癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

ようやくアップ完了

2011年10月13日 | 日常生活・つぶやき
 道東方面の山旅から帰ってからもなんやかんやと忙しくて、絶好の山日和の本日も家に籠もってようやくHPへのアップを完了することができた。これが終わらないと、山旅が終わった気がしないので、ようやくスッキリした。

 再訪の山は、10数年ぶりの山ばかりだった。当時はHPに写真をたくさんアップすると、重くて画面が現れるのにもの凄い時間が掛かったり、フリーズしたりした。そこで、写真の枚数を制限せざるを得なかった。どうしても、記憶は写真に頼りがちなので、記憶場面が限られてくるのは否めなかった。しかし、今は、たとえ20枚以上アップしても、瞬時に現れるのが凄い・・・。

 さて、鹿と衝突した車だが、ディーラーと保険屋からの電話では、修理代の見積もり額が約20万円ほどになるらしい。しかし、全額負担してもらえるので大助かりだ。部品が入って、代車が用意できるのが18日とのこと。部品が入っても修理に4日ほど掛かるらしい。

 今度の日曜日は「大沼グレートラン」(大沼湖畔1周14.4km)のマラソン大会なのだが、「函館ハーフ」が終わってから10kmを一度だけ走っただけ・・・この調子じゃ、またペース配分を考えないと後半ヨレヨレになりそう・・・ということで、夕方8kmほど走ってみた。なんとか走れそうな気がしてきた。練習不足ははっきりしているので、当日は、前半抑えて、タイムは遅くとも、苦しまないで楽しく走ることに心掛けることにする。

ニセコ紅葉登山会

2011年10月11日 | 登山・旅行
             (チセヌプリ頂上にて)

 中高年スポーツクラブ・函館ライフスポーツ「秋の登山会」で、28名を案内して、チセヌプリ~長沼~神仙沼を楽しんできた。

 紅葉は、標高600~700m付近が一番きれいだった。しかし、ここも赤を演出するナナカマドが紅葉する前に枯れていて、赤が少なかった。

      
        岩が連続する登山道に四肢を駆使して登る。 

      
        長沼から、越えてきたチセヌプリを望む

      
        神仙沼湿原の木道を進む        

      
 日が翳ってちょっと残念だった神仙沼。この一帯の標識や看板はすべて新しい物に取り替えられていた。        
         
      
        神仙沼湿原の箱庭的なみごとな紅葉 
      
 ゴール地点の神仙沼レストハウス前にて、山に登らないで、沼巡りだけをしていた2名も含めて全員で記念撮影

      
        湯本温泉大湯沼のちょうど見頃な紅葉

      
        大湯沼にて、チセヌプリをバックに・・・この後、雪秩父の温泉へ

「函館ライフスポーツ」の写真集へ ↓
        http://hakodatelifesports.web.fc2.com/0d0_dt.html

函館市縄文文化交流センター

2011年10月10日 | 街並み・歴史探訪・ドライブ
      

 午前中に赤光社美術展を観て、午後から、10/1に開館したばかりの「函館市縄文文化交流センター」(臼尻町)へ行ってきた。

 縄文文化や北海道唯一の国宝「中空土偶」の展示や、土器や石器づくりの体験学習、また、道の駅「縄文ロマン 南かやべ」が隣接れており、函館・みなみ北海道地区における縄文文化発信拠点、そして函館観光に加わる新たな魅力として期待されている。
 
 雨の中だが結構込んでいた。3連休の最終日なので函館以外のナンバーの車も多かった。天候に恵まれた昨日は1日で1700人あ来場したらしい。オープンの日の来場者は分からないが、入場に1時間半待ちだったそうだ・・・。

      
 展示室2「縄文のくらし」・・・土器や石器・骨角器などの多種多様な道具類のほか、竪穴住居などの様子が展示されている。

           
 北海道の唯一の国宝「中空土偶」(愛称・カックウ)・・・フラッシュをたかないと撮影が認められている。ただ、暗くて本当の色が出ないのが残念。
 南茅部に2度勤務しているので、国宝になる前から何度も観ているが、国宝になってからは初対面だ。

