Nonsection Radical

撮影と本の空間

ちくわ

2020年11月24日 | Weblog
仕事先のジョシとちくわの話になった。
お互いちくわの素晴らしさを語り合い、その内容を他の人にも伝え、さっそく買ってきた人もいた。
ちくわは万能である。
煮て良し、焼いて良し、生でも良し。
穴に何を差し込んでも良し。チーズ、きゅうり、指・・・
家に帰る際にはちくわを買って帰ることを堅く誓い、ようやく帰ることができた今日ちくわを調理した。

ジョシと語り合った際に、相手には気づかれないように振る舞っていたが、実はお互いには距離感があってけっして埋めることができない深い溝があることをsatoboはわかっていた。
それは超えられない年齢の差とか、叶えてあげられない立場の違いとかではない。
そういうことなら決断すればなんとでもなるであろう。
ふたりの間に横たわる影とは・・・

ジョシはチクワといえば小学生のチンチンのような小さな生食用のちくわをイメージしていて、satoboはオトナのチンチンのような大きなちくわを語っていたのだ。
ちくわは断然おでんに入れるような太くて長くて少し黒いものが良しである。
二人でちくわを咥えて汁を飲むという話をしていたのだが、当然イメージする姿は違っていたわけだ。
ジョシは小学生の・・・satoboはオトナの・・・
嗚呼、これが経験の差というものか

当然おでん用の太くて長くて少し黒いものを手に入れ、磯辺揚げにした(最高!)。もちろん青のり入りである。
ついでだからと魚肉ソーセージも揚げ、ついでだからとシャケのハラスも衣をつけて揚げた。上等である。
たくさんのキャベツの千切りを敷いた弁当箱にこれら磯辺3兄弟を並べ明日のお弁当の出来上がりである。
食欲の秋である
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定期検診

2020年11月17日 | Weblog
だいたい3ヶ月ごとに病院で検診を受けている。
血液検査が主で、CTも半年ごとに受ける。
肺には15ヶ所ほどガラス状陰影があるので、それがガン化していないか観察し、他の臓器にも発生していないか調べる、ということの繰り返しらしい。
治療して治ったわけではないので、いつかそうなるのだろうがそれがいつかはわからない、らしい。
そうなってから治療が開始される、らしい。
そんな状況なのでのんびり構えているのだが、できることは今のうちにしておこうと思っている。
というのは、どうも体力の低下が激しくて、これではあと数年もすれば撮影などキツくなるなと感じている。
歩けるのと、思うように歩けるのとは違う。
だからある時点で方向性を修正しなければならないのだが、どちらにしても縮小に向かうのは間違いない。
流れには逆らわない。
いつ終わっても構わないと思って毎日過ごしているのだが、逆に言えばいつ終わるとも言えないので、例えばブックオフ狂いのように読み切れないほど本を購入してしまったりしている。
ほとんど本収集マニア化している。
マニア化は自覚しているのだが、困ったことに家にある本を手に取ればどれも面白いのだ。
そんな面白い本をたくさん持っているのだから楽しくて仕方ないのだ。
マイコレクションである。
写真も自分のために撮るマイコレクションだと以前に自覚したが、自分のためというのはなかなか奥が深い。
なにしろ自分のためになのだから手抜きはすぐにバレる。
自分が気に入らないと意味がないし。
自分のためのマイコレクション。

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ブックサーフィン

2020年11月10日 | Weblog
ブックオフの通販で在庫のないものも実店舗で在庫しているところもあり、スマホ版アプリだと店舗名が表示される事がわかって、在庫リストの本が多く表示された近場の店舗に行ってみた。
でも、ないんだよね。
棚にはないし、棚の下の引き出しにもないし(引き出しを開けることはOKとしている店舗もあるので、ここでもOKだろうと判断して)、店員に訊いてもどうもハッキリしないし(そもそも多数のリストなのですべてを探してもらうわけにはいかない)、すっかり諦めて、棚を眺める事にした。
すると興味を引く本があるんだよねぇ。
あれもこれもと本来のリストの本は買わずに12冊。
それで済まずに、階下へ降りて更に3冊。
どうかしている。

