なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

日曜朝(20240609)

2024年06月09日 08時05分58秒 | 日記

日曜朝(20240609)

平日より少し遅れ、0650出発、いつもの通勤路。
静かな小雨模様、当然ながら人通りはほぼない。
昨夕のカーステレオを切り、無音で走る。
目の前を朝の雨の景色が流れていく。
映画のようにどんどん切り替わり、展開し、そして職場に着いた。
いつもにましてガランドウな駐車場、誰もいない。
ウンが付かぬよう、ツバメの巣の糞を避けて歩く。
誰もいない廊下、誰もいないフロア。

自室で朝の仕事の準備を進める。
ちょっとした間があって、新しくコピーしたキャス練棒(20240428版)を振ってみる。
本棚が邪魔だ。
それで誰もいない廊下、誰もいない広い会議室で同じようにキャス練棒を振ってみた。
昨日のキャス練の続きで。

自室に比べ広く快適、でもこの背徳感はどうだ。

たとえ休日の早朝でも、やって良いことと悪いことはある。

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雨のキャス練(20240608)

2024年06月09日 06時34分07秒 | 実釣

雨のキャス練(20240608)

午後から一旦帰宅して出直し、14時過ぎから川へ向かう。
1500−1530、30分、小雨、気温24度、南東の風、風力3。
1)DH13.8ft#8/9、Rio-3D-FHI−520gr(11.6m34g)、フロロ10号、フロロ4号、鈎なし
このロッドはグラフェン、ファストアクションで軽い。
リフト/スイープ/D/キャストとスムースに進む。
一言、楽。
シングルスペイのイヤな癖が出にくいらしい。
でもやはり左上手の方が安定して飛ぶ。
フォアのDループの勢いも違う。
スイープとフォアの開始に力を掛けるだけでラインが飛ぶ。
その他は力を使わず、ロッドに任せる感じ。
とにかく楽。
楽器に例えれば高音域の弦楽器。
そこで、ロッドを交換してみる。

2)DH13.3ft#7、Rio-3D-FHI−520gr(11.6m34g)、フロロ10号、フロロ4号、鈎なし
これは高弾性グラファイトロッド、やはり右上手だとフォアのDループが崩壊し易い。
グラフェンはキャスターの癖の強さが出難いけれど、逆に修正できなくなる。
よく曲がるロッドだと手の癖の強さがモロに出て、むしろ修正し易くなる。
またグラフェンのようにスイープ/フォアの加速だけでキャストできない。
左右で投げ比べると、左上手のフォアDループはやはり綺麗で強く、右はいまだ汚く弱い。
なぜ?

ループが綺麗な左上手のフォアキャストは、左半身に乗った重心を左脚が受け止めていた。
右上手のフォアキャストだと、重心が右半身/右脚に集中せず、ここが大きく違った。
どうして?

左上手のスイープ時に不覚にも重心が下手側の右脚に残り、フォアキャストの瞬間、上手側の左脚に重心が移動していた。
この結果、スイープは下手側の後脚が軸になり、体幹を後ろに倒し「腰で引く」状態、スイープからローンチの瞬間に後脚を蹴り出し前脚へ重心が移動して体幹が前傾し、フォアキャストでそのまま前脚へ全体重を掛けロッドが振れていた。
タイミングは3つだった。

1)下手側後脚が重心軸足で後傾させた体幹の体重を使いロッドをスイープ
2)後脚から前脚への重心移動とロッド角度変換からDループローンチのタメのタイミングを同期
3)重心が上手前脚側に完全に移動し終えた姿勢、そのまま全体重を前脚へ放り出してフォアキャスト

左上手だと無意識に1、2、3のタイミングで下手側後脚→移動→上手側前脚に重心を移動させていた。
理由はただ単に、左上手キャストだと不慣れでバランスを崩し易かったから。
それで自然と、重心が下手側脚→移動→上手側脚と移っていたらしい。
ちょっとまて。
まさか、下手側後ろ脚の重心スイープが、綺麗なDループの決めてになる?

それで右上手キャストで試した。
1で後方の左脚重心で上体を後ろに倒し下手を効かせながら強烈な体幹スイープ。
2で後脚重心を上手側前脚へ移動させる間に、下手を突き上げDループローンチ/アンカー。
3で上手側半身に乗った重心を腰の回転で前脚へ放り出しながらフォアキャスト。

はじめてタイトループで飛んだ。
何度繰り返しても何度も同じように再現できる。

これだ。

いままで腕の運びだけで考えたけれど、実は重心移動つまり体幹運動が決め手だった。
動画記録はないけれど、以前気になった「腰が入らない」キャスト姿勢も、体幹放置が原因だった。
今日の雨のキャス練で、かなりの問題点が整理できた。
でも、その体幹運動が身に付くのはまた別の次元。
キャス練をさらに続ける。

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