おそらく全国どこの映画館でも公開が終わった頃ではないかと思われますが、今更ながら『ターミネーター4』の不満を述べてみたいと思います。
ぶっちゃけ『ターミネーター4』って脚本がお粗末な映画ですよね。
スカイネットが何をしたいのかがよくわかんないし、マーカス・ライトって結局何のために出てきたのかもわかんないし、展開はご都合主義だし(物語はすべからくご都合主義であるが、それが鼻につくのは問題)、正直この続きがどうなるかにもあまり気にならない。
などと貶しちゃったりしてますが、実は途中まではすごく楽しめていたのです。
具体的にはジョン・コナーが瀕死の重傷を負って手術を受けるまで、ですが。
この後、自分はてっきり次のような展開になるのだと思ってました。
(以下自分の予想した展開)
瀕死の重傷を負いながらも何とかスカイネットのターミネーター製造工場から脱出したジョン。彼は妻ケイトを病室に呼ぶ。
ジョン「ケイト、俺はもう助からないだろう」
ケイト「何をいってるの、ジョン。解放軍のリーダー、人類の救世主であるジョン・コナーがこんなところで死ぬはずがないでしょう」
ジョン「俺は数え切れぬほどの“死”を見てきた。自分が死ぬかどうかぐらいわかるさ」
ケイト「お願い、やめて、ジョン、お願いだから・・・」
ジョン「死ぬのは怖くない。死ぬのはな。恐れるには“死”はあまりにも身近すぎた」
ケイト「おぉ、ジョン・・・」
ジョン「死ぬのは怖くない。だが今解放軍からジョン・コナーの存在がいなくなるのはマズい」
ケイト「何をいってるの、ジョン?」
ジョン「ケイト、君に頼みがある。君以外には頼めないことだ」
そしてジョンはケイトの耳元で囁く。驚愕の余り目を見開くケイト。
ケイト「そんなこと、出来るわけがない・・・」
ジョン「頼む、ケイト。時間がない。マーカスはすべて了解済みだ」
数時間後、手術を終えたジョンが解放軍のメンバーの前に現れる。車椅子に乗り、全身包帯だらけだが、目は生気を湛え、とても死の淵を彷徨っていた人間とは思えない。
彼の元に駆け寄るカイル。
カイル「無事だったんだね、ジョン!」
ジョン「あぁ、問題ない(ノー・プロブレム)」
カイル「(ジョンの態度に怪訝なものを覚えながら)マーカスがどこにもいないんだ。何か知らないかい、ジョン?」
ジョン「彼は役目を終えた。彼はもういない」
そういいながら遠くを見据えるジョン。
ジョン「嵐がやってくる。今までより遥かに大きな嵐が・・・」
そのとき一瞬ジョンの目が赤く光る。
そしてエンドマーク。
てっきりこういう展開になるのだと思いましたよ。
これだともちろん新たなパラドックスも生まれますが、でもそんなことがまるで気にならない、衝撃的な展開でしょう?
他ならぬ解放軍のリーダーであるジョンがターミネーターだなんて!!
すごい、すごすぎるぜ、ターミネーター4!!
と身震いしながら観てたら、実際はマーカスの心臓がジョンに移植されただけ、っていうオチでガックリしましたけどね。
何じゃ、そりゃ、って思いましたもん。
それにしてもジョン・コナーがターミネーターになるというオチ、製作者は誰も思いつかなかったのかなぁ。
これだとマーカスの存在意義もあるし、続きがめっちゃ気になると思うんだけどなぁ。。。
ぶっちゃけ『ターミネーター4』って脚本がお粗末な映画ですよね。
スカイネットが何をしたいのかがよくわかんないし、マーカス・ライトって結局何のために出てきたのかもわかんないし、展開はご都合主義だし(物語はすべからくご都合主義であるが、それが鼻につくのは問題)、正直この続きがどうなるかにもあまり気にならない。
などと貶しちゃったりしてますが、実は途中まではすごく楽しめていたのです。
具体的にはジョン・コナーが瀕死の重傷を負って手術を受けるまで、ですが。
この後、自分はてっきり次のような展開になるのだと思ってました。
(以下自分の予想した展開)
瀕死の重傷を負いながらも何とかスカイネットのターミネーター製造工場から脱出したジョン。彼は妻ケイトを病室に呼ぶ。
ジョン「ケイト、俺はもう助からないだろう」
ケイト「何をいってるの、ジョン。解放軍のリーダー、人類の救世主であるジョン・コナーがこんなところで死ぬはずがないでしょう」
ジョン「俺は数え切れぬほどの“死”を見てきた。自分が死ぬかどうかぐらいわかるさ」
ケイト「お願い、やめて、ジョン、お願いだから・・・」
ジョン「死ぬのは怖くない。死ぬのはな。恐れるには“死”はあまりにも身近すぎた」
ケイト「おぉ、ジョン・・・」
ジョン「死ぬのは怖くない。だが今解放軍からジョン・コナーの存在がいなくなるのはマズい」
ケイト「何をいってるの、ジョン?」
ジョン「ケイト、君に頼みがある。君以外には頼めないことだ」
そしてジョンはケイトの耳元で囁く。驚愕の余り目を見開くケイト。
ケイト「そんなこと、出来るわけがない・・・」
ジョン「頼む、ケイト。時間がない。マーカスはすべて了解済みだ」
数時間後、手術を終えたジョンが解放軍のメンバーの前に現れる。車椅子に乗り、全身包帯だらけだが、目は生気を湛え、とても死の淵を彷徨っていた人間とは思えない。
彼の元に駆け寄るカイル。
カイル「無事だったんだね、ジョン!」
ジョン「あぁ、問題ない(ノー・プロブレム)」
カイル「(ジョンの態度に怪訝なものを覚えながら)マーカスがどこにもいないんだ。何か知らないかい、ジョン?」
ジョン「彼は役目を終えた。彼はもういない」
そういいながら遠くを見据えるジョン。
ジョン「嵐がやってくる。今までより遥かに大きな嵐が・・・」
そのとき一瞬ジョンの目が赤く光る。
そしてエンドマーク。
てっきりこういう展開になるのだと思いましたよ。
これだともちろん新たなパラドックスも生まれますが、でもそんなことがまるで気にならない、衝撃的な展開でしょう?
他ならぬ解放軍のリーダーであるジョンがターミネーターだなんて!!
すごい、すごすぎるぜ、ターミネーター4!!
と身震いしながら観てたら、実際はマーカスの心臓がジョンに移植されただけ、っていうオチでガックリしましたけどね。
何じゃ、そりゃ、って思いましたもん。
それにしてもジョン・コナーがターミネーターになるというオチ、製作者は誰も思いつかなかったのかなぁ。
これだとマーカスの存在意義もあるし、続きがめっちゃ気になると思うんだけどなぁ。。。