こうやって仕入れた本の後ろの方にある出版リストに目をやると、著者と書名と簡単な内容紹介が書かれている。
例えば、新潮文庫の松田美智子著「越境者 松田優作」には、石井妙子著「おそめ -伝説の銀座マダム-」なんてのが紹介されていて、現在リクエスト中の山口洋子著「ザ・ラスト・ワルツ
-「姫」という酒場 -」文春文庫とリンクして欲しくなるのですね。
その前に諸岡寛司著「赤坂ナイトクラブの光と影 -「ニューラテンクォーター」物語- 」なんてのも手に入れているので話がつながっていくんですよ。
こういうつながりで本を読んでいくのが楽しいんですね。
また、つながらなくてもそうやって新しい興味を引く本を見つけていくわけですよ。
それをまたブックオフでリクエストしての繰り返しで気がつけば・・・

他にも色々と読みものを買っているのですが、なかなか読む時間がなくて、といつもの愚痴が
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10年ぶり

2020年11月04日 | Weblog
先日大阪の実家に行った理由の一つに8x10カメラを持ってくるという”ミッション”があった。
およそ10年前、8x10撮影すべての準備をして、さてと荷物を持ち上げた際にギックリ腰になった。
それ以来もうダメだと放置していたのだが、最近4x5カメラでの撮影を始め、そういえば8x10が実家にと”思い出し”、機会があれば取りに行こうと思っていたのだけれど、そんな機会など来るわけもなく、それではとコロナ騒ぎの合間をぬって引き取りに行ったのだ。
カメラとレンズと三脚で20キロオーバーなのだが、それにさらに10年間”熟成”させておいたフィルムも持ち帰った。
もちろん期限はとっくに過ぎている。
フィルムの中には今はなきポラロイドフィルムがあって、これは当時製造中止という事で大人買いしたもので、1箱15枚入りで約28000円だった。それが4箱残っていたのだ。
持ち帰ってから更に熟成を重ね、ようやく今日やっと撮影する気になった。
というのも、8x10復帰にあわせて買った富士のレンズが曇っていて、レンズ磨きに出す価値があるのかを確認するためにテスト撮影する必要に迫られたのだ。レンズ磨きにお金をかけるよりも別のレンズを買った方が合理的なんだけど、ひとつぐらいキチンと整備したレンズを持っておくというのもオトナのたしなみではないかと思っての事だ。
確認のために最適なのが、”その場”で見ることのできるポラロイド写真である。
さっそく一式用意して、今度はシッカリと腰にコルセットを巻いて近所に遠征した。
2枚撮影して1時間のお遊び時間であった。
デジカメでバシャバシャ撮るのも良いが、一枚撮るのに30分かけるのも遊びとしては有意義である。
で、帰宅して”現像”しようとして、10年間の間に現像の仕方を忘れてしまっていた事に愕然とする。
マニュアルを探すと半日がかりになるので、試行錯誤で現像機械にセットしてようやく出来上がったのがこれらの画像。
10年の熟成で表面のツヤもないプリントとなり、感度も半分に下がってしまったようだ。
それでも条件さえ整えば”味のある”プリントが出来上がることがわかった。
年寄りの手なぐさみとして、これからしばらくは活躍してくれることだろう。
そしてレンズはキチンと磨きに出す事に決めた。
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もう11月

2020年11月03日 | Weblog
したい事としなければならない事、したくない事に挟まれて毎日駆け足が続いている。
相変わらず古本の購入は続いているが、そろそろ棚の整理をして系統だった蔵書遊びをしなければ、単なる積読になってしまう。
整理して来たるべき読書三昧日和に備え(そんな日は来そうにないが)。
まだそんなに寒い日はないので秋の装いなのだが、今年の秋は少し長く続くのかなと淡い期待をしている。
気候の良い時にできることをしておかないと。
と言いつつ、寝ることが第一目標の毎日なのだが。

大阪徒競走(わざと間違い)の投票が終わり、これまでも変わらずという結果。
そしてすべてがこれまでと変わらずのまま、またジリジリと衰退の道をか・・・
そうこうするとアメリカ大統領選挙だが、他所の国のことなのに自国以上に興味を持つことのおかしさを自覚しておかないと。
どういう世の中で自分が好き勝手なことをしているのかわかっていないと足元をすくわれるかも。
街に興味があるから撮影するのか、撮影しているから街に興味があるのか。
何かをしでかす事には興味を持つが、そのままでい続ける姿勢が見えるところには興味なし。
傍観者で居続けたい。
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