Nonsection Radical

撮影と本の空間

最終検査

2019年03月26日 | Weblog
3月25日にやっとPET CT検査を受ける事ができて、あとは29日の結果待ち。
事前の話では保険がきかないという事だったが、なぜか保険で。
検査のための薬を注射して安静に1時間して待つのだけれど、安静にしているのは”得意”で気がつけば熟睡状態。
検査後は半日ほど身体から放射線が発せられるから混雑を避けて人とは2mほど距離をとってと注意をされるがそんなのは無理な話で・・・

検査も終わったし、予算よりも安かったしと、午後3時になってやっと本日最初のメシとなったのでラーメンを食べるが、チェーン店系でまずかったのに閉口。
やたらと甘いものが食べたくなったのは、ここ数日風邪なのか花粉症なのかわからない症状で、それぞれの薬を順番に飲んで様子をうかがっていたがどうやら風邪であったからか。
コンビニでスイーツを大人買いして食して睡眠。
明日から58時間連続勤務してから受診というスラバシいシフトを与えられた恩恵は忘れずに返さないと。

ここ数日で
とりつくしま 東直子著 ちくま文庫
性交と恋愛にまつわるいくつかの物語 高橋源一郎著 朝日文庫
木暮荘物語 三浦しをん著 祥伝社文庫
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在庫消費

2019年03月15日 | Weblog
本を積んでおくだけでは”死ぬ”までに読みきれないので、できるだけ読んでしまおうと思っている。
花粉症なのか疲労なのか病気なのかとにかく体が重いので横になっていることが多いんだけど、そういう時に本を手にするようにしている。

おかしな男 渥美清 小林信彦著 新潮文庫

小林信彦という人の本を今まで読んだことがないし、どのような人か知らないんだけど、評伝とか人物伝が好きなので手に入れた本。
渥美清という人もよく知らない。
”寅さん”は一本も見たことがない。
見たことがあるのはテレビで「泣いてたまるか」ぐらい。
ただ永六輔がラジオで渥美清こと田所康雄のことをチラッと時々話したりするのを気に留めていた。
どんな人なんだろうなと。

書いてある事は基本的に「ふ〜ん、そうなんだァ」としか反応しようがないんだけど、例えば映画のシーンでのとらえ方などは、世の中便利になったもので、有中部などで確認することもできて、自分にはそうは感じられないなぁとか確認できる。
若い頃に同時代的に”生臭く”生きていた時の印象と後年関係性のない人間が感じる印象とはやはり異なっているのだろう。
例えば長山藍子がテレビ版寅さんにさくら役で出ているのだが、著者はさくらと寅との兄妹性に近親相姦的な匂いを感じる表記をしているが、2019年の今になって見てみると確かにベタベタした振る舞いはあるが、それが1969年当時に振る舞いとしてどうなのよとかわからないにしても、うがった見方じゃないのとか思ってしまう。
そもそもドラマとしてそういうシチュエーションだったのかよと思ってしまうのは、不自然なことなのか。ドラマって何から何まですべて作り込んであるんでしょとシロートは思ってるんだけど。
ま、当時25歳の長山藍子はかなりお色気を発していたのは確かだけれどね。
当時はそんなお色気には気づかず、むしろ色気の感じない人だなぁと思っていたんだけど、印象って受ける側で変わるもんですね。
著者はかなり長山藍子に”感じて”いたと思う。だからそういう方面に敏感になったんじゃないのかな。


大不況には本を読む 橋本治著 河出文庫
先が見えない時には自分の頭で考えろという話
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途中経過を報告すれば・・・

2019年03月09日 | Weblog
本当はもう少ししてハッキリした段階で報告してお仕舞いにしようと思ったけれど、今日でだいたい見当がついたのでお世話になっている方々に報告をと。
一月末に定期検診先の医院から精密検査を受けよと言われて、これまで検査を続けてきたのですが、どうやら肺がんであろうと思われる影がシッカリと存在しています。
確定するには自費で10万円以上もする検査を月末にしてとなるのですけど、まあこんなものでしょうと考えている経過です。
二月の段階で、個人的には確定だろうと思っていたのですが、検査の順番として肺炎等の炎症も疑い、治療して結果を確認してなどと時間を潰していましたが、”活動”は保留にしてその間に「終活」にも取り組みつつ過ごしておりました。
”治療”には思う以上にお金がかかるため、仕事は相変わらす続けていますけど、これも”症状”が何も現れていないからでありがたいことです。
と言いつつ、年末ぐらいから口にもしていたひどい倦怠感が、検査の結果何もないことはないだろうと思わせるものだったので、ある種安心感もあります。「やっぱりね」と。
見た目は変わらないけれど、例えば目を閉じればマブタに感じる落ちくぼみとか、寝ても覚めても残る疲れとか、歩くのが億劫になってきた事とか、以前からの”違い”を感じることはありますね。
今月中は検査を続けて、その結果を見て来月から・・・という運びでしょうか。
ま、すぐにどうこうというワケでもないのですけれど、こんな状況なので撮影とかはきつくなってしまいました。

積極的ではないにしろ標準的な治療を受けて周囲には納得してもらうつもりです。
橋本治も死んじゃったしなぁ、というのが実は本音だったりしますけど。
コメント (2)
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