シングルハンドスペイとシングルスペイ(20240610)
SHのシングルハンドスペイの場合、ロッド操作は実は、スイープもフォアも全て体幹運動だった。
腕はあまり使わず、体幹の重心移動だけで投げていた。
その意味に、今まで気付けなかった。
ラインの初速が違うのだ。
腕だけだと加速が遅れ、ラインにパワーが乗り難い。
でも体幹だとロッドを握るだけでラインが加速し、後はライン軌跡を整えるだけで楽だった。
DHのシングルスペイも全く同じだった。
腕だけでスイープ/フォアすると、シーソー原理で体幹が引き戻され、ライン加速が打ち消される。
シーソーを止めるには腕を使わず体幹のみでロッド/ラインを加速するしかないのだ。
具体的には、ロッド/ライン荷重に自分の体重を反作用させる。
すると体重より明らかに軽いロッド/ラインがたまらず吹っ飛んでくる。
そのライン軌跡を整えるだけでよいのだ、SHのシングルスペイのように。
なので腕の使い方は、体幹重量・体幹重心のインパクトをロッド/ラインへ完全に伝えることが最優先であって、ロッド/ラインを加速させることではなかった。
シングルスペイの上手下手の使い方のキモはたぶんその一点であって、加速や加重ではなかった。
土曜雨のキャス練で、それに気付けて良かった。
昨日も今日も、ベットで寝ながら、キャスト時の体幹移動を練習した。
まるで悶えるサナギのように。
これがけっこう効く。