そんな場が、日本に一箇所だけでも在ってよいのではないか。
文化の損失だと思う。
テラトコ初の九重超え(20200202)
午前は仕事、明けの午後から、九重FR。
風もなく良い天候の暖かい暖午後、こんな日はテラトコ満員。
遠投リトリーブは迷惑になる、で、九重に遠投リトリーブへ。
(常連皆様は今日釣れたろうなあ)
1310−1640、3時間半、42匹、気温8度、晴れ。
今日の午後は九重フライマン不在、ルアー師のみ。
間に混じってキャスト、リトリーブ。
後ろがブッシュだがスペイなので問題なし。
#4−6で頑張っても対岸ぎりぎり届かない、でもそれがかえって良い。
投げて巻くだけだから、レーンキープやマナーを守れば共存出来る?
ただひたすら目の前めがけキャストする。
1)SH8.6ft#6、WFスローインタミ#6、フロロ3.0/1.5/0.6号
2)SH8.3ft#4、DTインタミ#4、フロロ3.0/1.5/0.6号
はじめ1)で開始、しかしラインが水に馴染まず、沈降に時間が掛かり過ぎ。
いつもの釣りやすい場はルアー師先客あり、浅場に入るとマス居ない!
水温の影響か放流魚の特性か、いずれにせよマスは全部深場に落ちている。
条件の悪い場を彷徨っていると、ようやく空き、いつもの場にIN。
この間、30分で2匹、1)でアタリ鈎のデットリトリーブ。
マスが居なければ釣れないし、最適なリトリーブ速度も日々変わる。
これは昨日のテラトコでアタッた釣り方、でも九重では違うらしい。
同じ場所で再開、2)を使用、鈎は昨日のc41SEBL#14ボディハックル。
デットリトリーブだとフックアップせず、やや速めでテイクが獲れ出す。
でも総じてほぼ1時間14匹程度、昨日のテラトコより釣れてない!
もちろんスカ鈎もあって、昨日の写真右側、単純なソフトハックルパターン。
写真左側のボディハックルは壊れるまで30匹釣れ、効果的だったと思う。
レジロンとツイスト金極細ティンセルは頑丈らしい。
(このパターン、UVレジンは不要かもしれない)
流石に30匹釣るとスロートのパートリッジが破損し引退カート入りした。
そこでソフトハックルパターンに交換すると、10分で1匹のみ。
あれほど続いていた魚気がパッタリ途絶え、悶絶。
昨日のソフトハックル、実用性はかなり低かった。
ラスト鈎はいつもの「テラトコの冬#14」、安定の入れ掛り。
目標40匹までバタバタ釣って本日終了、16時40分。
終わってみると、昨日のテラトコの方が釣れたという、初めての経験。
こういうことも、あるんだなあ。
追記)
音楽のような、好き勝手なリズムのリトリーブ。
正弦波のような強弱、急にひいたりとまったり。
時間14−15のペースしか出なかったのはそのせい?
本人が楽しむ分にはいいけれど、見苦しいほどの「自由さ」には気をつけよう。
グリキンの亜型(20200201)
c41SEBL#14、2パターン。
ボディハックルは失敗(写真左)、ソフトハックルもイマイチ(写真右)。
でも効果は実釣判定。
powerupテラトコと湯布院オイカワ(20200201)
1340−1625、2時間45分、50匹、晴れ、気温8度。
1)SH8.6ft#6、WFスローインタミ#6、フロロ3.0/1.5/0.6号
2)SH8.3ft#4、DTインタミ#4、フロロ3.0/1.5/0.6号
先行は福岡のフライマン(この方に鳴子川を教わった)。
北岸でスペイ中、ビシビシ掛けていて、私はその対岸、南岸へ入る。
まず1)で「冬のテラトコ#14」から開始。
60分で22匹、テラトコには珍しい高回転(何だこれは?)。
時折やや良型が混じる。
冬のテラトコ#14、60分後にボロボロになったがまだ釣れ続く(写真右端)。
ここで鈎交換、先日のボディハックル#12へ(写真左端)。
60分で18匹、クイルウィングが効くのか良型が続き、40も出た(写真右端)。
最初の30分は10匹で時速20匹ペース、しかし鈎が壊れるとテイクが減り始めた。
15匹目からボディハックルとスロートが欠損してテイクがガタ落ち(写真なし)。
強度は10−15匹が限界らしく、10匹釣ったら潔く交換するべき。
次の60分、2)でグリキン腰巻改#14の腰巻が赤シールズファーを試す。
特に赤の効果がお題。
結果、30分で6匹、時速12匹。
タッチが全く付かないキャストもあって、これまで好調だっただけに悶絶タイムが辛い。
ラスト10分、使い古しのグリキン腰巻改#12に交換、途端に掛かり出す。
1投1匹でタッチは5回以上、エゲツない程の鈎の差。
グリキン腰巻改#12、10分4匹で合計50匹、ここで納竿。
上がって山口さんに”マス入れたんですか?”と訊くと
「木曜に入れたんじゃ、小さいのが多いけど釣れたじゃろ?」
”、、、自分が上手くなったんかと思いました”
いつものテラトコだと時速10−12匹がアベレージ、すると今日は2倍速。
放流効果を補正して計算し直すと、赤シールズ改#14は時速5−6匹程度、不発鈎確定。
釣れる鈎の基準「冬のテラトコ#14」に近かったのは1/30のボディハックル#12。
共通項は明るいグリーン、極細ティンセル、ボディハックル。
この1/30ボディハックル(クイルウィング付き)は良型が多かった。
ベント近くのムアヘンは直ぐ欠損したが掛かり続けた。
パートリッジのスロートはなくなると全く釣れない。
また、リトリーブで新しい発見。
1)沈降が遅いインタミラインはリトリーブの自由度が非常に高い
2)リトリーブを急に減速するとテイクする
特に2)、「追わせる」リトリーブから急な減速(決して止めない緩めない)で乗る。
「追わせる」リトリーブだけだとショートバイトが続く。
かといって遅巻きし続けると着底して石を引く。
定期的に緩急付けるリトリーブだと見切られる。
「ジャズのアドリブ」のように、その場の感覚で緩急を変える。
スピードダウンしても緩めずテンション掛け続けると鈎に乗る。
思い付きの行き当たりばったりの緩急で「追わせて食わせる」リトリーブ。
この感覚、もう少し極めてみよう。
この後、湯布院オイカワへ。
パワーアップしたテラトコが釣れ過ぎ、かなり遅刻、すでに日没。
1715−1730、15分、10cm大1匹のみ。
3)SH6ft#1、DT#2F、ナイロン1.5号、粘度オモリ、フロロ0.6号、3本ドロッパー(緑鈎をテイク)
日が沈むと、蛍光鈎は手も足も出ない。
水中の湯布院オイカワは昼間がベスト。