この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

好きな球団、嫌いな球団。

2009-05-14 22:08:57 | 戯言
 今日本で一番幸せな人たちはもしかしたらジャイアンツファンじゃないかと思う。
 ついこの間シーズンが開幕したばかりだというのに、五月の時点で六連勝三回って!!
 どんだけジャイアンツは六連勝する気なんジャイ(アンツ)!!っていいたくなります。

 さて自分はジャイアンツファンです。
 でも去年は西武ライオンズのファンで、さらにその前が中日ドラゴンズ、さらにさらに前が日本ハムファイターズのファンでした。
 つまり、毎年一番強いチームを応援しているのです。
 だってさー、弱いチームを応援するのって、きつくないですか?
 弱いチームも強いチームも勝つのは同様に嬉しいものです。
 ならば強いチームを応援している方がいいに決まってます。
 その方が喜びのトータルも多いはずですから。

 お前は何て節操のないものの考え方をするんだ、そう仰る方もいるかもしれません。
 そういった人たちに逆に尋ねたい。
 シーズン終盤になって十連敗もするようなチームってそもそも応援される資格があるんですか?
 ノーアウト満塁で一点も取れないようなチームはどうなんですか?
 エラーエラーの積み重ねで大量失点するチームは?
 やる気のない緩慢なプレーが見られるチームは?
 これがアマチュア野球なら話も違いますよ。
 アマチュア野球は別に勝利が至上というわけではないでしょうから。
 でも仮にもプロなんだから。プロ野球なんだから。
 プロ野球ってのはまず勝つことが求められ、さらに勝ち方が問われるものなのだと思います。

 好きなプロ野球チームは一番強いチームだ、そう書きました。
 じゃ嫌いなプロ野球チームは弱いチームかというとそういうわけでもないんですよね。
 弱いチームにはそもそも興味を持てないから嫌いになりようがない。笑。
 じゃ、嫌いなチームはどこかというと今季に限っていえば『中日ドラゴンズ』です。
 理由は単純、2009年のWBCに選手を一人も出場させなかったから。
 そりゃドラゴンズにも事情はあったんでしょうよ、事情は。
 でも選手事情が厳しいのは何もドラゴンズに限ったことじゃないでしょう、他の十一球団もWBCに選手を出場させるのに余裕があったというわけではないはず。
 実際WBCに出場し、試合で活躍した選手には、明らかに調整に失敗して、シーズンに入って本調子でない人も見られます。
 でも日本の野球ファンは俄かファンも含めて日本選手がWBCで活躍し、日本チームが勝つことを望んでいたんだから、それに応えるのがプロってものですよ。
 その点において、WBCの日本代表は、原監督らスタッフも含めて、プロ中のプロだった、そういってよいと思います。
 目標を高く置き、それをクリアするというのは誰しも出来ることではありません。

 一方中日ドラゴンズはどうか。
 ファンの期待と望みに応えなかった、という時点で彼らはプロじゃない。
 思えば落合監督はいつだったかの日本シリーズで、ノーヒットノーランを目前にした投手を代えましたよね。
 選手事情を考慮すればこの交代は正しかったんでしょう。
 だけれども、多くのファンがノーヒットノーランの達成を望んだにも関わらず、それに最初から応えようとしない落合監督は、真のプロだとは到底いえない、そう思います。

 今季、もし中日ドラゴンズがリーグ優勝でもしようものなら、(WBCが今後も開催されるとして)どのチームもWBCに選手を出し惜しみをするようになりますよ。
 そんな悪しき伝統を作っちゃいけない。
 というわけでドラゴンズ以外の十一チームはドラゴンズを徹底的に叩いて、ドラゴンズを圧倒的な最下位に沈めちゃってください。
 それが球界のため、引いては世のため人のためになると思います。
コメント (11)
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