本日、著者から贈られてきた<アイヌ語→日本語辞典>『イランカラプテ』
2015年2月9日のこのブログにも記載してあるが、2014年に自費出版したアイヌ語辞典『イランカラプテ』を著者である寺口氏から贈られれている。それは、<日本語→アイヌ語辞典>だった。
しかし、その後、また1年掛けて、今回の<アイヌ語→日本語辞典>を作製したとのこと。今回もA4版、512ページにわたり、アイヌ語3万500後語が収録されている。厚さが2cmもある。良く調べ、集めたものだ。それを、すべて自分一人で調べて整理し、パソコンで打ち込んで、印刷屋に持ち込んでいる。その情熱とエネルギーには頭が下がる。
だからと言って、寺口氏は、アイヌ語研究家ではない。登別在住で、北海道山岳連盟理事を長い間務め、現在は、北海道山岳ガイドやなど、山岳関係の資格や役職を9つも務める超多忙な方である。
このアイヌ語辞典を作りたいと思ったきっかけが凄い。2007年にやはり自費出版した『北海道の山辞典』を作製した時に、欲しいアイヌ語辞典が世の中になかったので、自ら作ってしまったという。
それを面識もない私に直接贈ってくださることは、大変光栄なことであり、大変申し訳ないと、心から感激し、感謝している。
今回の辞典のことを検索してみたら、下記に詳しく紹介されていた。
室蘭民報 WEBNEWS 2015年12月18日「アイヌ語3万500語収録、登別・寺口さんが辞典出版」
1ページに左から、「アイヌ語」「ローマ字表記」「言語・地名に対する解釈」「地名・山名・動植物等」が収められている。
左は、2014年自費出版<日本語→アイヌ語辞典>(贈本)。右は2007年出版の「北海道の山辞典」(購入)
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