 現在は、バイパス道路も行き止まりで、国道へ出るには戻らなくてはならないし、公共のバスで行くには函館駅からなら1時間45分も掛かり、センターまでの道もはっきりしないとのこと・・・その内に改良はされると思うのだが、アクセスにやや難ありの状態だ。道の駅の中も狭いし、今は山中にポツンとあるといった感じだ。

赤光社美術展

2011年10月10日 | イベント鑑賞・参加
       
 毎年、幹部会員のyamaさんから招待状をいただいて鑑賞に出掛けている「第88回赤光社公募美術展」へ、最終日の今日行ってきた。
 招待状を見たら今日までだったので、慌てて朝のうちに出掛けた。同じ理由で慌ててきたという山道楽さんも来ていた。

       
 いつも青を基調としたyamaさんの「ノープリウス回想」・・・抽象画は題名共に難しい。

       
 会員・会友以外の公募作品の中での最高賞・赤光社美術協会長賞の「ガルトネルの足跡」・・・七飯にあるガルトネルのぶな林の雪面に続く足跡を描いたようだ・・・?

       
 駒ヶ岳の剣が峰も芸術家の手に掛かると、こんなになってしまう「剣が峰」

 全部で116点の作品が展示されていて、見応えのある美術展だ。道南在住の方が殆どなので、知人の作品も多く、毎年楽しみにしている。

鹿が衝突して来た・・・

2011年10月08日 | 登山・旅行
 無事帰宅した・・・と書きたいところだが、有事帰宅になってしまった。

 今日予定の置戸町の中山へ向かって、道々88号線を走っていたところ、路外にいる一頭の立派な角を生やした大きなオス鹿を発見。鹿は良く車の前を横切って反対側へ逃げたりすることが多いので、スピードを緩めた。ところが、何を思ったのか、その鹿、道路上に飛び出し、車の左側面に衝突しやがった・・・やばい!・・・バキッ!ドスン!・・・鹿はそのまま林の中へ逃げていった。鹿が大怪我をしていないような様子に安心して、車を停めた。

 車を降りて、見たくない心境ながら恐る恐る覗いてみた・・・バキッという音は、サイドアンダーミラーの折れた音で、ドスンは、フェンダーとドアが凹んだ音だった・・・フロントにぶつからなかったのが不幸中の幸いだ。フロントにぶつかったら、ボンネットに跳ね上がり、こちらも鹿も大怪我をしていた可能性大だった。道東では、この様な事故が日常茶飯事らしいが、まさか自分がその対象になるとは・・・・トホホ!

 車両保険に電話して確認したら、補償の対象になり、全額負担してもらえることが分かって、ひと安心。鹿だけにしかたない・・・。これまで、新車を購入しても車両保険に入ったこともないのに、今回だけは、セールスの「3年ぐらいは入っておいた方が良いですよ」の勧めに乗って入ったのである。これで、3年で2回の適用となり、大いに助かっている。明日、ディーラーに行って見積もりをしてもらうつもりだ。

       
               (途中から見えたクマネシリ山塊)

 さて、肝腎の中山(905m)だが、頂上まで、中山林道入口からその林道と林道跡が繋がっていて、頂上には反射板がった。林道分岐ごとに欠かさず「中山反射板→」の標識があり、絶対迷う心配はなかった。

 途中に「置戸勝山学術自然保護地区」の地図付きの案内板が設置されていた。それを見ると、その地点から一昨日行った「春日風穴」辺りまでの中腹一帯が風穴植生となり、林床が苔に覆われ、岩石地にはエゾナキウサギの良好な生息地となっている・・・というようなことが書かれていた。しかし、中山頂上への林道は、その指定地区から外れており、期待したような景観は一切なく、針広混合林の中に続く変化のない林道歩きだけで、途中から見えたクマネシリ山塊と東三国山の展望以外に、これといった楽しみはなかった。しかし、ナキウサギの生息が最初に確認されたいわく付きの一山をゲットできて大満足だった。5:40スタート、登り1時間30分、下り1時間20分、ゴール8:40。

       
               (針葉樹林の中に点在する紅葉)

