夜に『夜は短し歩けよ乙女』と『ハードコア』の映画のハシゴをし、日曜日に『レゴ(R)バットマン ザ・ムービー』を観ました。
 いやぁ、頑張りましたよ、きつかった!自分で自分を褒めてあげたいです。
 というほどのことはないですが、映画のハシゴをしたときは本当にきつかったです。死ぬのなら、映画を観て死ね!って感じでしたよ。うん、大袈裟。笑。

 安定した面白さ、いや、オモチロさでしたよ、『夜は短し歩けよ乙女』。DVDを買うぐらい好きなテレビアニメの『四畳半神話大系』と原作者と監督、脚本、さらにはキャラクター原案から主題歌を歌っているアーティストまでが同じで、何なら登場人物まで一部被っているのですから、面白くないわけがないとは思っていましたが、期待以上でした。満足満足♪

 原作はそれなりに長いのですが、いや、そんなに長くはないのですが、少なくとも二時間に収まる話ではない、それを上手くまとめていましたねぇ。なるほど、すべてのエピソードを一夜の出来事としてまとめるかと甚く感心しました。
 小説の(アニメ)映画化とはこうあるべし、というお手本みたいな出来栄えでしたよ。

 主役の「先輩」を演じた星野源も声優初挑戦とは思えぬ声の演技でしたよ。
 しかしその星野源を上回ってパンツ総番長を演じたロバート秋山がまた芸達者で、声優顔負けの演技をしていました。翌々日観た『レゴ(R)バットマン ザ・ムービー』のときも思いましたが、芸人さんって声の演技が上手い人が多いですねぇ。

 原作が好きな人、もしくはテレビアニメ『四畳半神話大系』が好きな人は必見だと思います。
 そうでないという方も、若干上映館が少ないのがネックですが、まず観て損はない映画だと思います。お薦めです。

 おっとあと一つだけ。
 本作は来場者特典がもらえるのですが、、、二冊もらえるのかな?自分は『夜は短し歩けよ乙女』銀幕編その1しかもらっていません。その2はいつからもらえるんだろう…。
 ご存知の方は教えてください!


 お気に入り度★★★★☆、お薦め度★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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こんなものを作ってみましたよ。

2017-04-08 22:21:17 | 折り紙・ペーパークラフト
 折紙の新作です。


   

   

 一見するとどこの家にでもある(?)多面体のようですが、この作品にはある秘密があります。
 その秘密はインスタグラムにて公開中です。
 【sepu1403】で検索して確かめてみてくださいね。
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理屈抜きで面白かった!『キングコング 髑髏島の巨神』。

2017-04-07 20:58:51 | 新作映画
 ジョーダン・ボート=ロバーツ監督、トム・ヒドルストン主演、『キングコング 髑髏島の巨神』、3/31、Tジョイ久留米にて鑑賞。2017年10本目。


 先週末は大分旅行だったのですが、大分に行く前にTジョイ久留米に寄って『キングコング 髑髏島の巨神』を観ました。大分方面に行く際は道沿いにTジョイ久留米があるので映画を一本観てから行くことが多いのです。

 いや~、それにしても面白かった!
 自分は普段脚本を重視することが多いですのですが、本作の面白さはそこにはなく、まるでガチンコのプロレスを見ているかのような、理屈抜きの面白さでした。
 逆に言えば本作に理屈を求めると、いろいろおかしなところが出てきて存分には楽しめないと思います。
 例えば、髑髏島の近くの海にやって来た主人公たちがヘリで島に向かうシーンで、輸送船の甲板にはどう見てもヘリは3、4機しか駐機するスペースがないのですが、ヘリが離艦したその瞬間、嵐の空にはなぜか12、3機のヘリが飛んでいるのです。
 えーっと、そのたくさんのヘリはどこから?と疑問に思わずにはいられないのですが、嵐の中、編隊を組んで勇壮に突進するヘリはカッコいいことこの上なく、ヘリはどこから来たのか、などという疑問は一瞬で吹き飛んでしまいます。
 まぁ細かいことはいいんじゃねぇの、カッコよければ!って感じですね。
 他にも髑髏島には原住民がいるのですが、コングさえも手こずる怪獣が跋扈するこの島でどうやってその原住民が生き延びてきたのか、まったく想像つきません。たぶん無理だと思います。

