この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

映画秘宝3月号のベスト&とほほ10に物申す!

2018-01-26 20:32:31 | 映画秘宝
 映画秘宝2018年3月号が発売されました。
 毎年3月号では前年に公開された映画のベスト&トホホ10が発表されます(詳しくはこちら)。
 映画ファンならばまずは必読、必買の一冊だと言っていいでしょう。

 自分はこのランキングに一つだけ言いたいことがあるのです。
 それは、ベスト&トホホ、どちらも1位が『ブレードランナー2049』だったこと!
 ではありません。
 どちらかというと、ベスト&トホホの1位が同じ作品だったというのは、如何にも映画秘宝らしいことではないかと思います。

 では言いたいことは何かというと、自分の2017年のベストムービーである『女神の見えざる手』をほとんどの選者が観ていないこと!
 でもありません。
 まぁ『女神の見えざる手』は間違っても映画秘宝向きの作品ではなかったので、選者の中で観てない人が多かったとしてもそれは不思議ではないです。

 自分が本当にそれはどうかと思ったのは、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が(ついでに言えば『バーフバリ 王の凱旋』も)ベスト30に入っていないことです。
 『女神の見えざる手』を観てない人が多かったとしてもそれは納得できないことではないですが、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』はそうじゃないですよね?

 理由はまぁわからないでもないのです。
 単純に、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が締め切り間際の年末(12/15)に公開されたからでしょう。『バーフバリ 王の凱旋』が選出されなかったのも同様の理由でしょうね。

 しかし、ごくわずかですが『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を選出した人もいるんですよ(自分が数えたところ160名を越える選者のうち2人)。
 1人でもいる以上、それが出来ないということはないはずですから。

 それとも『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』、及び『バーフバリ 王の凱旋』が、30位の『アシュラ』、及び『ハードコア』以下の得票しか得られない作品だったってことでしょうか。
 そんなことはないはずですが。

 映画秘宝ベスト10のルール1にこうあります。
「2017年に観た映画のうち、心を奪われた映画10本を選出する」と。
 あくまで対象は“2017年”に観た作品であって、2017年の年末に観た作品は除外する、などとは書かれていません。

 2017年に公開されたにもかかわらず、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』、及び『バーフバリ 王の凱旋』がランキング外だった、その理由を、選者一人一人が説明するのが難しくとも、せめて編集部は一言断わりがあってもいいのではないかって思いますね。
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