Nonsection Radical

撮影と本の空間

巡る季節の中で

2014年10月31日 | Weblog
朝夕は寒いなぁと感じるんだけど、駅へ向かう道すがらサラリーマン連中はたいして変わらないいつものスーツ姿である。
一方語婦人方は気温に合わせてショールやマフラー、ジャケット、コートと使い分け、それなりに彩りのある服装である。
サラリーマンはワイシャツやズボンの下に保温下着などを着用するのが精々で、秋用のスーツに変わるとか、薄手のコートを羽織るとかしない。
だから着た切り雀に見えてしまう。
そしていきなり冬用のコートへ衣替えしてしまうので、秋の気配など感じられもしない。
これじゃあ男性用衣類の市場がなくなるわけだ。
もちろん男性用衣類の市場(しじょう)というのは男性が仕事をしている場である。
つまり自分たちの市場を自分たちで廃退させているわけだ。
これで不景気もないものだ。
もっとも季節の変わり目などにも目もくれないような性格だから、たいした仕事など出来るわけがないんだけど、本人らはそうは思っていないのだろうな。
自分たち(オトコ)が社会を担っているのだと。
でもなぁ、つるしの2着でいくらのスーツを着て出来る仕事なんて、しょせん2着でいくらレベルの仕事じゃないの?
ショッピングセンターやデパートに行っても、衣類のほとんどは婦人物で、種類も年齢層も区分けが多い。
そうやって婦人物で、不景気風の吹くこの日本の衣料業界を支えているんだろうよ。
モノづくり日本の輸出産業、なんてのは単なるマボロシだとわかったのだから、内需拡大に活路を見出してはどうかね。
そんなカネねえよ、と言うんじゃないよ。
オシャレは組み合わせなんだから。
電車の中でボッとしてないで、周りの女性をイヤラシイ目以外で見てみたら、それぞれ工夫してオシャレしているのに気がつくから。




生田通り 1
兵庫県豊岡市大手町,千代田町
撮影 2014年8月2日 土曜日 12時00分
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オッサン仕様

2014年10月30日 | Weblog
気がつけば朝晩は肌寒く、衣替えをして冬服の準備をと思うんだけど、去年どんな服装で冬を乗り切ったのか記憶がないんだよねぇ。
軽くて暖かな服装を目指して、結局お金をケチったために寒い思いと重い思いをしたような気がするんだけど。
わかったことは、軽さなら化繊とダウンだなと。
この組み合わせで着る以外に体力のない年寄りが歩き回るすべはないと。
ウールのセーターと木綿のジャケットでは寒さは防げないと。
で、今年は薄手のダウンを中着にして、ジャケットは化繊の軽いものの組み合わせにしようと計画。
そうなるとどうしても目につくのが「ユニクロ」。
でもユニクロはすっかり若者の街着ファッションとなってしまい、オッサンの出る幕はないのだ。
まあ自他ともに認めるダサダサオヤジなので、シャレオツな街着など着る事は出来ないのだが。
それにあのウルトラライトダウンって値段のわりにウルトラ価値ダウンだし、ホントに暖かいのかね。
それにヒートテックってちっとも暖かくないし。
では組み合わせだけ参考にして、別のところで暖かいものを探そうと量販店を渡り歩いているのだけど、結構いろいろなものがあって楽しいね。
ダウンジャケットだって多少値段が高いかもしれないけど、もっとダウンが入ったものもあるし、ヒートテックでなくてもあったか下着はいっぱいある。
でもオッサンだからリーマンがワイシャツの下に着るような薄いけど暖かいというシャツよりも、ラクダ色した厚手のシャツに魅かれるんだよねぇ。
オバさん仕様の”ババシャツ”ならぬ”ジジシャツ”ね。
タイツではなく”ももひき”ね。
いかにもラクダのようにのんびりと暖かく過ごせそうなんだよなぁ。
そんなことを妄想しながら売り場にいるのだから、結局やっぱりダサダサ仕様から抜け出せないんだろうなぁ。

自分だけでなくニャンコも暖かくしようと、レッグウォーマーを胴着に出来ないだろうかと思って、探しに行った。
ホントはカワユイのがいいのでファンシーショップなんかに行きたいんだけど、そんなところにオッサンが行ったら即通報でアウトだろうから、100均ショップで様子見。
どうやらニャンコの胴囲ではちょっとキツそうなのだな。
大根足用レッグウォーマーはないのかね。




大森銀座商店街
東京都大田区大森北1丁目
撮影 2014年8月12日 火曜日 11時55分
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詰め替え商品は特売されない?

