沖田修一監督、上白石萌歌主演、『子供はわかってあげない』、8/21、イオンシネマ福岡にて鑑賞。2021年36本目。
元々今週は『孤狼の血 LEVEL2』だけ観に行くつもりでした。
ただ、金曜日の朝のラジオでこの『子供はわかってあげない』が紹介されていたんですよね、それも面白そうに(紹介する以上は「面白そうに」紹介するのは当たり前なんですが)。
それで興味をもってこの映画のことを調べてみたのです。
何々、監督が沖田修一?
すべての監督作が好きってわけではないけど、『横道世之介』は面白かったな。
上映館は、、、おぉ、イオンシネマ福岡でも上映されるのか、だったら観に行ってもいいかな。
鑑賞日前日にその存在をたまたま知って、監督もまぁまぁ好きで、上映館もよく行くシネコンで、、、といろいろと条件が重なったので観に行くことにしました。
こういうふうに、たまたま観に行くことにした映画って、「おぉ」と驚くことが多いのですが、本作は残念ながら個人的に「合わない」映画でしたね。
序盤からいろいろツッコミどころが多かったです。
ヒロインの美波は水泳部で、プールで泳いでいるときに、立ち入り禁止の校舎の屋上で自分の好きなアニメのキャラクターの絵を描いている人物を目撃します。
この時点で、どんだけ美波は目がいいんだよ、と言いたくなります。
泳いでいるときに何かに気づくことってあるの?
普通周りの風景とか目に入らないと思うのだけれど。
まぁそこは目をつむりましょう、そこは。
部活終了後、急いで屋上に駆け上がった美波はそこで書道部の門司と出会います。
門司は偶然にも美波と好きなアニメが一緒で、そのキャラクターをパネルに墨で描いていたのです。
美波が気づいたことからもわかるように、門司はパネルを立てて絵を描いていました。
墨で絵を描くのにパネルを立てる?
通常立てないですよ、だってパネルを立てて墨絵を描いたら墨が垂れちゃいますから。
まぁそこも目をつむりましょう、そこも。
本来立ち入り禁止で、普段は施錠されている屋上にどうやって門司が侵入したかというと、屋上に続くドアの鍵を彼が持っていたからです。
その鍵は彼が兄から譲り受けたそうです。
そこら辺のことはすごくあっさり説明されたのですが、なぜ立ち入り禁止の屋上で彼が絵を描いていたのかについては説明されませんでした。
屋上が立ち入り禁止であることは誰でも知っていることのようです。
当然教師も知っているでしょう。
教師に見つかったらどうなるか?
当然大目玉を喰らい、鍵も没収されるでしょう。
どうして門司はそのような危険を冒して屋上で絵を描いていたのか?
どうしてもそこで描かなければいけない理由があったとしたら、せめて見つからないようにパネルを寝かせて絵を描くんじゃないですかね。
もちろん人が入ってこないように鍵をかけて。
美波と門司は運命的な出会いを果たすのですが、その出会いはひどく不自然で作為的なのです。
何か細かいことにいろいろケチをつけているなぁと思われる方もいるかもしれませんが、今述べたことは脚本を工夫すればいくらでも不自然さを拭えるんじゃないかって思います。
ケチをつけるとしたら、もっと作品の根本的なところですかね。
美波は水泳部の合宿をさぼり、実の父親に会いに行くのですが、なぜ美波が実の父親に会おうとするのか、そもそもそれがよくわかりませんでした。
義理の父親に何らかの不満を覚えていたのか?(そういうわけでもない)
自分のルーツに以前から興味があったのか?(そういうわけでもない)
自分はこの映画をぶっちゃけ「何となく」観に行くことにしたのですが、実の父親に会いに行くのも「何となく」でいいんでしょうか。
自分はいろいろとわかってあげられなかったですが、この映画のリズムが心地よいという人も少なくないようです。
お気に入り度★★、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
元々今週は『孤狼の血 LEVEL2』だけ観に行くつもりでした。
ただ、金曜日の朝のラジオでこの『子供はわかってあげない』が紹介されていたんですよね、それも面白そうに(紹介する以上は「面白そうに」紹介するのは当たり前なんですが)。
それで興味をもってこの映画のことを調べてみたのです。
何々、監督が沖田修一?
すべての監督作が好きってわけではないけど、『横道世之介』は面白かったな。
上映館は、、、おぉ、イオンシネマ福岡でも上映されるのか、だったら観に行ってもいいかな。
鑑賞日前日にその存在をたまたま知って、監督もまぁまぁ好きで、上映館もよく行くシネコンで、、、といろいろと条件が重なったので観に行くことにしました。
こういうふうに、たまたま観に行くことにした映画って、「おぉ」と驚くことが多いのですが、本作は残念ながら個人的に「合わない」映画でしたね。
序盤からいろいろツッコミどころが多かったです。
ヒロインの美波は水泳部で、プールで泳いでいるときに、立ち入り禁止の校舎の屋上で自分の好きなアニメのキャラクターの絵を描いている人物を目撃します。
この時点で、どんだけ美波は目がいいんだよ、と言いたくなります。
泳いでいるときに何かに気づくことってあるの?
