Nonsection Radical

撮影と本の空間

点と線と面

2012年10月06日 | Weblog
今日もある街を歩いていると、いきなり以前歩いた道を横切る事になった。
歩いていた道がその道と交差する事は知らなかったので、おもわず「ここに出るのかぁ」と独り言。
以前歩いた道は真っ直ぐ進んだので、横道がどのような通りなのかもわからずに(興味も持たずに)いたのだが、今日たまたま別の地点から歩き進んだ結果、この”出会い”があったのだ。

どこか観光名所でも行くとすると、”点”でそこを見た事で”その周辺全体”を知った気分になるし、ある街並みを歩くと”線”でしか見ていないのにやはり”面”で理解した気分になってしまう。
それが大きな勘違いだというのは、頭では理解出来ていても、今日のように実際まのあたりにすると「全然見れていないんだなぁ」とちょっとショックな気分だ。
そこで生活し毎日行き来する人々は、時間とともに”面”でその場所を理解出来るようになるのだろうが、”よそ者”がどこかを面で理解しようとするのは、なかなか困難な事なんだね。

その事が身にしみた今日は、良い勉強になったと、日記には書いておこう。




京都府福知山市鋳物師町から


ことぶき商店街 大阪府摂津市
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