 しかし、すべては怪獣プロレスのためなんですよね。
 そしてその怪獣プロレスは悶絶するぐらいカッコよくて、手放しに褒めたくなるほどです。
 少しぐらいの矛盾点、疑問点はまったく気になりません。

 それにしても真に驚くべきことは本作を手掛けたジョーダン・ロバート=ボート監督がまだ長編映画二作目で若干32歳の若手だということです。
 時々ハリウッドでは、『アベンジャーズ』のジョス・ウェドンや『ジュラシック・ワールド』のコリン・トレボロウなど、ほとんどキャリアがない(と思える)映画監督が超大作映画を任され、見事その期待に応え、傑作を物にすることがあるのですが、それでもボート監督は抜きんでてますよね。アメリカってすごいな、って素直に思います。
 日本で100億円を超える制作費の超大作映画が、キャリアのない若手監督に任されることなんてないですからね。

 最後にあと一つだけ。
 本作はすこぶる面白かったですが、主人公の声を当てたGACKTとヒロインの声を当てた佐々木希はイマイチでした。
 これから先、本作を観に行こうと思っている人には、選べるのであれば字幕での鑑賞をお薦めします。


 お気に入り度★★★★☆、お薦め度★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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中国人の怪獣好きを再確認できた『グレートウォール』。

2017-04-06 21:39:44 | 新作映画
 チャン・イーモウ監督、マット・デイモン主演、『グレートウォール』、3/30、Tジョイ久留米での試写会にて鑑賞。2017年9本目。

 大分旅行に行く前日、試写会で『グレートウォール』を観ました。
 試写会って案外立ち位置が難しいですよね。
 絶対に観たくない映画であれば試写会でも観たくないし、逆に絶対に観ると決めている映画であればだいたい前売り券を買っているので試写会に行く必要はないですから。
 結局試写会が有り難いのは、観るかどうか決めかねている映画を観る機会を与えてくれるってことでしょうか。
 『グレートウォール』、試写会で当たらなければ絶対劇場で観ることがない映画だったと思うので、試写会を行ったスポンサーには感謝したいですね。

 さて、スポンサーには感謝したいですが、作品の評価となると話は別で、『グレートウォール』、かなりデタラメな映画でした。
 何がデタラメかといって、万里の長城が作られたのは、六十年に一度来襲するモンスターを撃退するため、っていうんですからね。そのデタラメさはあっぱれと言ってよいです。

 結局この『グレートウォール』って、中国人が、「中国を舞台にした怪獣映画が観たい!」という要望の元に作られたとしか思えない中国バンザイ映画です。
 もちろん主役はマット・デイモン扮する西洋人のウイリアムなのですが、それすらも本当はオール中国人キャストで行きたいところだけれど、それだと世界配給が難しくなるから、一部西洋人も出しておくか、みたいな妥協が見え隠れするというか、、、考えすぎですかね?笑。

 そういえば『パシフィック・リム』のパート2が製作されることが決まったのも中国での興行収入が良かったからですよね、確か。
 どんだけ中国人って怪獣好きなんでしょうか。

 デタラメな映画だとか、中国バンザイ映画だとか言いましたが、別に悪口を言っているつもりはないのです。
 怪獣好きな国民が、自国を舞台にした怪獣映画を観たい、と思うのは当然の欲求ですからね。
 むしろ、こんなに中国人は怪獣が好きだったのか!という嬉しい驚きすら覚えます。
 ただ、翌日観た『キングコング 髑髏島の巨神』の方が娯楽作として遥かによく出来ていたので、どうしても辛口の評価にはなってしまいますが…。
 中国人にはこれからも面白い怪獣映画をバンバン作って欲しいものです。


