Nonsection Radical

撮影と本の空間

激動の時代なのかも

2020年03月25日 | Weblog
さてどれぐらい”すいて”いるかと浅草周辺に行ってみると、外国人の姿は少なかったが着物を着た日本人ジョシを始め、結構な人の賑わいであった。
この現象をどの様に解析するかは専門家に任せておいて、浅草の人混みを避けて日常の街並みを撮影で歩く。
時代の雰囲気に呑まれていく日常を結構冷静に見つめているつもりだが、さすがにここまで無自覚に物事は動いていくものなのかと驚きと落胆を合わせた感情を持て余している。
この後に来るのはパニックとつきものがとれたあとの痴呆状態か。
毎日せっせと発表される感染者数と入院患者数を書きとめてグラフにしていると、少しずつ”その瞬間”が近づいている様な気になる。
その瞬間とは、一気に爆発的発生で医療が間に合わなくなる瞬間だ。
退院する人もいるが入院患者数はそれを上回っている。
もちろんピークがいつなのか誰にもわからない。
そうこうしている間に世の中は大不況に突入した様だが、ここでも無自覚に物事は動いているようだ。
行政の行ないは誰もがピントはずれだと思うことばかりだし、政治家の発言は実のところ為すすべがなくて(これは日頃の無知蒙昧さが表れているだけだが)思いつきで言葉を発しているのだろうと想像できる雑さだ。
同じ原因で世界中が対応する場合に国ごとに対応に違いが出て、それをタイムリーに見聞きして、自国の振る舞いが理にかなっているのか、よそがうらやましくならないかと”政策”の比べっこをするのだが、Japan was No.1 であった時代を引きずりすぎたなと同時代人として反省してしまう。もっと早く他国よりも劣るシステムしか生み出していない”現状”を認めて再出発するべきだったのだ。
残念ながらすでに手遅れであるのは、この騒ぎで各国が打ち出す対策のスピードとIT技術の実用性と人々の人間性の偉大さを目の当たりにして、それをなんとも思わない世代の国民が多数を占める老化国家の波間の漂いぶりを見て明らかである。
大きな波に右往左往しながら思いつきで舵を切る老船の乗員であるはずが、多くの人が乗客だと勘違いしてお任せしている姿はかの船の行く末とダブってしまうのだが。
かの船とは豪華クルーズ船の乗客達の姿であるし、氷山と衝突して沈没した有名客船でもある。
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雨模様

2020年03月10日 | Weblog
休みも不規則で天気も不安定なため、時には強行軍になってしまうことも。
微妙な天気ながら撮影のリミットが迫ってきたので、仕事あがりにそのまま三脚を抱えて撮影に向かう。
降ったり止んだりの雨模様の隙間に三脚を立てて2枚撮影。
夜明けすぐにも関わらず通勤のためにか電車には人が多く、急ぎ足で仕事場に向かう人もカメラの前をすぎる。
そそくさと”現場”をあとにして電車に乗り込むが、お疲れ模様で乗り過ごし。
もうひとつの”現場”は雨で撮影中止。
帰宅後は泥の様に眠り、夕方に起き出して夕飯作り。
本日はモツ鍋とカツオの刺身。
食後に先日撮影の動画の変換作業。
4本で40GB。
都心部では明らかな動きは見えないが、他の地域ではそこかしこで”自粛”不景気の大波が。
まもなく”事実”を報じざるを得ない状況が来るだろうが、それをどういう風に受け止めるのだろう。
そもそも自粛は自発的に活動を控えているわけで、その結果は自己責任とされるのは当たり前だが、しなくても非難されて自己責任を取れとわけのわからない事を言われるし。
仕事を失うぐらいなら自粛などせずに本当の自己責任で活動しようとする動きも当然現れるだろう。
それを責めることが出来るのは、年金世代の景気関係ない年寄りぐらいだろうし、事実そういう世代は責めるだろう。
だからなんなんだ?
コメント (2)
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花粉で困る

2020年03月06日 | Weblog
世間ではマスク不足で困っているのだが、当方も最近花粉の仕業で鼻水、くしゃみが止まらない。
今日も最高の飛行日和で、そこら中に花粉が飛び回っている。
そんな中、東京の右側に動画撮影に。
震災前の2010年だろうか撮影に来たことがあったが、その時にはスカイツリーはまだ根元しかなかった。
街もスカイツリーを想定していない姿だった。
流石に10年経つと街も様変わりして、当時の記憶がアテにならなくて迷った。
使い古しのマスクをしていつもの様に歩くのだが、どこも自粛で人が少ない。
もっとも人が少なそうな通りを撮影しているのだから賑わいというのが似合わないかもしれない。
今回の騒動で、街の過疎化はさらに進むので10年後の姿は想像できない。
こういう撮影は往々にして、歩けば歩くだけ新たな街並みが現れてキリがない。
今日も、日が陰ってきて足は棒になってきたのだが、振り向けばそこにはいい感じの街並みが。
そしてドンドン深みにはまって駅から遠ざかるばかり。
いよいよ足が痛くなって撮影終了した時には、帰りの駅からはるかに離れた場所に。
トボトボと駅に向かうのだが目印はスカイツリー。
こういう時にだけ役に立つ。
帰宅すると25000歩。
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