 下山後、そのまま道々88号線を南下し、足寄~上士幌~日勝峠~美笛峠経由の520kmを走って、1週間ぶりの我が家に帰ってくることができた。鹿と衝突というお土産付きだったが、天候に恵まれて、ほぼ予定通りの念願の再訪7山と新ピーク2山を踏破することができた。明日から、親サイトの方に山行記録をボチボチとアップするのも楽しみの一つだ・・・。

雨で停滞

2011年10月07日 | 登山・旅行
夜半から降りだした雨がずっと降り続いた。

留辺蘂道の駅おんねゆ温泉の車の中で、寝袋に入って、カーナビのテレビを見たり、今回じっくり読み直そうと思って持ってきた深田久弥の『日本百名山』を読んで過ごした。

三百名山を登り終えてから(当然百名山もすべて含まれている)初めての読み返しだ。当然だが、実際に登った後に読むのは、実感が伴い感慨がまったく違う。さすが、文学者だ。その山の歴史も詳しいが、感心するのは、山の様子や目の前に展開する景観の表現のみごとさだ。

昼に、留辺蘂地区でご当地グルメ「オホーツク北見塩やきそば」を食べられる店へ行ったきた。今回の山旅で最初の外食だったが、具材も多くて、美味しかった(画像)。

8ヶ条の定義・ルール(追加画像)を守れば、あとはその店の独自性と工夫が認められているらしい。それぞれのオリジナリティを楽しむためにあちこち食べ歩く人も多いとか・・・。ちなみに提供する店は、北見市を中心に26軒あるようだ。

夕方、昨日の塩別つるつる温泉のすぐ側にある65歳以上250円で入れる滝の湯センター夢風泉へ。源泉掛け流しのお湯が滔々と溢れ出る気持ちの良い温泉だった。

明日は、昨日登り損ねた置戸町の中山に登って、帰路に就く予定。

北大雪の登山道はないが、長靴で沢から単独でも登れそうな無類岩山(1610m)も予定に入れて来た。しかし、雨上がりの薮漕ぎは嫌だし、もしかしたら上は積雪状態かも知れないので、今回はパスし、来年以降の楽しみに・・・。
《追加画像》

仁頃山、中山風穴

2011年10月06日 | 登山・旅行
北見の仁頃山は、山渓に北海道の山の紹介記事を書くようになって初めて掲載した山である。北見市の登山愛好者グループが6本もの登山道を造り、整備を続けている。当時新しい山で、その取組みに感動したからであった。

その記事のもとになった登山は北見のお二人と一匹に案内されて妻と一緒に登った。今回は、関係者お勧めの東尾根コースを登り、西尾根コースを下り、2kmの林道を繋いで循環縦走した。この山の最長コースである。

東尾根コースは、その尾根に取り付くまでに2本の尾根を乗越す変化に富んだコースだった。頂上からは、前回見えなかったオホーツク方面や真っ白になった大雪の山々も見えた。

今日のハイライトは、西尾根コースの見事な紅葉だった。頂上を常に左手に見ながら、標高650~700mのアップダウンが1時間以上も続くが、その間のカエデ類の紅葉が最高だった。今回の山旅では殆ど紅葉を楽しむことができなかっただけに、大満足だった。

最後の登山口までの下りが急降下なのと、アップダウンが多いだけに、このコースを下りに選んで正解。

5:15スタート。登り2時間30分、下り2時間 、林道歩き35分、ゴール9:50。北見市民人気の山らしく、それぞれの登山口にトータルで15台ほどの車があった。

下山後、北海道で最初にナキウサギの棲息が確認されたという置戸町の中山(905m)へ。まず、道内最低高度600m程の中腹に今でも棲息しているという「風穴」へ向かった。標識はあるが、林道ゲートが施錠されていて、往復1時間程の歩きを強いられた。

風穴といっても、ひとつの穴から冷たい風が吹き出ているわけではなく、いわゆるロックガーデン風のところで、積み重なった岩の下の地中は常に4℃の温度に保たれていて、それがナキウサギの棲息条件になっているらしい。しかし、鳴き声すら耳にすることはなかった。

その後、林道を繋いで頂上まで登れるという中山林道入口へ向かった。しかし、空いているはずのその入口のゲートが施錠されていた。そこから歩くとなると、往復3時間は必要だ。時間が足りないし、雨も降ってきそうなので、取りあえずは断念。

