〈白根山レストハウス近くの。逢ヶ峰山頂付近から湯釜の火口壁と横手山(左奥)を望む〉
いずれも、上信越高原国立公園の核心部の志賀高原の山である。どの山も2000mを越えるにもかかわらず、頂上近くまで車で上がれるので、1日に3山を巡ることができた。
これまでで最高の天候に恵まれ、展望はどこまでもくっきり・・・この山旅で初めて富士山を見ることができ、特に北アは端から端はまで山座同定を楽しむことができた。
○本白根山(2171m)
志賀高原きっての観光地で、白根山、逢ノ峰、本白根山の総称が「草津白根山」。現在も火山活動が続いているために、白根山は登山禁止となっているし、本白根山の本峰も立ち入り禁止となっている。
標高2000mの白根レストハウスから逢ノ峰へ登り、分岐から鏡沼経由コースで本白根山展望所へ。展望所から「探勝路最高地点」(2150m)をピストンし、分岐を左へ進み、逢ノ峰の西側をトラバースして登山口へ周回した。これまでに登った上州の山々がくっきり。
その後、湯釜展望台をピストンして乳青色の水を湛える火口湖湯釜を眺める。
5:20スタート、登り2時間50分、下り1時間8:20ゴール。湯釜往復30分。
○横手山(2305m)
群馬県と長野県の境に聳える秀峰で、太平洋と日本海の分水嶺をなしている。 頂上のすぐ下まで車で上がれるので、登山の楽しみのない山である。
長野県と群馬県の境となる日本一高い渋峠(2152m)からスキー場の管理道路をピストンした。
頂上はリフトハウスやアンテナ施設やレストハウスなどが建ち、頂上がとこか判らない。探したら一番高いところに小さな石の祠があった。展望台からは遮るもののない北アの山並みとこれから登る予定の戸隠方面の山や頸城三山がくっきり。
山頂レストハウスで、国内最高地点(2300m)の手作りパンとして有名なパンを2個買って食べた。確かに美味しかったが、値段も高かった・・・。
9:20スタート、登り25分、下り20分、10:35ゴール。
○笠ヶ岳(2075m)
菅笠を被せたような山の形が山名の由来らしいが、それにしてはかなりの尖峰の鐘状火山で、非常に目立つ山である。頂上付近では、柱状節節理が見られ、高山植物が豊富な山らしい。
頂上直下の笠岳峠から急な階段や岩場をピストンした。呆気ない一山だったが、疲れた体にはきつい登りだった。
11:15スタート、登り20分、下り10分。12:05ゴール。
三山を終えてもまだ昼。しかし、かなり疲れがたまっている。下山後、安い温泉を求めて長野県側へ下る。角間温泉で500円の日帰り温泉傳習館を見つける。そこで、3時間ほどものんびりする。この後、明日の朝のうち勝負の岩菅山登山口へ移動するつもり。
〈追加画像〉
上から、1・湯釜の上から望む弓池とその奥の本白根山、2・乳青色の水を湛える湯釜、3・横手山の展望台から眺めた笠ヶ岳の尖峰の後ろに連なる北アルプスの山並み、4・笠ヶ岳の頂上。
いずれも、上信越高原国立公園の核心部の志賀高原の山である。どの山も2000mを越えるにもかかわらず、頂上近くまで車で上がれるので、1日に3山を巡ることができた。
これまでで最高の天候に恵まれ、展望はどこまでもくっきり・・・この山旅で初めて富士山を見ることができ、特に北アは端から端はまで山座同定を楽しむことができた。
○本白根山(2171m)
志賀高原きっての観光地で、白根山、逢ノ峰、本白根山の総称が「草津白根山」。現在も火山活動が続いているために、白根山は登山禁止となっているし、本白根山の本峰も立ち入り禁止となっている。
標高2000mの白根レストハウスから逢ノ峰へ登り、分岐から鏡沼経由コースで本白根山展望所へ。展望所から「探勝路最高地点」(2150m)をピストンし、分岐を左へ進み、逢ノ峰の西側をトラバースして登山口へ周回した。これまでに登った上州の山々がくっきり。
その後、湯釜展望台をピストンして乳青色の水を湛える火口湖湯釜を眺める。
5:20スタート、登り2時間50分、下り1時間8:20ゴール。湯釜往復30分。
○横手山(2305m)
群馬県と長野県の境に聳える秀峰で、太平洋と日本海の分水嶺をなしている。 頂上のすぐ下まで車で上がれるので、登山の楽しみのない山である。
長野県と群馬県の境となる日本一高い渋峠(2152m)からスキー場の管理道路をピストンした。
頂上はリフトハウスやアンテナ施設やレストハウスなどが建ち、頂上がとこか判らない。探したら一番高いところに小さな石の祠があった。展望台からは遮るもののない北アの山並みとこれから登る予定の戸隠方面の山や頸城三山がくっきり。
山頂レストハウスで、国内最高地点(2300m)の手作りパンとして有名なパンを2個買って食べた。確かに美味しかったが、値段も高かった・・・。
9:20スタート、登り25分、下り20分、10:35ゴール。
○笠ヶ岳(2075m)
菅笠を被せたような山の形が山名の由来らしいが、それにしてはかなりの尖峰の鐘状火山で、非常に目立つ山である。頂上付近では、柱状節節理が見られ、高山植物が豊富な山らしい。
頂上直下の笠岳峠から急な階段や岩場をピストンした。呆気ない一山だったが、疲れた体にはきつい登りだった。
11:15スタート、登り20分、下り10分。12:05ゴール。
三山を終えてもまだ昼。しかし、かなり疲れがたまっている。下山後、安い温泉を求めて長野県側へ下る。角間温泉で500円の日帰り温泉傳習館を見つける。そこで、3時間ほどものんびりする。この後、明日の朝のうち勝負の岩菅山登山口へ移動するつもり。
〈追加画像〉
上から、1・湯釜の上から望む弓池とその奥の本白根山、2・乳青色の水を湛える湯釜、3・横手山の展望台から眺めた笠ヶ岳の尖峰の後ろに連なる北アルプスの山並み、4・笠ヶ岳の頂上。
雪線が一直線の北アルプスは感動ものデシタ。
この天気も今日までで、明日から悩みそうな天候が続きそうです。体調は、疲れてはいますが、大丈夫です。
渋峠の周りにあれだけスキー場があるのに冬季通行止めになるのですか?