猫なで声

ニャンコをこちらへ連れてくると話した時に、老親はイヌもいるし、ネコは嫌いだからイヤだとさんざん文句を言った。
初めて顔を見た時にも、目が吊り上がって怖いとか、デカいとか文句を言った。
それが今ではどうだ。
何度もsatoboの部屋に来て（基本的にこの部屋にしかいない）、ニャンコはどこだと触りたがり、近づいてくると「ニャンコちゃ～ん」などと猫なで声でナデナデする。
もちろんsatoboのいない日中にも数えきれないほど訪ねてきているはずだ。
おかげでワンコは階下で待ちぼうけとなり、すっかり可愛さ順位が入れ替わっている。

大人になったら前言は撤回してはいけないと思う。
そうなると思うのなら、迂闊な事はいわない方がイイ。
今ではすっかり「なんだコイツらは」気分だ。

孫などカワイイとも思わないsatoboは、「孫ちゃ～ん」などと猫なで声で抱っこしたりは決してしないぞ。
今のところは・・・・

寝物語り

どうもノドの腫れはひかなくて、だいじをとって安静に寝て過ごす。
もちろん布団から両手は出してだ。
枕元にはニャンコが丸まって看病してくれる。
ただ寝ているだけでは妄想がわいて来るので、手には文庫本。
ジェフリー・ディーバー著「ウォッチメーカー」文春文庫
鑑識小説と言いましょうか。
物語が何層にも重なって繰り広げられ、「そうだったんだ」と思ったらどんでん返し、それでまた「そうだったか」と安堵するとどんでん返し、結局最後には「えっ、そうだったの」と１冊で日本の小説では数冊分の物語が展開していく。
それに比べればテレビの橋本某の鑑識課員ドラマなど稚拙で、同じ「物語」でも作りが違いすぎる。
リアルさの「作られ方」が違う。
それがホントかどうかの問題ではない。
まあそんな事を考えながら安静に過ごしていたが、さすがに夕方には腰が痛くなり、異常に気温も高い事もあって散歩に。
夜には雨が降りだし、週明けからは雨の通勤となる事確実。

週末ごとに風邪で

臥せっております。
咽が痛い。
肩が痛い。
頭が痛い。

ノルウェーの森のジョシ

電車の向かいに座る制服を着たジョシ校生。
手には文庫版「ノルウェーの森」下巻。
赤い表紙のヤツ。
俯き読むジョシに夕日が差し込む。
首に巻いたマフラー。
少し首を傾げた端正な顔。
駅に着くと顔を上げ、立ち上がりドアへと向かった。
手には文庫とともにLOFTの紙バッグ。

靴選び

長年履いていたミズノのウォーキングシューズの底が剥がれてしまった。
3000キロしか持たない底をだましだましで5000キロ以上は歩いていただろうから仕方ない。
そこで普段履き出来るスニーカーを買おうと検討。
困るのは足幅が合わないこと。
国産品だと狭くても2E、へたすると4Eなどという足ヒレかと思う幅広の靴ばかりだ。
こちとら上品なDサイズ、おまけに24.5センチと上品な御御足だ。
で、出かける時用にはL.L.BEANで輸入もののロックポートを買って履いている。
L.L.ではDサイズが選べるのだ。

今回はウォーキングシューズなのでニューバランスでもと思い（ニューバランスにもDサイズがある）、ABCマートなる店に行き探したが、結構なお値段がする。
帰宅後、ネットでニューバランスを探したが、やはり高い。
L.L.でもおおむね１万円以上する。
型番を調べてネット検索するとアメリカのアマゾンでは80ドルぐらいだ。
試しに日本のサイトのIDとパスを打ち込んだがダメだった。
新たに登録する必要があるらしい。

問題はアメリカアマゾンから買えるのかという事。
アマゾン直販ではなく、別の業者が出品しているのだけど、アマゾンで手続きして日本へ送ってくれるのか？
また送料と税金の問題もある。
送料は無料なのだろうか？
靴は確かかなり高い税金がかかるはずだし。

靴は実際に履いてみないと合わない場合もある。
まったく規格外の足を持つと問題ばかりで困るのだ。