Nonsection Radical

撮影と本の空間

頼りがいのある俺

2012年10月18日 | Weblog
朝の電車でね、ジャズダンス系ウェア(説明不能)のジョシがいるのよ。
いつも爆睡しているんだけど、嫌いなタイプじゃないわけね(苦笑)。
今日、たまたま(たまたまよ)ジョシの隣の席が空いていたので座ったわけさ。
そしていつものようにiPodでニュース番組を聴きながら爆睡しようとしたら、左肩に重みが。
そのジョシがもたれかかってきたわけね。
もちろん意識的にではなく(たぶん)爆睡の結果寄りかかったわけね。
当然そのような常識的な判断ができる年頃だから、わざと肌を密着させたり、こちらからくっついて行ったりはしないよ。
常に中立に姿勢を正し、むしろ引き気味に距離を測り、それでいて眠りを妨げないように配慮して”サポート”したのよね。
今朝は雨模様で気温も低かったのね。
車内も温度調節がいつも通りイイカゲンで肌寒いのね。
すると、寄りかかられて密着した肌が(もちろん衣服を通してだが)温かいのよね。
当然ジョシの方も温かいのよ(たぶん)。
だから増々密着の度合いが増すわけね。
そうなると、常識的判断が出来る年頃だから、ドキがムネムネしたり、呼吸がハーハーしたりしないように、心を落ちつけ息を詰めるわけ。
そうやって爆睡の邪魔をしないように配慮して、ジョシが降りる駅まで”サポート”したわけよ。
席を立ったジョシは、恥じらいをにじませた笑顔で「どうもすみませんでした」と一言発して降りて行ったわけではなく、ただ黙ってさっさと立ち去ったのは当然の事と受け止めるだけの常識的な判断ができる年頃なわけね。
でも、無事カノジョを送り届けた満足感が、ミッションの困難さをねぎらうようにわいてきたのは言うまでもない事さ。





和歌山県湯浅町湯浅 4


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