Nonsection Radical

撮影と本の空間

11月7日 任せる

2022年11月07日 | Weblog
街並みを撮るためにこれまでシフトレンズを持ち歩いていた。
ニコンの中古で買った28mmレンズだ。
建物を仰ぎ見た時にとんがって見えるのが実は嫌なので使っている。
これをソニーの安物カメラにコンバーターをかましてつけているのだが、カメラも軽いしレンズも軽いものなのだが、それでも老化によってかさばるし重いし困ったねえと思っていた。
それで以前にソニーでは使えなくなった古いコシナの広角レンズを再利用しようとオリンパスの安物中古ミラーレスを手に入れ、そのコンパクトさと軽さが気に入ったのだけど、説明書を読んでみるとソフト的にシフトあおりが出来ると書いてあった。
難しいことや手の込んだことは出来ないたちなので(操作方法をすぐに忘れるため)シャッターを押せば写るのが理想としてきたけど、重いレンズを持ち歩く事を考えるとチャレンジしてみようかと思った。
説明内容を(あいまいに)頭に入れ仕事帰りに操作を思い出しながら一人ブツブツ言いながら住宅街を怪しく歩いた。
液晶画面を見ながらダイヤルをグリグリ回すとドンドン垂直になっていく。
撮影後にソフトウェアで垂直に出来ることは知っている。
でもそれをすると、画面上で写っていた周辺部が切り取られていくのが見えて癪に障るのである。
実際にはカメラ内で同じ事をしているのだが、見える絵柄が切り取られた後のものなので、それを見ながら構図を考えられるので許せるのだ。
面白いねぇなどと呟きながら撮影していて、もうこれで良いんじゃないの?と思ってしまった。
レンズもオートフォーカスで良いし、何もこだわらずにシャッターを押すだけで良いじゃない、十分面白いよ、と。
こんな事を言ってると、こだわりだらけの写真を撮っている周囲の知り合い達からはバカにされるのだろうが、そこじゃないんだよと言いたい。
ではどこなんだと言われると困るんだけど。
結果として機動性を手に入れることができるのだからすらばしいではないか。
参考までにオリンパスなどのマイクロフォーサーズ規格って150gとかの重さのレンズが普通にあるから凄いよね。
小さな安いカメラに安いレンズをつけて気楽に撮り歩く。
最高だね。

口絵は試し撮り。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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へぇー (かいはら)
2022-11-08 10:38:32
オリンパスって、そんな事ができるんだ。
知らなかった。
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私も知りませんでした (satobo)
2022-11-08 14:20:49
お久しぶりです。
いつもブログを拝見しております。
中古で買った初心者向けのE-M10 Mark3にそういう機能(デジタルシフト)が入っていました。
このカメラにやはり中古で買ったLAOWAの7.5mm(15mm相当)をつけてシフトすると街歩きでピッタリです。
jepgでは加工された画像が、RAWでは元画像が保存されます。
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