馴染む

久しく聴かなかったラジオを聴くと、あんなにも楽しく感じたトークがどうもノラない。
それでまた聴くことをやめてしまったんだけど、録りためていたポッドキャストを移動中の暇つぶしに聴いていると、だんだんとトークのペースに引き込まれて、以前のように楽しく感じるようになった。
ラジオ番組はそれぞれ個性があり、トークにも話し手の個性と好みがあって、どの番組を選ぶかは単なる好みである。
その好みも、時間とともに変わるというわけだから、単純に好みというだけでなく、マッチングというのが自然と働いているのかもしれない。
一通りポッドキャストを聴いた後では、ラジオでも以前と同様に楽しく聴けるようになった。
いわゆる「馴染んだ」んだな再び。



磯部の街並み 7
神奈川県相模原市南区磯部
撮影 2016年7月5日 火曜日 15時10分

自分かも・・・

最近電車に乗っていると、よくニオイが漂ってくるんだよね。
ニオイの種類は、ほらアレです。オナラです。
車内で誰かが音のない世界を拡散させるんですよ。
横目で周囲を見渡しても私ですと意思表示する人などおりません。
みんなすました顔しています。
いわゆる”すましっ屁”ってやつです。
内心では誰もが疑心暗鬼に陥ってるんでしょうけど、それも表情にあらわしません。
出物腫れ物所構わずと申しますから、こっそり作業を行なったのでしょうけど、やはり証拠は残るわけです。
で、誰かと誰もが犯人を捜すのですが、誰も自首したりはしません。
困ったものです。
隣の若いアンちゃんかもしれないし、おすまししたジョシかもしれません。
いや、ジョシはオナラなどしませんから、きっとヤローなんでしょう。
でも、こう度々犯行現場に立ち会うと、ふとある疑惑がわき起こってきます。
俺か？
いや、自覚はない。
自覚はないし、痔核もないけど、自覚なしに緩んでしまったのかも。
それぐらい自分のことは信じていません。
ニオイに個性があれば、それが誰のものか判明するのですが、不思議とどれも似たようなものです。
つまり人間は誰も同じようなものだという証拠です。
同じようなものならみんなで許しあえるはずなのですが、なぜか他人のしでかしたことは許せない。
たとえそれがカワユいジョシであっても。
ましてやオヤジであれば尚更。
そのオヤジに属する自分の仕業なら、自分自身が許せない。
許せないけど自覚はない。
困ったものだと犯人探しの旅は続くわけです。



磯部の街並み 5
神奈川県相模原市南区磯部
撮影 2016年7月5日 火曜日 15時00分

地味めジョシの観察を観察

電車の向かい側の席に黒いシャツ、黒いパンツのショートカットのジョシが座っている。
年の頃なら30手前か。
顔立ちは整っていて、ハッキリ言って好みだ（笑）。
ただ白い靴下にジョシコーセーの履くHARUTAの黒いローファーというのはどういうわけだ。
ただ非常に大人しめというか人見知りする質というのか視線を下から向けて人をうかがう仕草がある。

一組のカップル（今時アベックなどというと笑われるよ）がsatoboの隣に座ると、ジョシは視線をカップルに向ける（その視線をsatoboが追う）。
カップルというのはバカなもので、二人だけの世界にひたって語り合うもので、その会話をジョシは聞き耳を立てて聞いているようで、カップルの笑い声とともにフッと笑う。
satoboはイヤホンをして難しい話を視聴しているのでカップルのバカ話の中身はわからない。
ジョシは時折チラチラとカップルに視線を向けて”観察”を続ける。
ひたすらカップルの話に耳を傾けているようだ。

やがてカップルが駅で降りると、ジョシは窓の外に視線を向けてカップルの姿を追う。
何を思うのか。
そして視線を車内に戻すとシャイな表情で下を向く。

このコはナニ系のコなんだろうかと興味がわくが、お疲れモードで知らずに寝てしまった。
ふと目をさますと駅に着いていて、ジョシは席を立ち出口に向かうところだった。
しまった！ジョシが席を立つ時にどんな表情を浮かべるのか見逃してしまった。

やがてジョシが駅に降りると、satoboは窓の外に視線を向けてジョシの姿を追う。
何を思うのか。
そして視線を車内に戻すとシャイな表情で下を向く。
ジョシのお尻の形がやや好みと違っていたのであった。



磯部の街並み 4
神奈川県相模原市南区磯部
撮影 2016年7月5日 火曜日 14時55分

削除要請

ポケモンGOで自分ところのナンチャラを（よく理解できていない；）削除してくれという要請がたくさん起きているという。
つまり自分ところに来るなということなのだろうが、一方で自分の”やり方”での”集客”は行なうのだろうから手に負えないものは好まないということなのかもしれない。
この削除要請で思い出したのは、グーグルマップのストリートビューで自分ところが表示されるのはイヤだから削除してくれという話が当時あったことだ。
今はそんな話題も巷には流れてこないが、ストリートビューを使っていると、時に画像が表示されない家があって、まだ”有効”なんだなと確認できるんだけど、これがどういう意味を持つのかはわからない。
わからないけどイヤだからイヤなんだというのに配慮した結果なのだろう。
この二つが連想されたという自分の頭の中では、上記のようにやはり自分のコントールできないことへの拒否というのがあるのだろうと思う。
当然の欲求だと思うが、それが”有効”なのかはわからない。
ただ人が行き来し、集まる場所であることには変わらないので、自分の思惑だけでコントロールできるものであるのかな。
それでも削除要請が今回もあるというのだから、ポケモンGOの影響力は大きなものなのだろうね。
最近はズル賢いので、論評しないで事実関係だけを述べたりする。（笑）



磯部の街並み 3
神奈川県相模原市南区磯部
撮影 2016年7月5日 火曜日 14時50分

自意識

ポケモンGOを街中でやっていて、ポケモンの写真を撮ったら「俺を撮っただろう」とトラブルになって警察沙汰にというニュースがあって、ポケモンとは関係なく自意識ということで興味深いなぁと思った。
スマホなりカメラなりが自分の方に向いていたら（あるいは向いていると思ったら）、自分が撮影されると思う人がいるという。
そこには自意識が働いているわけで、カメラ（機能）が自分に向けられると自分が撮影されるという思いが起こる心理には、どのような働きが作用しているのだろうか。
自分には、他人が自分の写真を撮るであろうと思うことが想像できないので、そんな”愚問”が湧き上がるのだが、世間ではそう思う人がいるということを知っておくのは無駄なことではないと思う。
まあ自分で写真を撮っていたりするので、誰かのカメラがこちらを向いていて、その画面の中に自分が入るかどうかぐらいはわかるので、入りそうなら邪魔にならないように画面から外れることぐらいはするんだけど、カメラがこちらを向いているからって自分を撮ろうとしているなどと想像もしないので、実際のところの心理はわからない。
また、自分で写真を撮っていたりするので、誰かにカメラを向けて写真を撮ったりはするのだけれど、誰かに興味を持って撮影しているわけではないので、誰かを撮影しようとする心理もわからない。
でも実際に誰かを撮影しようとする人もいて、誰かに撮影されたと思う人もいるのは事実で、そういう場合にトラブルが発生するというのも撮影する側は認識しておくしかないのだろうな。
今回の”事件”では、撮影者の腕をつかむなど”暴力行為”があったということだが、そういう法律違反を犯しても構わないと思うほど、写真撮影に対する自意識が高かったというのも興味深いものである。



磯部の街並み 2
神奈川県相模原市南区磯部
撮影 2016年7月5日 火曜日 14時45分