癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

『シー・ハイル』編集作業

2012年11月13日 | 日常生活・つぶやき


 不肖私が会長職を仰せつかって6期11年目に入った「函館スキー指導員会」(道南一円在住のスキー・スノーボード指導者資格所有者の会・会員560名)には、『Schi Heil』(シー・ハイル)という機関誌がある。ちなみに、シー・ハイルとは「スキー万歳!」の意である。

 会員数300名突破を記念して、平成元年に創刊号を発刊して以来、今年度(総会の9月から新年度)で、平成の年号と同じ第25号を数える。第10号から、B5版をA5版にして活字を大きくした。創立60周年を迎えた昨年度の第24号は、「創立60周年記念特集号」としてそれに相応しい内容で発刊できた。

 その編集作業に25年間ずっと携わってきたのがこの自分である。創刊当時は、副委員長だったが、その後、委員長、副会長、会長とポストが変わっても、なかなか引き受け手がいなくて、だらだらと続けて今日まで来てしまった。つい、面倒くさいので、自分一人でいろいろやってきたことがまずかったのだが・・・。
 


 基本的には、会員からの寄稿が中心の内容である。個々に執筆依頼をして投稿をしてもらっている。しかし、この25年間、時代の流れと共にいろいろ様変わりをしてきている。

 例えば、昨年までは専用の原稿用紙を同封したが、最近は、原稿用紙への手書きはほとんどなくなってしまった。こちらから指定された形式に合わせて、ワープロやパソコンで打ったものが寄せられることが多くなった。特に最近は、パソコンで打って、メール添付の投稿が主になってきている。

 一番の悩みは原稿の集まり具合である。最初の頃は、依頼すると全員が書いてくれたものだ。しかし、組織が大きくなるに連れて、会員同士の繋がりや会員意識も希薄になったのか、依頼しても応じてもらえないことが多くなってきた。しかし、催促をするようなことはしない。

 そこで、昨年から全員へ「自由投稿」のお願いをしてみたら、意外に応じてくれる人がいた。また、内容を限定して依頼すると応じてくれることも分かってきた。内容の工夫も相まって、今回は70ページを越えそうで、一応体裁は整った。

 いろいろ工夫や努力をしても50ページにならなくなったら、潮時かとも考えている。しかし、あと2年で会長職は降りるつもりだ。なんとか跡継ぎを捜さなくてはならい。周りは、「顧問になっても、ライフワークとして死ぬまで続けて!」と言う。原稿依頼から校正まで、いろいろ面倒なことは多いが、少しは他人のためになることだし、「ボケ防止にそれもいいか?」とも思っている昨今である。

 そろそろ印刷屋へ渡そうと思っていた昨夜、「あと2日待って下さい。それまでに書きますので・・・」という電話が入った。せっかく書いてくれるという貴重な玉稿だ。少しでも増えるのはうれしいことなので、喜んで待つことにした。

 この後、校正作業もあるが、ここまでくれば、終わったようなものだ。なんとかシーズンまでには間に合うように配布できるはずである。

Momi-Gフェスタ・最終日

2012年11月11日 | 花・紅葉だより
 毎年ライトアップされている香雪園(見晴公園)の紅葉だが、その期間中は「Momi-Gフェスタin香雪園」として、毎日何らかのイベントが開催されている。

 今日がその最終日だったので、遅い紅葉の見納めも兼ねて夕方出掛けた。












 昔の華やかだった頃の写真が展示されていた。


 最終日の今日催し物は、ゴスペルライブだった。
 会場から溢れるほどの観客が押し寄せていた。


昼や昨年までのライトアップの「香雪園の紅葉」は下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com/kousetu.htm

2度目の野田追岳

2012年11月10日 | 登山・旅行

 一級国道並みの国有林境界管理歩道(上の画像)を利用して、落部川と野田追川の分水嶺上にある野田追岳(705.8m)に登ってきた。メンバーはTaoさん、SHOさん、Saさんと私の4人。

 この山は、06年に、野田追側のわらび野から8km以上の林道を車で入ることができて、わずか20分で登頂できた。しかし、ガス中で展望は得られなかった。その林道は、その後ゲートは閉鎖されたままで再訪は叶っていなかった。

 最近の情報で、落部側の盤石林道の盤石岳トンネルを抜けた地点からその稜線上の管理歩道へ続く作業道ができて、頂上まで行けることがわかっていた。先週末、札幌からの仲間に先を越されたこともあり、本日登ってきた。

 幅5mほどの快適な管理歩道は、忠実に稜線の上に続く。アップダウンが多く、登山道では考えられないもの凄い急な登りや下りが何ヶ所かあった。周りの笹がなければとても上り下りできなかった。しかし、登る途中や頂上からは、今までのほぼ登り尽くしている周りの山々がよく見えた。

