この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

ゴメン、無理。

2009-03-18 22:29:15 | 日常
 儒教思想の強い韓国では目下の者が目上の者を敬うのが当然という考え方が国民の間で広く根付いているといわれています。
 その一点だけでも韓国に生まれなくてよかったなぁとしみじみ思います(断っておきますが、自分は別に嫌韓ではありません)。

 うちの会社に一年に一回か二回やってくるジーサンがいるんですよ。
 で、一度来たら軽く小一時間は居座る。
 五百円ぐらいの商品を「高い!」といって値切ろうとする。
 仕方なくいくらか値引いても実際に買うことはない。
 セット売りの商品をバラで買おうとする。
 「バラでは売れません」と断ると「サービスが悪い」と腹を立て、挙句「上の者を呼んでこい」と言い出す。
 上の者を呼ぶと政治談義を始める(結局これが目的)。

 別のジーサンの話。
 昼休みにやってきたそのジーサン、出来れば休みたかったなぁと思いつつも応対しました。
 話の流れでちょっとした加工作業をやってあげることになり、その作業自体は10分ぐらいで終わることだったから、まぁサービスでやってあげていいかと思ってやってあげたら、ジーサン、同じものを10セット用意してました。涙。
 おかげで延々と90分以上タダ働き。
 しかも作業中に世間話をしてくるんですよ。知り合いの誰それが今度結婚することになったとかどーとか、本当にどうでもいい話。
 結構細かい作業なのに全然集中できないっつーの。
 お願いだからどっかに行って、って言いたかった(言えなかった)。
 一時間半後、汗だらだらになりながらも加工作業を終えた自分にジーサンが言った一言。
 「待たせ賃をもらわんといかんな
 マジでブチ切れるかと思いました。

 一応断っておくと満員電車の中ではお年寄りには席を譲るようにしていますよ。
 駅の階段で見知らぬおばあさんの荷物を持って階段を上ってこともあります。
 でも無条件に目上の者は敬えっていわれても、絶っっっっ対無理ですから。
 結局相手を敬う場合、その人の年齢って関係ないと思うんですよね。
 十歳の子供であっても尊敬すべきときは尊敬するし、逆に百歳の老人であっても唾棄すべきときは唾棄するし。
 それだけのことなんですよね。

 それにしても「待たせ賃をもらわんといかんな」っていうのには久々に血管がブチ切れる音を聞いたような気がします。。。
コメント (4)
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