なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

ハックルミノーv12完成(20240602)

2024年06月03日 21時57分09秒 | 机上釣

ハックルミノーv12完成(20240602)


0602に硬化完了したハックルミノーv12、しかしストレートで湾曲が浅い。

チューブ端が尾部なので、普通に作るとハックルの湾曲が伸び切ってしまう。

沈降はこちら面が下になるから、粘度/石膏/シリコンで湾曲する鋳型を作り、そこにはめて作成するのがベストらしい、この尾部端タイプは。
チューブ端が胸部なら、その必要はないけれど。

でも出来上がりはちょっとキュートで可愛く感じる。
使うのを躊躇うほど。
次は湾曲タイプを考えてみる。
まずは手芸店で、粘度/石膏を入手し型を作り、ホームセンターで買ったシリコンを流し込んで鋳型を作ろう。
ユラユラ沈降タイプはもう少し先だ。

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日曜キャス練(20240602)

2024年06月03日 06時07分20秒 | 実釣

日曜キャス練(20240602)


午前の仕事上がりで午後からキャス練、大野川。
舟本大橋上、1430-1530、1時間、白滝橋水位m、晴れ、気温24度、北西、風力4。
1)DH17ft#9/10、Rio-3D-HIS3(700gr45g12.2m)、フロロ10号/4号、UVレジン鈎

北東(川上)から北西(川下)へ風向きが変わり、しかも烈しく、投げ難い。
今日は700grの市販品なので自作ラインよりな投げやすいが、タイミングはやはり難しい。
リフトからのスイープは力負けしないけれど、角度変換/タメからのフォアキャストで力抜けする。
何度も繰り返すと、原因はロッドの早振りらしいことが分かった。
それでゆっくり降ると、きちんと飛んでいった。

これまでのキャス練ロッドがグラフェン素材だったから、そのシャープな振り感に腕が慣れていた。
17ft#9/10で700grを使うのは20240521(710gr、float)と今日(700gr、HIS3)で、シンク系ラインの方が投げ難く感じる。
リフトで水面から抜き上げるのに手間取るからで、より強いリフトとその待ちが必要。
で、ロッド感覚。
キャス練は普段使いのロッドに合わせた方が良い。
つまり、グラフェンなど高弾性グラファイトが普段使いなら、キャス練もそんなロッドを使うべき。
クランなど中弾性グラファイトロッドの感覚と、最近のロッドの感覚は大きく違う、当たり前だけれど。
遠征用ロッドは全てグラフェン、大分ではグラフェンと2020年産のロッドを使っている。
グラフェンは張りがあり軽いのでロッドを早く振り回せる。
旧式の中弾性グラファイトは早く振り回すと力が逃げてしまう。
楽器に例えると、グラフェンがギターやバイオリンで中弾性グラファイトがコントラバス、またはフルートとホルンほどの違いになる。
低周波の楽器は間延びした旋律が合うけれど、高周波楽器は細かなピッチが似合う。
それと同じで、グラフェンはキビキビと動き、中弾性グラファイトはユッタリと動く。
そこが振り感の違いに決定的に出てくる。
つまり、キャス練は、そのどちらの系統で極めるかが大切なのだ。

メンディングステイに向くのはグラフェン系で中弾性グラファイトは全く不向き。
グラフェン系と中弾性グラファイトのちょうど中間的な2020年産Winston Air THがメンディングステイ出来る限界ロッド、特に#8以上だとグラフェン以外は腕に負担が大きく掛かる。

ただし、SAGEやSCOTTの高番手ロッドがどうかは分からない。
ビューラーの#8/9DHはグラフェンで長時間のメンディングステイは全く問題ない。
#10クラスのDHが問題。
メンディングステイできる軽さと700grに負けない強さ、その矛盾する要求に答えてくれるロッドは何か。

もちろん700grに負けないスペイロッドとメンディングステイできる#10DHを分けて考えるのが王道だけれど、2本揃える余裕はない。
今は#10DHでメンディングステイする必要はなく、700grを楽に投げれればそれでよい。
Quantumスペイトーナメントロッドも考えたけれど、まずは実用的な高番手高弾性スペイロッドが欲しい、大野川のリバーシーバス用に。

今日、クランで1時間投げ込んだけれど、やはり腕への負担が大きく、それ以上続けると身体を壊す。
コントラバスな楽器的感覚は最高だけれど、そこで磨いた技術はだんだん時代遅れになっていく。
磨くなら、今のロッドにあう技術。

グラフェンだとループに#10がある。
SAGE/SCOTT/ループで考えてみる。

追記)
また、重いリールを使ってみているけれど、全体が重くなりすぎて、たぶん全重量がとんでもないことになっている。
1kg超えはしてないと思うけれど、そこに700gr超のラインを乗せ何度も振る。
重量は削れる分は削った方が身体に良いのではないかと思えてきた。
でもまだ重いリールは使い続けてみる。
答えを出すにはまだ早い気がするので。

追々記)
色々調べると、Scottは手作りで、SAGEとループは工業品。
品質の安定性は工業品、なのだけれど、大野川の対岸まで700grを投げ込むには、それなりのロッドが要る。
もし折れても修理は早い方が良く、その点も工業品は安心できる、けれど、最高のロッドを手作りのカスタムで極めたロッドも、使う瞬間に美を感じれる。
釣りはその瞬間こそ大事、そう考えれば、あとさきの安心感より、その一瞬の甘美さを優先するべき。
めちゃくちゃ高くなるけれど、それも、美へ支払う対価と考えれば納得できる。
実用性より美、今はそれを優先しよう。

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