明日がある社長ブログ(モール前不動産)

2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。<不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん>

三菱自動車の言い訳

2016年05月10日 | 不動産世間話
三菱自動車は、2013年6月に発売した「eKワゴン」など4車種
の燃費を偽装してきたと公表する一方、他の車種については偽装はな
いと主張してきた。しかし4月26日1回目の調査報告を受けた国交
省は「4車種以外の記載がほとんどなく、不正の全容を報告していな
い」として再調査を指示した。軽以外にも三菱自動車は、スポーツ用
多目的車(SUV)などを販売しており、これらに偽装がなかったか
根拠を示す必要がある。

軽四車種で偽装された燃費と、実際の燃費の差について「5~10
%」と巾のある説明にとどまっている。データの収集は最も低燃費
のモデルに限られ、しかも最終生産モデルではなく、開発用車両の
データを用いていたことも判明した。
タイヤと路面の摩擦や空気抵抗の測定を巡っては、国が定めた「惰行
方」を使わず「高速惰行方」と呼ばれる違法な方法を25年間も用い
てきた。なぜこの方法を採用し続けたかも説明が求められている。

不正に手を染めた動機について、副社長は「プレッシャーがかかっ
たのだと思う」と述べたが詳細の経過は明らかにしていない。
偽装を公表した4月20日の会見では「性能実験部門の担当部長が
『自分が指示した』と話している」と説明した。ところが、4月26日
には、担当部長が主導的な役割を否定する発言に転じたと説明。
不正の背景には、低燃費競争で燃費目標が「社内で例がないレベル」
で5回も引き上げられ、偽装にかかわったのが開発部門ではなく性能
実験部門だった理由も不透明のままだ。益子修会長兼CEO(最高
経営責任者)や相川哲郎社長ら経営陣の関与も否定している。
経営陣も子供じみた言い訳ばかり言わずに、ぼちぼち観念をして全て
を白状すれば楽になれるはずなのに困ったものです。



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