この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

さて、どの本を持って行くか、それが問題だ。

2017-08-04 21:14:03 | 読書
 相変わらずの四国旅行準備ネタです。どうかもう少しだけお付き合い下さい。

 青春十八きっぷのアドバイスのまとめサイトを読んだことはすでに書きました(こちら)。
 その数あるアドバイスの中で一番頭を悩ませているものがこれです。

>>よけいなものは持ってかずに荷物は必要最小限に。また暇つぶしの道具(小説・DS・時刻表・地図帳など)があると長距離移動が楽になる
 余計なものは持って行くな!ただし暇つぶしのための道具は持って行け!っていうのですから、これは果たしてどっちになるのだろうか、といろいろ頭を悩ませています。
 これが車の移動であればいろいろ考えずにともかく何でも車に乗せちまえ!ってことになるのですが。

 小説ももちろん持って行くつもりですが、何を持って行くかについても考え中です。
 今読みかけている本は映画『メッセージ』の原作小説が収録された『あなたの人生の物語』なのですが、正直この『あなたの~』がそこまで面白くないのです。
 面白くないというとちょっと語弊があるかな。
 娯楽小説としての面白さには欠けるが、教養小説としての面白さには充ちているというべきか。
 まぁともかく個人的にはあまり読み進める気にはなれないし、一番読みたい本は別のあるのです。
 しかも二冊。

 一冊目は先月末発売されたばかりの伊坂幸太郎の新作『AX』。
 恐妻家の殺し屋の話です。冒頭数ページを読んだだけですが、これは面白そうだ!と思いました。

 そしてもう一冊は『AX』の少し前に発売されたR・D・ウイングフィールドのフロスト警部シリーズ最終作『フロスト始末』(上下)。
 この本が発売されるのを幾星霜待ちました。

 どちらを持って行くか、それともどちらも持って行くか、どちらも持って行くにしても『フロスト始末』は上下巻とも持って行くか、上巻だけ持って行くか、かなり迷っています。

 たぶん自分のことだから最終的にハードカバーの『AX』と文庫にしては尋常じゃなく分厚い『フロスト始末』の上下巻をすべて持って行くのでしょうが、それで後悔することにならないといいんですけどね。

 あ、『民芸スタジアム』はどーしよっかな…。
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