この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

久しぶりにフジテレビの本気がうかがえた『世にも奇妙な物語 '18秋の特別編』。

2018-11-16 23:41:22 | テレビ
 先週放送された『世にも奇妙な物語 '18秋の特別編』を見ました。

 『世にも奇妙な物語』は見たり見なかったりで、見逃すことも多いのですが、今回の秋の特別編は5話ともかなり面白かったですね。
 これだけ面白いのであればまめにチェックして毎回見るようにしてもいいかな、と思いました。

 一番よかったのはやっぱり『クリスマスの怪物』かな。
 『世にも奇妙な物語』は所詮地上波放送なので、ホラー系統のお話しであってもヴィジュアルは大したことないことが多いのですが、この『クリスマスの怪物』に出てくる“怪物”は見た目がインパクトがありました。
 お話も因果応報的なオチで自分好みでした。
 一つ疑問なのはクリスマスのお話がなぜこの時期に放送されるのか、ですが、考えてみたら『世にも奇妙な物語』って今は春と秋の特別編しかないんですよね。
 遠い昔『世にも奇妙な物語』が木曜8時枠で毎週放送されていたことを若い人は知らないんだろうなぁ。

 『マシマティックな夕暮れ』もよかったです。
 兄貴分を事故で亡くした不良たちが黒魔術の力で彼を蘇らそうとするが、その魔術の本が数学的だったために数学の面白さに目覚める、というプロットがまず秀逸だと思いました。

 残る『幽霊社員』、『あしたのあたし』、『脱出不可』は可もなく不可もなくといったところでしたが、明らかな駄作と言える作品がないだけでも素晴らしいのではないでしょうか。

 2019年の春に放送されるであろう次回の特別編が今から楽しみです。 
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