 
 お気に入り度★★☆、お薦め度★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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大分に行ってきました。その4。

2017-04-05 20:55:17 | 旅行
 大分旅行記最終回です。

 今回大分に行くことにしたのは、別段古羅漢でスリルを味わいたかったわけでもなければ、別府で温泉に入りたかったわけでもありません。
 4月の第一日曜日にどうしても豊後高田に行かなければならなかったため、それならいっそ大分を満喫するかと考え、古羅漢に登ったり、別府で温泉に入ったりしたのです。
 
 別府から豊後高田まではカーナビの指示に従って国道をひた走ったのですが、結構な距離がありました。自衛隊の演習地沿いの道は単調で変化に乏しく、対向車も追走車もなかったので、眠気に襲われて仕方なかったです。
 計算外だったのは道中一軒もコンビニがなかったこと!いろいろな意味でやられました。
 10時前にはイベントが行われる無事に角牟礼山に到着しました。

 さてそろそろネタばらしをしましょうかね。
 自分が参加したかったイベントとはあの角牟礼不動尊祭です!
 と言ってもたぶん誰も知らないとは思います。大分の人でも知ってる人はごく少ないんじゃないかなぁ。天神で行われていた大分うまかもん市みたいなイベントで、たまたま豊後高田の人がいたので、祭りのことを教えてくださいって聞いたのですが、やっぱり知らなかったですからね。笑。
 そんなドマイナーなイベントのことをどうやって知ったかというと、工作系のライターでべつやくれいさんが書いた記事からでした(こちら
 この記事で紹介されている木うそがどうしても欲しくなったんですよね。

 山腹にある駐車場から不動尊祭のある角牟礼神社まで徒歩だったのですが、結構な距離を歩きました。2日続けてのプチ登山です。
 10時ちょっと過ぎには神社に着いたかな、神事が行われるのが11時からだったので、1時間近く待ったのですが、その間、尿意を堪えるのに必死でした。そう、神社には便所がなかったのです!!
 未だに本当に不思議でなりません。
 あの日、神社には50人近くの人がいたと思うのですが、冷たい雨がそぼろ降る生憎の雨の中、誰も尿意を催さなかったのか…。
 ただ自分も奇跡的に祭りが終わるまで堪えることが出来ましたよ…。

 11時過ぎ、神官の方がいらして祝詞を上げられました。


   

 写真で見てもらってわかるかどうか、厳かな雰囲気でしたよ。
 拝礼が済んで、いよいよ木うその授与が始まりました。
 特に決まりはなく、早い者順でした。自分は5体授与してもらいました。
 写真はのちほど。

 木うその授与が終わると、参列者にお酒やおにぎりが振る舞われました。
 もちろん完全な部外者である自分にも。
 贅を尽くした山海の珍味というわけではないのですが、この山の上までよくこれだけたくさんの食べ物を持ってきたな!と感心し、ありがたく頂きました。
 どこから来たね?と年配の女性から聞かれ、佐賀から来ましたと答えると、遠いところから来たねぇ!と驚かれたのですが、佐賀は大分の隣県だからそんなに遠くないですよと思いつつも、ええ、まぁと相槌を打ちました。
 祭りは程なく終了。
 駐車場まで下りると後は元来た道を車で戻りました。
 まだ昼過ぎで時間はあったのですが、体力的にきつかったので、観光をすることなく大人しく帰路に着きました。

 では、木うそのお披露目です。


   

   

 素朴でなかなか可愛いでしょう?
 自分はこれをもらうために大分に行った甲斐はあったと思っています。
 ただ、一つだけ苦言を呈すると、廃材を使っているのか、所々釘がわずかに飛び出てるんですよね。
 子どもが口に咥えたりすることもあるだろうし、これは危ないと思いました。