 帰りは、やはりきれいに刈り払われた作業道を辿り、手前南側にある626ピークも踏んできた。


途中から眺める野田追岳頂上と小鉾岳


頂上から眺める野田追川と桜野牧場を挟んで聳える砂蘭部岳


頂上で砂蘭部岳をバックの記念撮影


下りで駒ヶ岳を望む。右手前は下山時に寄った626ピーク

スタート7:50 登り2時間20分、下り2時間15分(626ピークに寄る)、ゴール12:50

帰りは、当然、無人無料、源泉掛け流しの盤石温泉へ。

詳しい山行記録は、下記からどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com/ (明日アップ予定)

大三坂の紅葉

2012年11月08日 | 花・紅葉だより

「日本の道百選」に選ばれている大三坂の紅葉もきれいとのことなので、晴れ間を狙って出掛けてみた。
ナナカマドの並木が中心の紅葉だが、ちょっとピークを過ぎた感じだった。











函館公園にも寄ってみた。白川橋の周りにモミジが多く、そこが見頃だった。



今年は行っていないが、函館市内の紅葉名所は、拙サイトの下記からどうぞ!
「見晴公園(香雪園)」
http://sakag.web.fc2.com/kousetu.htm
「笹流れダム」
http://blog.goo.ne.jp/sakag8/e/e49b95df2ff46af5ad489c9b32d80868
「五稜郭公園」
http://blog.goo.ne.jp/sakag8/e/1051aa969407e438bb75beaf1fc3c47c


我が家唯一の紅葉ほか

2012年11月07日 | 花・紅葉だより



 先日、恵山で飽きるほどサラサドウダンの美しい紅葉を見てきたが、我が家にもサラサドウダンがあったことに気付いた。
 我が家の貴重な唯一の紅葉だが、今年はことのほかきれいな感じがする。




恵山でも狂い咲きのエゾヤマツツジを見たが、我が家の名前不詳のツツジも狂い咲きをしていた。
これも例年、必ず数輪、この時期に花を付ける。


この時期に咲くミセバヤの仲間


一年草だが、雪が積もるまで花を咲かせ続けるアズーロコンパクト

間違って覚えていた慣用句

2012年11月06日 | 日常生活・つぶやき
 札幌の書店で立ち読みした『一個人(いっこじん)』という月刊誌の12月号。保存版特集「大人の日本語マナー」だった。第1章「間違えやすい日本語」、第2章「大人の敬語ルール」、第3章「知らないと恥をかく日本の言葉」・・・パラパラと捲ってみたら、思い当たることがたくさんあり、思わずつい購入してしまった。

 第1章の中に、文化庁で行っている最近の「国語に関する世論調査」結果に基づく「誤用の多い慣用句ワースト40」というのがあったので自分でチェックしてみた。40のうち、間違えて覚えていたり、誤用していたりしたものは下記の12個だった・・・自戒の念を込めて書き出しおく。

○「意味を間違えて覚えていた慣用句」
ワースト1「時を分かたず」 Aすぐに  Bいつも               正解はB
ワースト2「姑息な手段」  A一時しのぎ  Bひきょうな           正解はA
ワースト3「破天荒」    A誰もなしえなかった B豪快で大胆な様子     正解はA
ワースト4「憮然として」  A失望してぼんやりして B腹を立てて       正解はA
ワースト5「流れに棹さす」 A傾向に逆らって勢いを失わせること
                B傾向に乗って勢いを増す行為をすること      正解はB
ワースト6「檄を飛ばす」  A自分の主張や考えを、広く知らせて同意を求めること
                B元気のない者に刺激を与えて活気づけること    正解はA
              ※「檄文」の意味は、Aだと知っていたのだが・・・・。
ワースト9「話のさわり」  A話などの要点のこと B話などの最初の部分のこと 正解はA

○「言葉を誤用していた慣用句」
ワースト1「声を荒らげる」 A荒(あ)らげる B荒(あら)らげる       正解はB
ワースト2「激しく怒ること」 A怒り心頭に発する B怒り心頭に達する     正解はA
ワースト4「混乱したさま」 A上を下への大騒ぎ B上や下への大騒ぎ      正解はA
ワースト5「本心でない上辺だけの巧みな言葉」 A舌先三寸 B口先三寸     正解はA
ワースト8「チームや部署に指示を与え、指揮すること」
              A采配を振る B采配を振るう           正解はA
              ※采配は振るものだとの認識はあったが・・・・。

