この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

夫婦別姓には絶対反対!

2024-08-30 22:43:18 | 戯言
 独身で結婚の予定もない自分が何を言ってるんだと笑われそうですが、自分は夫婦別姓には絶対反対です。
 なぜ夫婦別姓に反対なのか?
 夫にしろ、妻にしろ、自分が名乗りたい名字を名乗るのであればそりゃあ満足でしょう。
 でも生まれてくる子どもはどうすればいいんですか?
 夫か、妻の名字を名乗らせなければいけないですよね?
 その場合どちらの名字を名乗らせるというのでしょうか?
 夫も妻も自身の名字に愛着があるから夫婦別姓を選択するのでしょう。
 であれば子どもには自身の名字を名乗らせたいと思うのではないですか?
 夫と妻が子どもにどちらの姓を名乗らせるのか、不毛な争いを繰り広げるのは想像に堪えません。
 いくつから名乗らせるのか、生誕時なのか、就学時なのか、成人してからなのか、それは定かではありませんが、仮に就学時から子どもに名字を選択させるのだとしたら、「田中なんてダサい名字は嫌だよな、太郎?」、「佐藤なんて画数の多い名字は生涯何かと面倒よね!」みたいな言い争いをするのでしょうか。
 本当に想像に堪えないというか。

 夫婦別姓は反対!夫婦は同姓であるべきだ!
 というと、何で女性は結婚したら夫の姓を名乗らなければいけないんだ、などとお叱りの言葉を頂きそうですが、自分は夫婦は同姓であるべきだとは言っても、女性は結婚後夫の姓を名乗るべきだなんて一言だって言っていません。
 別にどちらの姓を名乗っても良いと思います。
 どちらの姓を名乗るのか、話し合いで決着がつかないのであれば、ジャンケンで決めたらどうでしょうか。
 それなら旧姓を名乗れなくても恨むのはジャンケンが弱い自分自身ですからね。
 うん、それがいい。
 夫婦は同姓であるべきです。
 話し合いでどちらの姓になるか決めきれなければジャンケンで決めればいい。
 それがベストなのではないでしょうか。

 と言いつつ、実はもう一つ腹案があります。
 佐藤性の男性と田中姓の女性が結婚すれば、「佐藤」か「田中」、どちらかの名字が引き継がれないわけです。
 つまり結婚によって名字が引き継がれないことは従来からあることで、倫理的に問題があることではありません。
 であれば、「佐藤」と「田中」、どちらの名字も引き継がれなかったとしてもやはり倫理的な問題があるわけではないはずです。
 結婚後、夫婦で共通して好きな漫画や小説のキャラクターの名字を名乗るようにしてはどうでしょう?
 佐藤性の男性と田中姓の女性が結婚後、「諸星」や「道明寺」といった名字を名乗るのです。
 これならジャンケンが弱い自分を恨む必要はありません。

 一つ危惧するのは夫と妻の間に共通して好きなキャラクターが一人もいない場合ですが、そこまで趣味も嗜好も違うのであれば、そもそも結婚する必要があるのかって思いますけどね。

 結婚後、夫の姓でも妻の姓でもない第三の姓を名乗るという選択は如何でしょうか。
 これなら誰も不幸になることはないと思うのですが…。
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