 さて、これにて大分旅行記は終了です。
 これからは23日の折紙探偵団の講習会に備えて準備をしなくっちゃ。。。
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大分に行ってきました。その3。

2017-04-04 21:18:27 | 旅行
 結局別府の夜をどう過ごしたかというと、希望のヒットパレードは叶えられなかったので、第二案のメイドカフェに行こうと思いました。
 噂なので確かめてはいないのですが、別府のメイドカフェ、メイドさんがビンタをしてくれるらしいのです。
 男と生まれたからには一度ぐらい女性から、「あんたってホント最低!」と言われながらビンタをされてみたいものではないですか。
 って誰からも同意も共感もされないことを言っちゃったりして、それは冗談なのですが、自分はこれまでビンタであれ何であれ、メイドカフェにおいてメイドと客が接触することはNGだと思っていたので、そこのところを確かめてみたかったのです。
 しかし店の前まで行くと、「本日メイドはいません。執事のみです。」という無情な告知の貼り紙が…。
 執事カフェに用事はねぇ!!
 後から聞いた話によると、その別府のメイドカフェのメイドは、APU(立命館アジア太平洋大学)の学生さんが多く、春休みのこの時期は卒業&帰省シーズンでしばしばメイドさんが足りなくなるそうです。
 なのでビンタはお預けと相成りました。
 ということで第三案の夕方アーケード街をうろついていて見つけたガンダムバー【Bar MS-Factory 】に行くことにしました。
 ガンダムは知らぬ間にサイド7でもお台場でもなく別府に立っていたのですね。笑。
 お店ではこういうお遊びをしましたよ。


   

 ア・バオア・クーでのギレンの演説を噛まずに読めるかというチャレンジです。
 この演説文は結構楽勝で読み切ることが出来ました。
 しかし、この演説文の三倍の長さがあるガルマの国葬時の演説チャレンジはあっさり玉砕しちゃいました。「30分の1」のところで噛んじゃいましたよ。自信があったんだけどな。
 10時過ぎ、翌日が早いのでお店をお暇することにしました。
 また別府に行くことがあればお邪魔させてもらいます。

 10時半過ぎ、別府での宿泊先であるホテル・サンバリーに到着しました。
 別府は観光地ながら素泊まりで3000円以下の宿がフツーにあるのですが、この日は別府八湯祭りってことでなかなか宿が見つからなかったんですよね。
 なので別府駅から少し離れたホテル・サンバリーしか空いていなかったのですが、朝食がついて宿泊料金が5000円ならまぁまぁシャア・アズナブル、じゃなかった、リーズナブルだと思いましたよ。



   

 これがその朝食。おかずが2品だけでしたけど、充分美味しかったです。
 8時過ぎ、この大分旅行のメインイベントがある豊後高田へと向かって車を走らせました。

 
                                      続く。
コメント (2)
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大分に行ってきました。その2。

2017-04-03 21:38:38 | 旅行
 お昼は中津にある【和風味処 鬼太郎】で頂きました。
 しばらく前に『鶴瓶の家族に乾杯』という番組で紹介されて、美味しそうだなって思ったんですよね。
 食べたのはこれ。


   

 ただのカツ丼でしょ?と思った方、ハズレ。パリ挑戦権獲得ならず♪
 答えはハモカツ丼です(ハムカツ丼じゃないよ)。
 美味しいことは美味しかったんですけど、カツ丼のカツはブタじゃなくてもいいんだ、ということが人類にとっての新たな発見でした(←大袈裟)。

 昼食後、中津から別府へ移動。これが思っていたよりも結構時間が掛かりましたね。
 おかげで予定をいくつか飛ばす羽目になりました。
 別府に着いて最初に行ったのがこちら。


   

