<スタート地点の最北端のスコトン岬>
3回目の礼文島は、念願の最北端スコトン岬から香深フェリーターミナルまでの8時間コース+礼文林道の33kmトレッキングに挑戦。
温泉付き民宿宮島荘の前から6:40のバスに乗るつもりだったが、バスが少し早めに来たようで玄関にいたら通過してしまった。民宿の車でバスを追いかけてくれた。バスは全員トレッカーで結構混んでいた。4時間コースの岬巡りの方が多かった。予定通り、スコトン岬を7:35にスタート。
レブンシオガマ、チシマフウロ、エゾカンゾウ、ハクサンボウフウなどに彩られた斜面を登り下りして、山や丘を越えて岬や海岸を巡った。1kmほど道のない海岸を歩くところもあった。一部生活道路も歩くが、昔から人気のコースで山中の道も整備が行き届いている。出会う人も結構多かった。レブンソウも目にすることができた。
前半とばして8時間コース終点に5時間50分で到着したので、その先の礼文林道へ進んだ。ここでは、15年ぶりのレブンウスユキソウやネムロシオガマとも再会できた。
薄曇りで風が強かったので、それほど汗も掻かなかったが、さすがに下肢の疲れが大きい。こんなに歩いたのは四国遍路以来だ。温泉に入る時間もあり、余裕で17:15の稚内行きのフェリーに乗り込むことができた。
詳しい記録は、帰宅後ホームページにアップするので、ここでは写真だけ。
8時間コース
礼文林道ほか
山行で話題にのぼりました礼文島ですが、礼文岳ではなく、愛とロマンの(今は汗と涙の)8時間コース+礼文林道ですか・・・このコース距離は33Km、獲得標高1100mこえると思われるし、標準行動時間(休憩なし)10時間超ですから、相当ハードですよ。しかも、温泉入る時間もつくってます。流石sakagさんですね。
それにしても北海道百名山や花の百名山に一番礼文島らしくない花のない礼文岳が選ばれているのは、観光損失かなと思います。むしろ、ゴロタ山あたりが選ばれると、海岸沿いの高山植物やレブンアツモリソウ自生地が近いなど、礼文島のいい部分が、味わえると思うのですが・・・
フェリーターミナルへ着いたのが、15:30でしたので、7時間45分で歩いたことになります。
礼文岳は花がないのは知っていたので、歩き応えと花のあるコースに変更したというわけです。
一日も早く治して、秋にでもトライして下さい。