Nonsection Radical

撮影と本の空間

商品デザイン

2011年09月30日 | Weblog
物欲も失せる一因にモノのデザインがある。
基本的にはシンプルで使いやすいものが好き。
ところが最近はそういうものが少ない。
クルマにしても10年単位でしか買い換えないし、ケータイは5年以上使っているし、カメラなど買わなくなった。
最近の日本製品はデザインがひどいと個人的には思っている。

日本車のあのどうにもコマゴマゴテゴテした外観がキライだ。
特にマイナーチェンジなどしたら、チェンジするというのは前のデザインをいじくる事と勘違いしているのではないかと思うぐらい陳腐な「つけたし」をする。
だからマイナーチェンジ後のクルマというのは、だいたいが低俗で醜い。
きっとデザイナーはする事がなくて、どうでもイイ部分をいじっただけなのだろう。
それもたいしたデザイン力があるわけでもないので、違いを見せようとカタチだけにこだわり、趣味の悪い幼稚なカタチを生み出すのだろう。
元のデザインの良くないところに陳腐なちぐはぐさを付け加えるので見れたものではない。
そして運転しやすいデザインかというと、まったくそんな事もない。
椅子も疲れるし、見切りも悪い、道路のインフォメーションも伝えないし、安っぽい。
愛着がわく事などない。

ケータイも最近のはゴテゴテデザインだ。
satoboのはシンプルなカタチで飽きのこないデザインなのだが、そんなシリーズはとっくに廃番になった。
つまりそういうデザインを多くの人が好まないという事なのだろう。
外観はシンプルだけど、中身は他のドコモと同じなので、使いにくさは同じだけど・・・。

そしてカメラだが、どれも同じようなデザインで、デジタルなのにフィルムカメラと変わらない形なのはなぜだ。
それが使いやすいカタチだからと言い切れるのか?
かといって、また陳腐なデザインにされても困るけど。
同じようなカタチなら、昔の方がまだそれでも個性があるし、美しいデザインのもある。

デザインは使いやすさのためと、カッコ良さのためとがあると思う。
使いやすくするためにデザインされているか?
カッコ良く見えるようにデザインされているか?
使いやすくてカッコいいデザインだろうか?
多くが、その両方とも持ち合わせていない気がするんだけど。
ハッキリ言って日本のメーカーのデザイナーって才能ないんじゃないの?
そう言って舶来カブレと思われるかもしれないが、舶来品だからイコール良いデザインというわけでもないのは承知だ。
でも選択肢は確実に海外製品の方が広いと思う。
それに各メーカーに、「まだ」アイデンティティーがある気がする。
ベンツはベンツだし、ライカはライカだ。
トヨタはどんな顔?
キヤノンはどんな顔?
キヤノンのアイデンティティーはヤの字が大文字になるだけだろ。
日本企業は、自社の過去のデザインに敬意を払っていないから、そうなるのじゃないの?

と、好き勝手な事を言ってきたけど、satoboのようなオヤジは顧客対象者には入っていないのだろうから完全無視でよろしい。
こっちはこっちで、好きなデザインの使いやすいものを選んで使うだけだ。




柏崎市駅前2丁目
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電子書籍ふたたび

2011年09月29日 | Weblog
ソニーの電子書籍端末リーダーの新型が発表された。
マックにも対応するようだ。
おまけにわずらわしいPC接続ともおさらばし、ウィーフィー(笑 WiFiのことだよ)でダウンロード購入も出来るようだ。
で、先走って何を買おうかなと専用ストアを覗いてみたら・・・欲しい本がない。
欲しい本はすでに読んだ本ばかり。
1500冊ほど見たが、欲しいと思える本は数冊しかなかった。
だいたい小説が1500ぐらいしかないって、どんな本屋なんだよ。
そこで他の電子書籍サイトを見たが、やはり欲しい本がない。
原因の一つに、電子書籍のフォーマットが何種類かあり、さらに来年当たり業界標準規格になりそうなEPUB3という規格が決まるらしい。
それを待っているとも思われる。
EPUB3で「出版」すれば手間が省けるという事もあろう。
それにしても、電子書籍といっても主流(売れ筋)がコミックというのも淋しい話だ。
いや、それは電子書籍の話が出てきた時にわかっていた事だ。
紙の本が売れないのに、高いお金を出して電子書籍端末を買うはずがないし、ケータイで読む人も少なかろうと思ったのだ。
本を読む人など少数派なのだ。
ましてや小説など。

