Nonsection Radical

撮影と本の空間

普通の言葉

2018年09月28日 | Weblog
ネットを見ていたら沖縄の知事選に際しての”噂”として広まっているものに「アリペイを導入したら中国に支配される」というものがあってホホウと興味を持った。
アリペイというのは中国での電子決済サービスのことね。
知事選ではまことしやかに”噂話”が広がっているようだけど、結構多くの人が信じるでもなく信じないでもなく話を広めているらしくて、結果的に巷の与太話と同様にさもありなんと既成事実化してしまっているようだ。
ここにきてそういう話を聞きつけた”反”噂話派があれこれと”火消し”に躍起になっているようだけど、あまり効果がないと思うんだよ。
この手の噂話には事実をいくら並べても効果はないんだよ。
ましてや”反論”する側がいわゆる”インテリ”さんだったりするから、あまり”庶民”には響かないんだよ。
こういう話は、誰の口にもついて出るような”普通の言葉”で語られるんだよね。
そういうのが一番効果的なんだよ。
詳しく調べようとも思わないレベルの話が一番広がりやすく、なんとなくそうかなと思ってしまうんだよ。
こういう世間の流れに対するのは本当に厄介なんだけど、世間のことに無関心な左の方の人とかは事実で持って反論すれば打ち消すことができると思っているんで、とうとうと自分たちの業界用語で”反論”しようとして聞く耳を持たれないんだね。
中国人の観光客が増えて、自分たちが普段使っている支払い方法でお金を使いたいと思うのは自然で、日本人だってなんとかカードとかで普段買い物しているのと同様な話なんだけど、日本では馴染みがないものだったのが中国人の誰もが使うものだから「おもてなし」の国ではあっという間に利用できる店舗が増えたんだな。
こういう電子決済は中国の方がずっと進んでいるようで(海上撮影家の海原さんが詳しい)、自国のことしか興味のない一般日本人にはあまり理解されない話だから警戒感を持つんだよ国民性として。
そこに普通の言葉で噂が流れてくるものだから、すっと心にしみていくんだろうな。
だからこういう話には、普通の言葉で「そんなアホなぁ」と返さないといけないのに左の方の人は普通の言葉が喋れないんだ。
だから太刀打ちできないんだよ。
その中で一番これはと思った言葉は、菅野完事務所がつぶやいた「あのなぁ。アリペイ導入したら中国に支配されるんなら、今頃、銀座は中国領になっとる。」でした。
コメント (2)
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今日までの日記もどき

2018年09月23日 | Weblog
いつも日記を書こうと思って寸前までいくのだけれど、最後には力尽きて寝てしまう。
相変わらず不規則な生活で心身ともに疲れているけれど、毎日しなければならないことは尽きない。
もの忘れが激しくて、なんども思い出してはその度になんども忘れてしまいちっとも進まない。

少しずつ本は読んでいる。
ほんの数分ずつ時間を見つけては読むのでちっとも進まないが。
一方、商売上手につられて電子書籍は定期的に購入しているが、バーチャル空間に積読状態。

時代の流れによって動画を4Kで撮り始めるが、設定がまだ決まらない。
画質をよくすればとんでもない容量が必要になり、どこまで妥協できるかが問題。
見てはいけないという決まりなのでこれまで自分がアップした動画は確認していないのだけど、HDだとかなりパソコンでは厳しい状態だったようだ。
これが4Kになると少しはマシになるのか。
金銭的はかなりの散財になって苦しい。

相変わらずニャンコは高い台に飛び上がることに失敗するように。
老化かな。
食欲は気温の低下とともに出てきた。

少し先だが、一度実家に帰ってカメラ機材を引き上げてこようと。
その際に売れるものは売ってしまおうかと。
筆頭はニコンFM3aだが。
レンズは引き続き保持。
生活費の足しに・・・
どれくらいで売れるのだろう。
売価は5,6万なので2,3万か・・・
誰か買え!

今月はあと120時間働かないと。
今月労働時間240時間。
実拘束時間330時間。
疲れている原因がわかっているだけにどうしようもない。

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亀の甲より

2018年09月10日 | Weblog
家人が出かけようとしているのだが、玄関へ行っては「あれを忘れた」と再び部屋へ戻り、また玄関へ行っては「そうそう」と戻るの繰り返しを見ていて、自分と同じだと”安心”したのだけれど、歳をとるというのはそういうものだ。
しかし悪いことだけでもなさそうだと自己満足した話も。

女子テニス全米オープンで大坂なおみが”日本人”として初めて優勝したという話を仕事場でしていて、「あれぇオカシイなぁ沢松和子が・・・」と言ったところ、おばちゃんジョシから「カズコ〜?」と言われて「えっ?」となった。
「だからぁ沢松和子」というと「ナオコじゃないのさぁ」と言うのである。
ボケた頭を整理して見たがやはり沢松和子である。
そこで検索してみたが結果は和子であった。ただしウインブルドンのダブルスで優勝。ちなみに沢松奈生子は和子の姪。
その結果を伝えたのだが、そんな人知らないと言われたので、「歳をとっていると、色々昔のことを知っているからよかったぁ」と”勝ち誇り”を言ったのである。

確かに一面では歳をとっていることで実際に経験したことが多くなるのだが(ボケて忘れていなければだが)、逆に後から生まれた人は以前のことを記憶としてではなく記録として知ることができるので羨ましくもある。
明治時代の人が知らないことを現在の人は数多く知っているのだ。
どっちが良いかと言われたら自分にとっては現在人の方である。
だって活かそうと思えば調べることができるんだもの。
そこでオールドマンも現在人に遅れをとらないようにしなくてはならないと感じている。
できるだけ現在のことも知って、過去の経験と合わせて(ボケて忘れていなければだが)現在人にはわからないようなことにも嫌味で発言できる老後を暮らしたいのだ。

モノを知らなさすぎるぞ現在の若者よ。
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