朝いつものように洗濯機を回し、風呂の水を入れた。
前日の風呂の残り湯はほとんど洗濯で使い切り、風呂掃除をし
て今日の風呂の水を3分の1程入れる。この時間約5分。その
間テレビをつけ天気予報を見る。ところが、あるテレビ番組に
夢中になり風呂の水のことはすっかり忘れ、気づいたら30分
出しっ放し。エコ人間は3日分の風呂の水を悔しがるはず。
ところがなぜか、今日に限って失敗が全然悔しくない。
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テレビは、若い30歳台の男性の石積み一筋をやっていた。
田舎に行くとあぜ道などに石積みの光景をよく見るが、別に気
にとめることはなかった。あえて気にとめたことと言えば、あ
んな石積みで壊れないだろうか、コンクリートでも打てば強く
なるのにな・・・。ところが、テレビを見て石積みの素晴らし
さに心を打たれ、感動してしまった。
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石積みは今にも崩れそうに見えても、何十年と崩れないのは基
本に忠実に石を使い施工されているからだ。石の目に合わせて
、その石が最も安定する顔に積み重ねられているのだ。
コンクリート擁壁は、基礎にかかる土圧と壁への土圧に持ちこ
たえるために幅の広い基礎が必要だが、石積みは全体で持ちこ
たえているので、それほど幅広い基礎は必要ない。
コンクリートは、一見強く見えるが長年の年月で風化してぽろ
ぽろになるが、石積みの風化はほとんどない。さらにコンクリ
ートは、セメントと砂利、砂、水を混ぜ合わせて作るので高く
つく。しかし石積みは、ただで集めた石を何度でも使える。
今年の夏の西日本豪雨で、山のあちこちが傷つき石積みの修復
に若者は挑もうとしている。
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