紅葉狙いの恵山

2012年11月05日 | 登山・旅行
 札幌から「北海道あれこれ さっぽろ発」のHaさんご夫妻が、函館近郊の紅葉狙い旅で恵山にやってきた。
 Haさんには、ここ2回続けて「ほっかいどう山楽紀行」の写真(「恵山・海向山」「ピセナイ山」)を提供していただいているだけに、何が何でもお礼旁々駆け付けたかった。

 早朝恵山の道の駅「なとわえさん」で待ち合わせて、賽の河原駐車場へ。生憎山の上に雲が広がっていた。陽光がないと紅葉が冴えないので、雲がなくなるまで、1時間以上も車の中で久しぶりのおしゃべり。ようやく期待通り雲がなくなったのでスタート。海向山はすでに上の方の葉が散り始めて紅葉のピークが過ぎていた。そこで、恵山へ。

 恵山を下りた後、椴法華コースを少し下ると見える北東尾根のこの山一番の紅葉スポットへ。この時期に何度もきているHaさんは椴法華コースを歩いたことがなかったので、ここは知らなかったとのこと。青い海をバックにした鮮やかな錦繍と黒い溶岩とのコントラストに大感激していただき、案内した甲斐があった。

 この後、岬展望台経由で外輪山の461ポコまで登り、踏み跡を辿って駐車場へ戻ってゴール。さらに、Haさんも昨日地元の方から教えてもらったというセンブリの咲いている場所へ。このセンブリ、北海道ではここ恵山と白老にしか自生していない貴重な花らしい。自分も初めて目にすることができた。

 下山後、太平洋側を北上して札幌へ帰るというので、一緒に椴法華のホテル恵風の温泉へ。入浴後別れて帰路へ就いた。


恵山登山道の途中から眺める海向山


恵山頂上にて


岬展望台入口付近から青い海と恵山岬灯台とホテル恵風をバックの紅葉を望む


この恵山や海向山を彩るサラサドウダンのみごとな紅葉


外輪山への登山道から恵山を望む


461ピーク手前の尾根の紅葉と賽の河原駐車場方向を望む


展望台駐車場から眼下の前山と津軽海峡を挟んだ下北半島を望む



この恵山にあることは知っていたが、初めて目にしたこの時期に咲くセンブリ
「千振り」と書き、千回振り出し(煎じる)てもまだ苦いと のことからきているらしい。

一眼レフのカメラで撮った大きな多くの写真がアップされているHaさんのページへ

これまでの「恵山・海向山」<山行記録一覧・目次>へ


雨の札幌帰り

2012年11月04日 | 登山・旅行

洞爺湖畔の浮見堂

 昨日、スキー関係の会議で札幌へ。妻も同行し、劇団四季の「マンマ・ミーア」鑑賞。お互いに終わってから、待ち合わせをして、夕食を摂り、いつも利用する時計台付近のトイレ付き駐車場で車中泊。

 今日は天気が良かったら、二人でどこか登山の予定だったが、夜中からずっと雨。仕方ないので、妻の希望で新千歳空港へ。いろいろ見るところや食べるところを2時間ほどブラブラして帰路へ。

 午後になって、洞爺湖まで来たら、雨が上がったので、滅多に通らない裏洞爺の方を回って、洞爺湖いこいの湯に入って帰宅。 


 昨夜の夕食は二人とも好きな「串鳥」へ


 旅行者でごった返す新千歳空港内


 裏洞爺湖畔で目にした烏帽子岩~岩登りのフィールドになっているらしい。


 洞爺湖水の駅でのほたて汁
 もうすぐ終わりとのことで1杯150円のところ100円、しかも大サービスでホタテが6個も。


洞爺湖いこいの湯からの洞爺湖と中島

11月突入

2012年11月01日 | 日常生活・つぶやき
 
<こちらの旅の間に、妻がSTVラジオの視聴者プレゼントで獲得したワイン>

 暑い8月が2ヶ月続き、9月がなくて、いきなり10月になり、気が付いたらもう11月。今朝の函館では初氷が観察されたとか・・・・。それにしても、遅れてやってきた紅葉は、どこでもとても美しい。期待していなかっただけに、余計にその美しさに惚れ惚れしてしまう。函館市内や近郊の紅葉の名所も同じらしい。

 我が家でも昨日からストーブに点火した。これは例年と変わらない。また、今週末は札幌でスキー関係の会議があるので、明日タイヤ交換をするつもりだ。これも例年と同じタイミングだ・・・夏に狂った暦が、ここへ来て例年並みとなった感じだ。

冬への過渡期の何かと侘びしい感じの11月だが、妻の獲得してくれた美味しいワインでも飲んで、何かと頑張ろうと思う。