 ビーコンプラザ(市民会館のようなもの)にあるグローバルタワーです。この手の展望タワーとしては突き抜けて高いというわけではありませんが、特筆すべきはその外観。まるきり水泳の飛込み競技の飛込み台みたいですよね。もちろん飛び込めはしないですが。笑。


   

 最上階の展望デッキです。
 通常展望デッキって密閉された空間じゃないですか。ある意味、現実から切り離された感があって、地上を眺めてもミニチュアを見ている気になるときもあります。
 しかしグローバルタワーの展望デッキは滅茶苦茶自分が現在高いところにいる!という感じがするのです。なぜかというと“屋根がない”から。


   

 デッキから天井部を見上げたところ。屋根がないから、ビュウビュウ地上100メートルの風が吹き込んでくるんですよね。いや~、心底震えました。

 グローバルタワーを降りてから、次に別府駅前のアーケード街を散策しました。
 旅行先で自分はアーケード街をぶらつくことが好きなのですが、ここのアーケード街はは相当長かったですね。ただご多分に漏れずシャッターを下ろしている店が多かったですが…。

 別府で一番有名な温泉である竹瓦温泉に入りましたよ。


   

 この日は別府八湯祭りとやらで市内のあちこちの温泉の入浴料が無料でした。しかしもともと入浴料が100円(!)の竹瓦温泉が無料であっても特別ありがたいということはなく、むしろそのせいで入浴客が多かったら嫌だな~とすら思っていたのですが、そこまでは混んではいなかったので、ゆっくりお湯に浸かれました。

 この大分旅行、概ね満足出来るものだったのですが、一つだけ心残りがあって、それは何かというと【ヒットパレードクラブ】に行けなかったことですね。


   

 ここは懐かしのオールディーズが生演奏で聴けるお店なのです。
 お店のことを知ったのが旅行に行く二週間前のことだったので、予約が取れませんでした。
 このお店に行くためだけにいつかまた別府に行ってみてもいいなと思っています。


                                    続く。

 
 

   
 
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大分に行ってきました。その1。

2017-04-02 20:53:36 | 読書
 今週末は大分に行ってきました。
 二週間前に京都に行ってきたばかりなのに、もう別のところに行くの?この人、旅行好きね~、などと思う人がいるかもしれませんが(いないと思いますが)、一応説明しておくと、4月の第一日曜日に大分の豊後高田というところに行かなければいけない理由があったのです。
 その理由についてはまた後ほど。

 仕事から帰って急いで入浴、慌てて食事、バタバタと準備して8時過ぎには家を出ました。
 どうしてそんなに急いでいたかというと1秒でも早く大分に着きたかったから、、、ではなく、大分に行く前にレイトショーで映画を観るためでした。『キングコング 髑髏島の巨神』、べらぼーに面白かったです。レビューは後日。

 鑑賞後、今度こそ大分に向かいました。深夜1時過ぎだったかな、この日一夜を過ごす道の駅耶馬とぴあに到着。
 快適な車中泊の仕方は自分にとっての長い間解けない命題のようなものなのですが、未だに解けず。毎回毎回少しずつ工夫してるんだけどなぁ。

 朝6時目が覚め、朝食を摂りました。車中泊の時の朝食のメニューは(ほぼ)決まっています。カップラーメンとおにぎりです。
 なぜカップラーメンに決まっているかというと、車中泊の時ぐらいしか車載用の湯沸かし器を使う機会がないからという理由になっているのかないのかよくわからない理由からなのですが、今回はその湯沸かし器の力が大部弱まっていて、なかなかお湯が沸かなかったです。
 もう5、6年は使っているから買い替え時なのかなぁ。来年車を買い買う時一緒に新しい奴を買おうっと。

 7時半過ぎ、今回の旅行での最初のミッションである古羅漢へのアタックを開始しました。


   

 古羅漢探勝道入口、ここが地獄の1丁目♪
 

   