無料クーポンの使える「塩別つるつる温泉」でまったりして、ブログを打つ。明日は、雨予報だか、留辺蘂道の駅に連泊して様子を見ることに・・・。
《追加画像》
1、頂上から望む眼下の富里ダムとその奧に北見市街地
2、西尾根の途中から頂上を望む
3、西尾根のカエデ中心の紅葉
4、中山風穴下の積み重なった岩を覆う苔むした林床




《訂正》

ゴール時刻10:20

摩周岳~西別岳、藻琴山

2011年10月05日 | 登山・旅行
北海道百名山巡りをしていたころの97年以来14年ぶりとなる摩周岳(カムイヌプリ)と藻琴山再訪に、摩周岳からの縦走路ピストンで、前回はガス中だった11年ぶりの西別岳を加えた。

湖面が朝靄のベールで覆われていることを期待して、夜明け前に登山口の摩周岳第一展望台へ。屈斜路湖は覆われていたが、摩周湖は残念。外輪山から昇る朝日を見て、5:45スタート。

快晴の天候に恵まれて、摩周ブルーがみごとだった。しかし、紅葉を演出するはずのナナカマドやタカネザクラやオオカムノキがたくさんあるのに、いずれも色づくまえに枯れて茶色になっている。黄葉になるはずのダケカンバも然り。

登山道は、西別岳への縦走路ともに幅広くきれいに刈り払われて、快適な一級国道。

荒々しい火口壁の上の狭い摩周岳頂上は落ち着かないが、眼下の摩周ブルーの広がりが美しい。

西別岳への縦走は、分岐から、頂上での休憩も含んで、往復1時間30分。前回はガス中登山だったので、360度の大展望に酔う。ここから眺める摩周岳と摩周湖の眺めが素晴らしい(画像)。登山口へ戻ったのが、12:15。トータルで6時間30の行動時間だった。

屈斜路湖と道東の山の展望台的な藻琴山は、前回と別の東藻琴コースをピストンした。最近整備されたらしい立派な林道が8合目まで続き、わずか40分の往復で済んだ。

この北斜面は、台風12号に痛めつけられなかったのか、ナナカマドの赤やダケカンバの黄がきれいで、ちょっと欲求不満解消。

明日は、仁頃山のコースを変えての再訪なので、留辺蘂温根湯温泉まで戻って、『Ho』の無料クーポンが使える温根湯ホテルへ。これで、無料温泉は3日目。貧乏旅行には非常に助かる。直ぐ近くの道の駅でどこでもホテル。
《追加画像》
1、夜明け前の朝靄のベールに覆われた屈斜路湖。奥は雄阿寒岳
2、第一展望台からの摩周岳と摩周湖。左奥は斜里岳
3、縦走路から向う西別岳
4、藻琴山から屈斜路湖を見下ろす
5、少しはきれいだった藻琴山8合目付近の紅葉





積雪で道判らず撤退、層雲峡・朝陽パノラマ台へ

2011年10月04日 | 登山・旅行
十勝三股コースから登り、ユニ石狩岳~音更岳の1800~1900mの雪の稜線を歩き、シュナイダ―コースを下る予定で、登山口を5:30スタート。

しかし、積雪の深くなった1150m付近で道が判らなくなる。なんとかユニ石狩岳でもと、行きつ戻りつしながら探すも、笹が雪で寝てしまっているので全く判らない。また、来年の楽しみができたというものだ・・・。

その手前の登山道の雪の上に足跡がずっと続いているので、「昨日登った人がいるんだ」と思って辿って行く。ところが途中で道から外れている。あれ?と良く見たらクマの足跡だった。

登山口まで戻っても、まだ8:30。この後どうするか思案する。層雲峡がちょうど紅葉の見頃のはず・・・であれば、10年ほど前に登った層雲峡の北側の崖の上にある朝陽パノラマ台にも登ってみよう。
層雲峡へ着いたが、いつもはきれいなはずの紅葉がほとんどない。駐車場の管理人に聞いたら「台風12号で揉まれて青いまま枯れてしまって、今年は全然ダメです。」とのこと。確かに昨日の然別湖畔もそうだったし、パノラマ台を下山後、石北峠や美幌峠、屈斜路湖畔と走ったが、どこも紅葉のきれいなところはなかった。

