この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

とにかくトムが走っていた『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』。

2023-08-06 21:20:10 | 新作映画
 トム・クルーズ主演、クリストファー・マッカリー監督、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』、8/5、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(無料チケットにて鑑賞)。2023年31本目。

 8/5は久しぶりに(というほどではないのですが)映画のハシゴをしました。
 一本目に観たのはトム・クルーズ最新作の『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』です。

 この映画、タイトルからもわかるように前後編二部作の一作目なのですが、とにかく長いんですよ。
 上映時間が三時間近くあります。
 上映時間が三時間あったとしてもきちんと中身があればいいんですけど、ストーリーはいつも通りの『ミッション:インポッシブル』ですから中身はないんです。
 いや、中身はなくてもいいんです、中身はなくても。
 別にトム・クルーズ主演のアクション映画を観に行って、ストーリーに中身がなくてもそれはガックリする理由にはなりません。
 アクションさえ充実していれば。
 その肝心のアクションなんですが、すごいことをやっているな、とは思うんですけれど、それが延々と続くんですよ。
 特に中盤のカーチェイスはすごいんだけど、観ていて途中で退屈しました(同じようなことは『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』を観た時も思ったかな)。

 中身がないアクションシーンと言えば、前作だったかな、オーストリアかどこかのヨーロッパの国に侵入するのにスカイダイビングで空から侵入していて、フツーに車で行けばいいんちゃう?って突っ込まれていましたが、本作でもトンチキなアクションシーンはあって、それはCMでもよく流れていた、断崖絶壁をバイクで飛び出すシーンです。
 どういう理由であんな危険なことをやるんだろうと思っていたのですが、走行している列車に侵入するためでした。
 そんな理由であんな危険なことをする?
 もっと安全で確実な方法があったのでは?
 と突っ込まずにはいられませんでしたが、そういうトンチキなアクションも本シリーズの売りなのかもしれません。

 トンチキと言えば、世界の命運を左右するアイテムがポケットからすられるシーンが四回か五回あったような気がする、、、とりあえず、スリには気をつけようと思いました。笑。

 何だかツッコミばかり入れてしまいましたが、前述の通りアクションはすごく、何より齢61になるトム・クルーズが隙あらば全力で走っているんですよ。
 トムの全力走りを見ることが出来ただけでも何だかいいものが見れた、という気がしないでもありません。笑。

 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント
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