 足場が不安定なところには手すり代わりの鎖が張られているのですが、その鎖を留めている杭が抜けかけている(ように見える)ところがあって、ひょえ~と思いましたよ。
 アップダウンの激しい難路に悪戦苦闘しながらもしばらくすると見晴らしの良い開けた場所にたどり着きました。
   

   

 左手にはいつ建てられたとも知れない櫓があって、


   

 右手にはさらなる探勝道へと続く丸太で組んだ梯子がありました。
 梯子を上った先がどうなっているか、想像つきますかね?ここが第1の落ちたら死ぬポイントですね。
 この時点でもう何度も帰ろうかと思いましたよ。


   

 第2の落ちたら死ぬポイントです。写真を撮るのも命懸け。


   

 こんな岩場のゴツゴツしたところをどうにか這い上り、


   

 国東塔と呼ばれる石塔がある頂上にたどり着きました。しばらく立ち上がれませんでした。
 国東塔、何でも室町時代に作られたものらしいのですが、こんなに重いものをどうやって当時山頂まで運んだんでしょうね?ヘリコプターかな?笑。

 少しの間休んでから、さて帰ろうかと思ったのですが、今度は降り方がわかりませんでした。這い上がって登ったところからの降り方なんて学校で習ってないもの。
 まぁそれでも何とか降りましたけどね…。
 古羅漢下山後、今度は羅漢寺へ。
 リフトがあるから羅漢寺に行くのは超楽勝なのです。
 そう、羅漢寺は世にも珍しいリフトがあるお寺なのです(珍しいですよね?)。


   

 では続いて羅漢寺のレポートを、と言いたいところですが、それは省略。だって撮影禁止だったんだもーん。
 山門に、「文明の利器を使わずにナンタラカンタラ…」というような注意書きがあるのですが、じゃ、ここまで来るのに乗ってきたリフトは文明の利器と違うんかーい!と10人中7人ぐらいは思ったことでしょう。

 最後に下山してから撮った古羅漢の写真を1枚。


   

 わかりますかね、国東塔が写っているのが。
 
 古羅漢へのアタック、普段山登りなんてすることのない自分は想像以上にスリルが味わえました。
 それこそ去年チャレンジした五木村でのバンジージャンプぐらい?
 体力に自信がある方は是非チャレンジしてみてください。


                                大分旅行記はもう少し続きます。
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遠距離恋愛中です。

2017-04-01 06:28:13 | 戯言
 去年の記事の続きです。
 去年の記事のタイトルが「結婚します!」で、今年が「遠距離恋愛中です」だと、何だよ、後退しているじゃねぇか!と思われる方もいるかもしれませんが、決してそんなことはないのです。
 彼女との仲は順調ですよ。
 クリスマスや誕生日などのイベント時にはプレゼントを贈り合ってますしね。
 彼女はとても料理上手なので、自分は九州の食材を送ることが多いですね。これまで杷木の柿や種子島の安納芋などを送りました。
 彼女はというと、自分のことをインテリだと思っているのか、文房具の類いを送ってくれることが多いです。
 例えばブックカバーやブランド物のボールペンなどですね。
 彼女はセンスがいいので送られてくるものはいいのですが、難点なのは勿体なくてなかなか使えないってことです。ゴメンなさい。笑。

 一つだけ気がかりなことがあって、それは何かというと、彼女が4月から職場が異動になったんですよね。それ自体は社会人としてある程度仕方ないことだと思うのですが、問題は通勤時間なのです。
 これまで自宅から会社まで20分程度だったのが1時間半以上かかるようになるらしくて、これまでのようには頻繁に連絡が取れなくなる、、、のはいいとして、毎日通勤時間が3時間以上ってとても彼女の身体が持つとは思えない…。
 もちろん彼女も何の考えもなく会社の辞令を受けたのではないでしょう。彼女なりに考えた末の決断だったはずです。
 その決断を積極的に支持する気にはやはりなれませんが、それでも遠く離れた場所から出来る限りのサポートが出来たら、って今は思っています。
 
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