この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

映画を二本観た後で、、、

2020-01-13 21:37:25 | 演劇
 土曜日は映画を二本観た後で、久留米シティプラザ Cボックスで行われた飛ぶ劇場の41回公演『ハッピー、ラブリー、ポリティカル』を観てきました。

 初っ端言い訳をさせてもらうと『ハッピー~』を観る時点で疲労度がピークに達していました。
 なので、最前列に座っていたというのに公演中、何度もウトウトしてしまいました。
 大変すみません。
 役者の方の集中力をそぐことになってないといいのだけれど・・・。

 というわけで、自分は本作を評価する資格がないと思うので本作の総合評価はしません。
 代わりに雑感をちょろっと書きます。

 本作はタイトルからもわかるように政治的なお話です。
 といっても国政や市政、県政といったスケールの大きなものでなく、あるマンションのある投票についてのお話です。
 その投票というのは、マンションの隣りにある空き地に児童福祉施設が作られることに賛成か、反対か、というものです。
 確かにそれもポリティカルな議題ではありますよね。
 そしてこの演劇の中で起きているエピソードの多くは劇団を率いる泊篤志氏の実体験なのだそうです。
 つまり泊氏の住んでいるマンションの隣りの空き地に児童福祉施設が建設される計画が実際に持ち上がり、その計画の是非を問う投票がマンションの管理組合で行われたのです。

 皆さんだったらどちらに票を投じますか?
 自分がマンションに住んでいて、その投票で賛成票を投じますか?それとも反対票を投じますか?

 自分だったら、まず間違いなく賛成票を投じますね。
 反対する理由がないからです。

 しかし現実には反対票が過半数を占め、計画は白紙になったとのことです。
 反対票を投じた方曰く、子どもがうるさい、風紀が乱れる、そのような施設が隣りに出来るとマンションの資産価値が下がる、etc。
 ちょっと、、、寂しい話ですよね。

 確かによる子どもたちが騒いで眠れなくなったら困るけれど、それはその時話し合えばいいことだと思うのですが・・・。
 結局突き詰めれば政治も他人に思いやりを持てるかどうかなのだと思いました。

 雑感になってないですね、すみません。
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