Nonsection Radical

撮影と本の空間

私たちの選択

2014年03月31日 | Weblog
さて明日からは消費税が8%になりますけど、来年は10%ですから。
これに文句を言う筋合いはございません。
なにしろ選挙によって多数の人が自民党の政策を支持したのですから。
安倍首相の政策で、金融緩和を施して、円高を”是正”するカンフル剤が効いている間に、輸出産業に追い風を吹かせて、ライバル国に負けない画期的な新製品づくりで輸出大国ニッポンを蘇らせる作戦に拍手喝采しました。
あいにく画期的な新製品はいまだ現われないのですが、それでも少しずつ景気は上向きになっているようです。
そこで消費増税により財務省念願の財政再建に挑むのですが、一抹の不安がないわけではないのです。
小渕内閣で景気回復の芽が出たのをきっかけに橋本内閣で増税して景気が落っこちたのを思い出すのですね。
ちょっと景気が上向いてきた。では財政再建を。
今回も同じ動きです。
というより、財政再建するために景気を回復させる作戦ですか。
当時も、もう少し軌道に乗ってからでも遅くはないと言われたのですが、景気回復の芽をバッサリ摘んでしまいました。
いやいや増税は影響なかったのだと言いますが、増税がなければ景気は更に回復していたのではないかという意見もありますから。
カンフル剤が効いている今だから出来る事だという判断なのでしょうか。
そういえば、最初は景気対策がカンフル剤だと言われて、当然その認識でいたのに、今ではカンフル剤という言葉を聞かなくなりましたね。
景気が本当に回復し始めているのだとでも思い込んでしまったのでしょうか。まさかね。
「第三の矢」などと言って経済政策で国が何かをしようとしていますが、ホントに経済を伸ばしたいのなら「国家の放置プレー」こそが経済躍進の「第三の矢」になる気がしますが、なんやかんやと口を挟みたい政治家や省庁が「指導」の元に余計な事をして足を引っ張る気がしますね。
それでもそういう国のやり方がイイと国民が圧倒的多数で自民党を選んだのですから、文句を言わずに従いましょうね。
なにしろ国民が国に従う憲法を作りたがっている人が総理大臣になっているのですから。
滅私奉公、仁義礼智忠信考悌の精神ですよ、国民の皆さん。





浜通り商店街 5
滋賀県高島市今津町今津
撮影 2013年12月28日 土曜日 14時55分
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知らぬは放っとけ 長崎の旅 7

2014年03月30日 | Weblog
ホテルが取れなくて諫早市(いさはやし)のビジネスホテルにしたんだけど、諫早ってあんまり興味はなかったんだよねぇ(苦笑)、ただ単に寝るために行く場所的な。
ところが結構面白い場所だったのはラッキーだったね。
ホテルが国鉄(死語)諫早駅から遠かったものだから、諫早駅と連結している島原鉄道に一駅150円乗ると楽なので乗ると、この島原鉄道、通称島鉄が一両編成で市電みたいで楽しいんだな。路線も花やしきのジェットコースーターみたいな感じでイカスし(死語)。
ホテルの近くには商店街があるし、ちょっとした飲屋街もある。
ブラブラ歩くのにも最適な喫茶店もある。
最終日には島鉄を使わずに歩いて諫早駅まで行ったのだけど、のんびり出来る街並みだった。
長崎市の眼鏡橋は超有名だけど、諫早にも眼鏡橋があった(移築だけど)。口絵画像がそれ。イイ感じでしょ。
駅前まで来ると開けた感じがする地方都市の駅前という感じだけど、歩いてみると諫早はまだまだ楽しい場所がありそうだな。



城見町の街並み
長崎県諫早市城見町
撮影 2014年3月23日 日曜日 10時10分
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知らぬは放っとけ 長崎の旅 6

2014年03月29日 | Weblog
長崎市は人口43万人の長崎県で一番大きな都市だという。
そんなことも知らないで、列車に揺られながら終着駅の長崎に降りたのだけど、確かに車中大きな都市を見かける事もなかった。
たぶん近隣の街から長崎市内のお店に出かけてくる人も多いのだろうね。
ショッピンセンターや大規模商店街がいくつもあるし、観光客もそこを通るので結構な賑わいだ。
長崎市内に行けばなんでも手に入るし、また逆を言えば、長崎市内まで行かないと手に入らないものもあるという事だろう。



地元の人に聞いたところ、細い道と急な斜面に建っている家が多いので、クルマを持てず、買い物にもえっちら上り下りするのが大変なんだという。
それでも必要なものを求めて平地にあるお店まで買いに行かなければならないのだ。
見たところ昔ながらの道沿いの商店街は苦戦しているところも多く、古くからの市場などはシャッターが閉まっていたりする。
そうなると市電を使ってお店のある場所まで移動しなければならないわけだ。
均一に賑わっているわけではなく、集約化が進んでいると言える。
それが品数が多くて便利と思えるか、近場で買い物が出来ないので不便だと思うかだな。

マスコミなどの情報の均一化で、地方都市であっても首都圏などとあまり変わらない情報が得られるので、東京、名古屋、大阪などと変わらないカッコいいお店もたくさんある。
そうなることで、別に大都会に出なくても・・・という気持ちに若者がなっているんじゃないのかな。
それが今後は地方からカッコいい事が発信されたりしてね。
もっとも、東京などのマスコミは案外地方からの情報を受け取る感度が鈍かったりするからなぁ。





