なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

夕方キャス練(20240613)

2024年06月13日 22時01分49秒 | 実釣

夕方キャス練(20240613)


連日の夕方キャス練。
1745−1815、30分、府内大橋水位−0.07m、濁り、北東風力2、晴れ、気温31度。
1)DH17ft#9/10、Rio-Scandi#11F(710gr46g12.2m)、フロロ10号、鈎なし
右上手から開始、初投からブッ飛んでいく。
昨日向い風540grの困難が嘘のよう。
左上手もブッ飛んでいく。
20ストロークでも足らない。
でもやはり左上手の方が右上手の120%遠く飛ぶ。
動画で確認すると左上手肘が90度よりやや広く、右上手肘が90度よりやや狭い。
室内スペイ練習棒で確認すると、その原因の候補が見付かった。

肘角約150度で始めたスイープの終了時に、左上手はそのまま、右上手が90度にまで変化するのだ。
つまり左右差の理由の一つが、スイープ・ベクトルの方向性。
左はまっすぐ後ろの直線性、右が後からやや上向きの回転性。
右上手の「肘をグイッと曲げる」癖が、スイープラインを上向きに回転させていた。
なので右上手で、スイープが上向きに加速され、後方Dループのパワーが分散する。
この分散が左上手では生じない、左上手シングルハンドスペイの練習を怠ってたから。
だから肘を急に曲げる癖がないだ、不覚にも。

右上手バックキャストのDループが上がりつつある状態でフォアすると、前向きのベクトルに当然ながら上向きのベクトルが加わる。
その結果、フォアDループの力が前と上へ抜け、ループが上下に展開してしまう。
たぶんこれが右上手で苦しんだ悪い癖の一つ。
言い換えれば「スイープ終了前にDローンチを始める癖」でもある。
*スイープ中にローンチしアンカーを強制的に入れる試みの代償!
次回からここを徹底的に修正する。

ところで今回、動画で確認したら、1分で3キャストしていた。
なので30分間約80−100キャストの計算、どうりで20分過ぎた頃からロッドがぶれ滝汗たはず。
夕でも気温30度超えだからと思ったけれど、単に体力の限界を超えただけかもしれないが。
その意味で、やはりクランというシングルスペイ養成ロッドでスペイ筋鍛錬は正解らしい。
ライン適正重量は700gr、このセットでキャス練しながら実用的な筋肉と神経を鍛えよう。

今日の30分間、肉厚で濃厚なキャスト感を存分に味わえた。
この感覚も他でもなくクランならでは、クランをして余人に代え難し。
今回、あっという間に尽き果てたけれど、続けられる体力も大切だ。

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