さて、パノラマ台だが、川に懸かる橋を渡って層雲峡園地に登山口がある。きれいに整備はされているが、非常に急な道を1時間ほど登らなくてはならない。眼下に層雲峡温泉を見下ろし、向かいに真っ白な黒岳が望まれる最高の展望台だ(画像)。しかし、それは北側に連なる岩崖の一端にある断崖絶壁の岩塔の一つで、立って歩くのも怖いほど狭い岩尾根の先にテラス状に飛び出した岩塔の上である。三方は垂直に落ちていて、腰を伸ばしてたつことができない。おまけに風が強い・・・写真を撮っただけで早々に退散。

前回は、下から見てどの岩塔なのか特定できなかったが、今回の再訪で漸く判った。まさに、三方が垂直に切れ落ちた断崖絶壁の岩塔だった(追加画像)。
旅の雑誌『Ho』に付いている無料クーポンで層雲閣グランドホテルの温泉に入る。1000円の儲け。それでも、まだ13時・・・。時間がもったいないので、今回の山旅予定の一番遠い摩周岳と藻琴山を明日の予定にして、弟子屈の道の駅摩周温泉まで走った。
《追加画像》
1、シュナイダーコース登山口から見上げた石狩岳。山頂は雲の中。
2、パノラマ台の岩塔のテラスへの岩尾根。
3、下から見たパノラマ台岩塔。(左側下)
4、紅葉のない流星の滝




東ヌプカウシヌプリ、白雲山~天望山

2011年10月03日 | 登山・旅行
夜を明かした日高道の駅は裏山も真っ白。当然、日勝峠は圧雪状態。占冠へ回り、十勝清水まで高速に乗る。周りは真っ白だったが、十勝へ抜けたら青空が広がっていた。

まずは、96年以来15年ぶりの東ヌプカウシヌプリへ。登山口から笹に雪が被り、登山道も凍って、雪で白くなっていた。

天気は良く、十勝平野の広大な大パノラマが圧巻。太平洋まで見えていた。前回行き損なった頂上先のロックガーデンまで行ってみた。花の頃はきれいなのだろう。ナキウサギの声はすれど姿は見えず。

下山時には、だいぶ雪は解けていた。長靴だったが、ズボンは腿の辺りがずぶ濡れで冷たかった。登山口は、1000m近い峠にあるので、登り45分、下り35分。

ズボンを取り替えて、白雲山~天望山~東雲湖~然別湖畔の循環縦走へ。このコースは11年ぶりだが、前回はガスと雨に見舞われて何も見えなかったので、晴れたときに再訪したかった。

直ぐにカッパの下を履けるように準備していたが、陽光で雪は解けていて、天望山から東雲湖へ下る北斜面の笹原まで必要なかった。

急登の連続だが、1時間で大きな岩が積み重なった頂上へ。平日だが、10名ほどで賑わっていた。眼下の然別湖と真っ白に雪化粧したウぺぺサンケ山が印象的だった(画像)。

ほとんど湖面近くの高さまで下って登り返して天望山へ。縦走と言っても改めて二つの山を登る感じ。東雲湖までの下りも長かった。東雲湖への下りや湖畔は高山植物の豊富なところで、花の頃に再訪したいところだ。

期待していた然別湖畔の紅葉は、すでに終わっていた。また、あちこちにあるロックガーデンでナキウサギの姿を期待したが、一気に寒くなったためか、鳴き声すらまばらだった。

4時間30分の変化に富んだ満足感に溢れた循環縦走だった。しかし、然別温泉のホテルの日帰り入浴は1000円以上なのでパス。

明日は、ユニ石狩岳~音更岳の循環縦走の予定なので、ぬかびら温泉公営駐車場で車中泊したい。ところが、ぬかびら温泉へ抜ける幌鹿峠が通行止め。しかたなく、戻って、士幌経由の遠回りをせざるを得なかった。