小説を読むような人は妄想が激しい人なのだ。
文字を読んで、頭の中で自分勝手なイメージを膨らませ、主人公の姿カタチ、声、喋り方、周りの景色、音、色、雰囲気まで好き勝手に作り上げて楽しんでいるんだから。
普通の人は、その作業を映画やテレビで、他人が「翻訳」したイメージで楽しんで十分なのだから。
だから小説好きな人は、ペンパル(死語)からの手紙と同じなのだ。
あった事もない人からの手紙の文字で、相手を想像し、妄想し、恋い焦がれるメデタイ人種。

それにしても、各電子書籍ストアの作りのひどさは何とかならんのか。
あんな棚作りの本屋が実際にあったら、すぐに潰れるだろう。
新刊本を平積みにして、おすすめ本を何点か飾り、あとは自分で探し出せと言うのだから。
初めから目当ての本がない限り、順繰りに(それも20点ずつ!)見ていかなければならないのだから。
個性を出すなら、どんな棚を用意するかが腕の見せ所だろうに。
きっとサイトを作った人は、本屋に行ったり、本を立ち読みすることをしない人なんだろうな。

古い本も版を重ねていない限り、元の原稿が電子データ化されていないので、電子書籍として出回る事はないのだろうな。
昔読んで手放した本をまた読んでみたいと思っても、かなわないのだろう。


富山県魚津市火の宮町
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夜歩き

2011年09月28日 | Weblog
昼休みに、以前から気になっていた商店街へビデオ撮影に。
当然、昼食は抜き。
ところが困った事に空腹で手が震える。
自販機でスポーツドリンクを買い、一気飲み。
血糖値を上げて、再度開始。
休み時間ギリギリまで歩き回る。

帰宅時に、暗い路地を通って撮影。
目には、ほのかに足元が見える程度。


帰宅後、ビデオを確認すると、昼に撮影したものは空腹手ぶれがハッキリと確認できた(笑)。
帰宅時のは、ほとんど何も写っていないぐらい暗い。
人間の目とはたいしたものだ。



北陸本線 入善-泊
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お酒も飲めないわ

2011年09月27日 | Weblog
ついこのあいだまでは、寝酒の缶ビール1本だったのだけど、ついに何も飲まずに寝てしまえるようになってしまった。
まったく失態である。
しかし、そんなにお酒を飲みたいとは思わなくなった。
それよりカラダを横にしたい気持ちが大きい。
でも、飲んで酔っぱらった勢いで寝るという生活を続けてきたので、あっさり寝てしまうのが健康的すぎてつまらない。
飲んでダラダラ遅くまで起きているのがツマラナイだけだ。
しなければならない事は山ほどあるが、カラダがキツいのは体力がすっかりなくなってしまった証拠だ。
かといって、運動するにも腰が痛い、膝が痛い、肘が痛いと、やらないイイワケには事欠かない。
唯一の楽しみは、iPodで聴く「クラシック」(たぶん)。
何も考えないで楽器の音に聴き入ると、ホッとした気持ちがわいてきて、自然とまぶたが・・・(笑)。


長岡市水道町
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ニャンコごはん

2011年09月26日 | Weblog
ニャンコごはんの買い置きがなくなったのでネットで注文。
神奈川で注文していたお店にわけを話して大阪まで送ってもらえる事に。
ニャンコごはんにもピンからキリまであるけれど、うちのニャンコのように食が細いと、一ヶ月でも2ポンドほどしか食べない。
だから安いものを買わなくても、一日あたりにしたらわずかな食費にしかならない。

これはヒトの食べるものにも当てはまると思う。
たとえば醤油も、セール品の安いものはやっぱりそれなりの味しかしない。
それより200円高いものにすると味もずっと良くなる。
たとえそれが20日で使い切っても、一日あたり10円高いだけ。
それで美味しい味わいが得られるのなら幸せだと思うよ。

ニャンコにもそういう幸せを味わせてやりたいだけ。


敦賀市松島町 Part1
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