二条寺町通
京都府京都市中京区上本能寺前町,妙満寺前町,榎木町
撮影 2014年3月8日 土曜日 13時05分
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知らぬは放っとけ 長崎の旅 5

2014年03月28日 | Weblog
長崎市の地図を見ていると、浦上川の対岸に稲佐中央通りとの表記があった。
その近くに市場もある。
ひょっとして商店街かもと思って行ってみた。
前日22日にも商店街巡りをして、最終日の日曜日の事だ。
予定では南部の大浦辺りを徘徊する予定だったのだが、その前にちょっと行ってみようかと。
長崎駅から歩いて旭大橋を渡ると眺めが良くて市内も港もよく見える。
橋を渡ると急に坂道が始まる。
上って行くとイイ感じの住宅街だ。
目的の稲佐中央通りに行くと、そこは街の商店街。
ピンポ~ンだったが、わかっていれば土曜日に来たのに。
いくつかのお店が閉まっていて残念。
ブラブラ往復するとお腹が空いてきた。
どこかで何か食べようかなと思ったら、目についたのが口絵のお店「キャンティ」。
ここは飯倉かよと毒づいたが、もちろんイタリアからの命名なんでしょう。
ショーウインドウのサンプルを眺めると「トルコライス」がある。
長崎の”名物”らしいが食べていない。
これにしようかなと思ったけれど、こんな観光地でもない住宅地の商店街のお店ではたしてトルコライスはポピュラーなんだろうかと不安になる。
もし頼んでも、観光客しか食べない滅多に出ないメニューで「はぁ?」なんて思われるのもシャクであるから、ここは安心の「本日のランチ」にしようと決めて店内へ。
店内にはキレイなおねえさんしかいなくて、ここで妄想が働いて「ああ、昼間はこのおねえさん、いや奥さんにお店をさせて、夜は旦那がスナックでもしているんだろうなぁ」などと考えていた。
するとオッサンが戻ってきて、奥さん、いやおねえさんがsatoboが注文したランチと出前でトルコライス(!)の注文が入ったと伝えた。
するとオッサンは白いコック帽をかぶって調理し始めた。
マスターだったのだ。
そしておねえさんは、どうやら店員さんのようなのだ。
ランチはスープとハンバーグとフライとスパゲッティ(パスタの事ね)、サラダのワンプレートにライス。コストパーフォーマンスが高い。
そして出前用のトルコライスが出来たのを見ると、すごい大盛り。
あ~トルコライスにするんだったぁと後悔。
地元の人もトルコライス食べてるじゃないのさ。
珈琲を飲んで店を出て、次の目的地へまた歩き出した。

帰宅後、ふと「キャンティ」の評判を調べてみたら・・・
ほら福山雅治っているじゃないですかsatoboに似ているって評判の・・・(汗;)
その福山雅治の地元が稲佐で、この稲佐中央通り商店街っていうのは福山ファンの間では有名な場所らしい。
そして「キャンティ」にも福山雅治は通っていたという”有名”店だったようだ。
知らないというのは恐ろしいものだ。
振り返ってみれば、キャンティに入った時にあのキレイなおねえさんが一瞬satoboの顔を見てケゲンな顔をしたのは、雪の石巻市で入った喫茶店で新聞の集金人と間違えられたのとは違って、福山雅治と一瞬見間違えたからなんだろうなぁと納得したのである。
キャンティではトルコライスで決まりだ。



小阪本町,下小阪の街並み
大阪府東大阪市小阪本町2丁目,下小阪1丁目
撮影 2014年1月25日 土曜日 15時30分
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知らぬは放っとけ 長崎の旅 4

2014年03月27日 | Weblog
長崎へ行ったのは3月21日から23日。
目的のひとつである商店街巡りは、22日と決めていた。
3日間のうちで22日は土曜日、一番お店が開いている確率が高いからだ。
祝祭日や日曜日に休むお店が多い。
ネットで調べると大きなアーケード商店街があるのはわかったけれど、きっと小さな商店街もあるはずだと地図をにらんでいると〇〇市場なんて書いてある場所を発見。
そういう場所へとりあえずは行って確認するのが楽しい。
その他にも地図からいろいろ発見しては行ってみるのも面白い。
長崎市は南北に市電が走っているのだけれど、見つけたポイントを1日で回るには徒歩ではキツいので、今回初めて市電を利用した。
お金を払う方法がわからないので、市電到着を待っていた女子高生に乗車時か降車時どちらで払えばいいのか訊くと、スッキリ整った顔のジョシが降りる時ですと答えてくれた。
もうそういう質問する観光客には慣れている様子で、身元不明の怪し気なオヤジにも警戒感なく接してくれる。
ガタゴトと昭和28年製造の車両に揺られて終点まで行き、そこからブラブラ商店街巡りをする。
商店街でご飯を食べて、撮影して、また市電に揺られて、今度は逆方向の終点近くまで乗車。
どちらも120円の均一運賃。
足として市電は優れているなぁと乗りながら実感。
夕方まで歩き続けて商店街をハシゴして、長崎駅前で夕飯を食べて諫早まで列車で戻りホテルへ。
この繰り返しが3日間。





倉敷美観地区 2
岡山県倉敷市本町,中央1丁目
撮影 2014年1月11日 土曜日 12時55分
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