紅葉期待の山旅だったのに、この時期にまさか雪見になるとは思わなかった。あすは、冬山登山になるのでは・・・?
《追加画像》
1鹿追郊外からの東ヌプカウシヌプリ(右)と西ヌプカウシヌプリ
2東ヌプカ山頂からの十勝平野のひろがり
3然別湖畔から天望山と白雲山を望む
4天望山から雪化粧のウぺぺぺサンケ山を望む
5東雲湖





佐主岳(618.9m)〈穂別町〉

2011年10月02日 | 登山・旅行
今日は、のんびり1日掛けて然別湖畔まで走るつもりだった。ところか、朝のメールチェックをしたら、毎年のように夏に北海道にやってきては、長い間山を登り歩いている本州の方からメールが入っていた。

その中に、「(私の知らない)佐主岳に登って来た」とのフレーズがあった。しかも、その方の登山スタイルからすると、登山道があるらしい。しかし、聞いたこともない山だ・・・。

早速検索してみたら、なんと、岳友の「地図がガイドの山歩き」と「アソビホロケル山」の山行記録にヒットした。不覚だった・・・。

地形図には山名は掲載されてはいないが、穂別町(現むかわ町)と厚真町の境界線上にある618.9峰らしい。確かに、 登山道もある一等三角点の山だった・・・これは登らずにはいられない。好都合なことに、今日通る道沿いに近い。

8時に家を出て、穂別まで走って、二人の記録を参考に登山口へ向かった。穂別のキウス橋手前からの林道を8km走ったら施錠されたゲートがあり、立派な標識があり、そこが実質的な登山口となっていた。

林道歩き3km、登山道入口から1kmの行程で、林道分岐にも登山道入口にも立派な標識が設置され、頂上標識も立派だった。展望は東側しか開けてないが、近くの坊主山やハッタオマナイ岳などがみえた。日高の主稜線は残念ながら雲に覆われていた。

登り1時間10分、下り1時間05分。思わぬグッドタイミングの新ピークゲットだった。

下山したら、4時を過ぎていたので、日高町まで走り、ひだか高原荘の温泉に入り、日高道の駅でどこでもホテル。

明日は、10数年ぶりの然別湖畔の東ヌプカウシヌプリ、白雲山~天望山の予定。
《追加画像》


体内年齢52歳はうれしいが・・・

2011年10月01日 | 日常生活・つぶやき
 これまで10数年以上も使用していたタニタの体脂肪率も分かるヘルスメーターが狂ってしまったらしいので、通販で購入したタニタの「体体組成計インナースキャン」が、3日で届いた。

 年齢と身長をインプットして、夕方10kmジョグをして風呂に入った後に計測した結果が下記である。

 体重62.8g、BMI22.0(標準)、体脂肪率13.9%(やせ)、筋肉量51.3kg(標準)、推定骨量2.8kg(標準)、内臓脂肪10.5レベル(やや過剰)、基礎代謝量1452kcal/日(多い)、体内年齢52歳(-15歳)

 走った後なので、ややマイナス傾向の数値だが、乗っただけで、これだけのことが分かるのが凄い。体重は、やはり、これまでのヘルスメーターが狂っていたことがはっきりした。最近、そのせいで、痩せたと思って一杯食べていたので、予想より多かったのが悔しい。

 基礎代謝量が年齢の割にかなり多く、体脂肪率は低く、体内年齢が15歳も若く出たのはうれしいが、それなのに、内臓脂肪が高いのが気になる。血液検査でも、中性脂肪が高めに出ることが多いのと同じことなのだろう。これだけ、登山やジョギングなどの有酸素運動をしているのに、これらが高いのが不満だ・・・体を動かしている以上にカロリーを多く摂取しているということなのだろうか?食事に気を付けなければ・・・。


 さて、明日から1週間何も予定がないので、好天予報が続いている道東方面の山旅に出ることにする。今夏10数年ぶりに再訪したいと思っていた山がいくつかある。しかし、ずっと天候不順で延び延びになっていたそれらの山々を登り歩くつもりだ。ちょうど紅葉のきれいな頃なので楽しみだが、これが、今年最後の山旅になるかも・・・?

 この山旅で、体重や内臓脂肪が落ちることを期待したいところだが、他の数値がどのように変化するかも楽しみだ・・・。

 なお、山旅の速報は、いつもの通り、携帯からモブログ更新します。