この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

テレビのバラエティも案外侮れない。

2014-06-07 20:15:13 | テレビ
 テレビは普段まったく見ない、特にバラエティはくだらないので見ない、という人をたまに見かけます。
 自分はフツーに見ますね、バラエティ。
 確かにくだらないものもありますが、時々「え?」と驚かされることもあります。

 先日バナナマンが司会をするテレビ東京の『youは何しに日本へ?』を見ていたんですが、成田空港に来ていたフィリピン人にインタビューしたら、そのフィリピン人がフリーメーソンのメンバーで、そのままの流れでフリーメーソンの日本本部で行われるグランドマスターの就任式を取材することになってビックリしました。
 フリーメーソンなんて今どき秘密結社でも何でもないじゃないか、という人もいるかもしれませんが、自分にはまだまだ十分謎に充ちた組織です(断片的な情報しかない)。
 実際グランドマスターの就任式どころか、日本本部の取材自体テレビ初だそうです。

 その番組の中で、スタッフがグランドマスターに「フリーメーソンが世界を裏で牛耳ってるのって本当ですか?」と直接(!)質問してました。
 グランドマスター曰く、フリーメーソンは主に炊き出しなどをする社会奉仕活動だそうです。笑。
 ほんとかよ、って感じですよね。
 社会活動だけに従事する組織が東京タワーの真下にデカい本部を構えるとは思えないけれど。
 ともあれ、番組を見る限りではかなりフレンドリーな人たちだったので、いつか東京に行くことがあったら訪ねてみたいですね。
 ま、東京に行くこと自体ないと思うけど!笑。


 世界を裏で牛耳っているで思い出したんですけど、うちのお袋が世界の金融市場はユダヤ人が牛耳っているという陰謀論に囚われて困っています。
 情報の出所はお袋が懇意にしているメガネ屋さんで、そのメガネ屋さん曰く、テレビは嘘に塗れている、だそうです(つまり情報はネットで仕入れているってこと)。
 いやいやいや。テレビで得られる情報は必ずしも信用が置けないということ自体は同意してもよいけれど、それはインターネットも同じでしょ?
 最終的にその情報が信用に値するかどうかは自らの常識に照らし合わせるしかないと思いますけどね。

 で、そのメガネ屋さん曰く、世界の金融市場、引いては世界の経済は一部のユダヤ人が支配しているのだそうです。
 いやいやいや、それもあり得ないから。
 金融業界にユダヤ人が多く見られるということ自体は別段否定しませんが、だからといって金融市場や世界経済をユダヤ人が牛耳っているというのはあり得ない。
 なぜなら金融や経済というものは(詳しいことは省きますが)、そもそも人の手で牛耳ったり、支配したりすることが出来るものじゃないんですよ。
 だいたい、世界には多くの反ユダヤ国家が存在するんですから、世界経済をユダヤ人が支配しているわけではないってことは簡単にわかりそうなものですが。それともそれらの反ユダヤ国家は世界経済から独立した存在なのでしょうかね。
 そういった陰謀論を耳にすると、勘弁してくれよ、って言いたくなります。
 常識も人それぞれってことなのでしょうね。
コメント
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