普通周りの風景とか目に入らないと思うのだけれど。
まぁそこは目をつむりましょう、そこは。
部活終了後、急いで屋上に駆け上がった美波はそこで書道部の門司と出会います。
門司は偶然にも美波と好きなアニメが一緒で、そのキャラクターをパネルに墨で描いていたのです。
美波が気づいたことからもわかるように、門司はパネルを立てて絵を描いていました。
墨で絵を描くのにパネルを立てる?
通常立てないですよ、だってパネルを立てて墨絵を描いたら墨が垂れちゃいますから。
まぁそこも目をつむりましょう、そこも。
本来立ち入り禁止で、普段は施錠されている屋上にどうやって門司が侵入したかというと、屋上に続くドアの鍵を彼が持っていたからです。
その鍵は彼が兄から譲り受けたそうです。
そこら辺のことはすごくあっさり説明されたのですが、なぜ立ち入り禁止の屋上で彼が絵を描いていたのかについては説明されませんでした。
屋上が立ち入り禁止であることは誰でも知っていることのようです。
当然教師も知っているでしょう。
教師に見つかったらどうなるか?
当然大目玉を喰らい、鍵も没収されるでしょう。
どうして門司はそのような危険を冒して屋上で絵を描いていたのか?
どうしてもそこで描かなければいけない理由があったとしたら、せめて見つからないようにパネルを寝かせて絵を描くんじゃないですかね。
もちろん人が入ってこないように鍵をかけて。
美波と門司は運命的な出会いを果たすのですが、その出会いはひどく不自然で作為的なのです。
何か細かいことにいろいろケチをつけているなぁと思われる方もいるかもしれませんが、今述べたことは脚本を工夫すればいくらでも不自然さを拭えるんじゃないかって思います。
ケチをつけるとしたら、もっと作品の根本的なところですかね。
美波は水泳部の合宿をさぼり、実の父親に会いに行くのですが、なぜ美波が実の父親に会おうとするのか、そもそもそれがよくわかりませんでした。
義理の父親に何らかの不満を覚えていたのか?(そういうわけでもない)
自分のルーツに以前から興味があったのか?(そういうわけでもない)
自分はこの映画をぶっちゃけ「何となく」観に行くことにしたのですが、実の父親に会いに行くのも「何となく」でいいんでしょうか。
自分はいろいろとわかってあげられなかったですが、この映画のリズムが心地よいという人も少なくないようです。
お気に入り度★★、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
そしてごめんなさいです。
せっかくコメント頂いた記事、削除してしまいまして…。
こちらにコメントさせて頂きます。すみません💦
青春18切符で、私は博多〜東京4回程行き来しました。
(もちろんまだ青春の頃)
東京日帰りの時もあり、行きも帰りも列車泊…
座ったまま2泊はさすがにきつく、
一緒に行った友人と二人でイライラしてきて
残念ながら小倉博多間は新幹線にしました。(笑)
まだ、あるんですかね〜18切符…。
さて、映画ですが。
ちょっと青春っぽいこの映画、見てみたくなりました。
こちらは、ツタヤオンライン注文の品が届き
ガタカは、一番コンディションの整った日に見ようと
とってあります。
まずは軽めの邦画「最高の人生の見つけ方」(吉永小百合、天海祐希主演)を見ました。邦画にしては、そこまでセレブに遊ぶ?!…という感はありましたが、娯楽映画としては良かったです。
いつもと同じように書かれた記事のように思えましたが、何かあったのでしょうか。
差し支えなければ削除された理由を、、、まぁ差し支えありますよね。笑。
>(もちろんまだ青春の頃)
いやいや、まだまだ麦さんは現役で青春でしょう。笑。
少なくとも自分は現在進行形で青春を謳歌していますよ♪
東京日帰り、、、人から「よくそんな無茶をするな」と言われる自分から見ても相当な無茶ですよね。
おそらく、どうしても東京に行かなければならない理由があったのでしょう。
そういうふうにハマれるものがある、ということは自分からしたら羨ましいことです。
『最高の人生の見つけ方』、オリジナルの方は見ましたよ。
リメイクでも吉永小百合がスカイダイビングをしたのかな?
だとしたら、女優ってやっぱり大変ですよね。
自分も死ぬまでにスカイダイビングはやってみたいです。