2014年10月29日 | Weblog
仕事場で話題になったのは、チラシなどのセール品でインスタントコーヒーの瓶入りが特価で販売されるんだけど、どうして詰め替え商品はセールにならないのだろうという事だった。
特価の瓶入りインスタントコーヒーの方が詰め替え用より安いので、詰め替え用を買うと損だというのだ。
そこで拙者が「詰め替え品を買う人が少ないから、セールの目玉にならないんじゃないの?」と思いつきで言うと、「いや、我が家はシャンプーとか洗剤は詰め替え品を買うぞ」と発言が続いた。
それはお宅の話であって、世間ではどうなのよと”反論”したんだけど、しょせんシロートの無駄話なので結論は出ない。
で、帰宅後、ネットで調べたのだが、確かにシャンプー、洗剤類の詰め替え用商品の利用は高い比率だ。
だが、話題のもとのインスタントコーヒーの統計は出てこない。
確かにセール特価の瓶入りの方が詰め替え用よりも安い事が多い。
結果的に瓶入りを買う人が多くなるだろう。
ではなぜ詰め替え用をセール特価で売らないのか?
個人的な印象では、メーカーはあくまでも瓶入りを生産の主流に据えていて、それを流通させる事で生産効率を維持しているから、特価であっても流通を優先させているのではないか、と想像したのだ。
それに詰め替え用だとチラシのインパクトに欠けると思うのだ。
インスタントコーヒーだけでなく、他の商品でも詰め替え用が特価販売されているのを目にした記憶がないが、実際はどうなんだろう。
どなたかインスタントコーヒー業界か流通業界の人、御教示願えないでしょうか。




天后堂
長崎県長崎市館内町
撮影 2014年3月22日 土曜日 16時30分
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備忘録を忘れる

2014年10月28日 | Weblog
メモ帳というのは大切なもので、トシと共に記憶など当てにならなくなり、忘れるはずがないと思う事も簡単に忘れてしまい、記憶より記録と書きつけるのに欠かせない。
覚えているという”記憶”さえもずいぶんイイカゲンなもので、”記憶上”では数々の女優と浮き名を流しているのだが、”記録上”では一切ない。
どちらが正しいのかは判断に苦しむのだが、ジェームス三木のように当時は記録していなかったので確認のしようがなく悔やまれる。
現在ではメモ帳を持ち歩き、何か頭に浮かんで覚えているうちに書きつけるようにしているのだが、そのメモ帳を忘れてしまった。
土曜日に徘徊した時に、ジャケットのポケットに入れ、そのままになってしまい、別のジャケットを着てしまったのだ。
昨日の「泣く女」も、目撃した時にメモしておこうとポケットを探ったが見つからず、泣く女泣く女と口ずさみながら、書きつける紙を探して、ようやく文庫本のしおりに書いたのだった。
書店に行って、目についた本をメモろうとしたが果たせず、土木ジョシおかんメール土木ジョシおかんメールと口ずさみながら店の片隅まで行き、こっそりしおりにメモしたのだった。
メモ帳一冊ないだけで、こんなに不便なんだと嘆いたが、今日もやはりメモ帳を持って出るのを忘れた。
これは「メモ帳をジャケットから移し替えること」とメモしなかったから忘れたのだ。
もちろん今は移し替えた。この日記を書きはじめて思い出したからだ。
備忘録としてメモしているのに、その備忘録を忘れるようでは世も末である。
いや”世”は21世紀が始まったばかりで、自分が”末”なのだが。




五新鉄道跡
奈良県五條市新町1丁目
撮影 2014年6月21日 土曜日 14時35分
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泣く女

2014年10月27日 | Weblog
肩に温感シップを貼って過ごす。

退社前に客先より不良発生の連絡。
出荷時検査の対策を検討。

駅の階段に座り込み電話をかける女あり。
膝頭に顔を伏せ嗚咽しながら会話。
悲しい出来事か。もらい泣く。

大阪ニコンサロン 渡辺眸写真展「1968新宿」
素晴らしい。29日15時まで。必見。

ジュンク堂でチェックしてあった本をチェック。




大森駅山王口の街並み
東京都大田区山王2丁目
撮影 2014年8月12日 火曜日 11時50分
コメント (2)
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