癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

オーバーペースか祟った「十勝大平原XCスキー大会42km 」

2016年03月06日 | 登山・旅行


 帯広の山裾の岩内仙峡付近を発着点として、「日高山脈の麓、耀く雪原へ踏み出そう」のキャッチフレーズのこの大会、これで通算6回目の参加。最近は、4年連続となる。

 いつもは、十勝晴れの素晴らしい天気だったが、今年は細かな雪の降る中の開催となり、いつもの日高山脈を眺めながらの滑走はならなかった。

 ワックスの選択はバッチリだったが、スキーの選択を間違ったようだ。ざらめ雪の読みだったので、湿雪用のストラクチャーの板を持ってきた。ところが、朝から乾雪が降り続いた。今年絶好調で、総合優勝を果たしたちから!さんは、オールラウンド用の板で正解だったそうだ。残念!

 25km付近から10kmぐらい、ずっと後ろにピッタリと着いて滑る人がいた。先にやれば良かったのだが、ちょっと調子が良かったものだから、そのペースで滑っり続けたのが、結果的にオーバーペースになったようだ。最後の5kmくらいからそのツケが来た。がっくりと辛い滑走になり、すっかりペースダウンしてしまった。この大会で、今回ほど辛いゴールはなかった。今年最後の大会だっただけに、少し悔いの残るペース配分だった。

 それでも、昨年より3分遅れの3時間31分48秒。順位は、「60歳以上の部」で、昨年より1位落ちの26位/56名。まあ、加齢の影響を覆すことはできない結果だった。

 今回は、コース間違いや、距離表示の間違いなど、運営上の課題を多く残した大会だった。詳しくは、帰宅後のホームペーシで。来年は解決されていることを期待したい。


 スタート地点では、山仲間のパパちゃりさんと若葉さんと再会。
 さらに、いつもコメントを下さるトップレーサーで、今日の大会で、数年ぶりに総合優勝を果たした、網走のちから!さんとツーショットに収まる。結果的に、素晴らしい記念写真となった。









 いつも、この大会の夜には、十勝の山仲間が、完走祝いと懇親会を開いてくれる。今晩も10名位の参加だそうだ。温泉付のホテル帯広パコで、一休みして、そちらへ向かう。


 初対面の2名を含めて10人の参加で、楽しいひと時を過ごさせていただいた。十勝の山仲間に感謝!

 詳しい完走記録は、下記でどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)


6 コメント

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今シーズンお疲れさまでした (チューリップおばさん)
2016-03-07 06:20:46
 スキーをはかない私は、板に色々あることも知りませんでした。湧別原野での旅人さんのグループは、遠軽でスキーを交換して、より効率良く滑る努力をしていることも初めて知りました。

 ペース配分というのは大変難しいことですね。湧別原野でも前半ぶっちぎりでトップだった本田さんも、結果として飛ばしすぎだったのかな? ゴール後にお話すると、本当に悔しがっていました。
 6月のサロマ湖100㎞ウルトラマラソンに毎年参加するワイナイナ選手も、フルマラソンの距離まではトップ争いをしていますが、結局ペース配分がうまくいっていないようで、昨年も後半はかなり順位を下げたり、途中棄権の年もありました。

 sakagさんはご本人に悔しい気持ちがあるうちは、まだまだ向上されることと思います。
 また来シーズン、とりあえず76歳で31回連続完走の志水さん目指し、さらに89歳で85㎞に挑戦の塩田さん目指し、頑張ってください。

 記念写真は、見る側からの希望を言えばサングラスを取っていただけるとうれしいのですが… スタート前の慌ただしい時間に、それどころではないでしょうが…
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チューリップおばささんへ (sakag)
2016-03-07 18:38:13
 スキーの種類というより、ストラクチャーという滑走面にいれる細かな筋のようなものの違いです。 ストラクチャーの役目は、滑走面の水分量を調節し、スキーの滑走性を高めることにあるようです。
私は乾雪のオールラウンド用と湿雪用の2台を持っていますが、一流選手になると、数種類のストラクチャーを入れたスキーを何台も持っています。

走るマラソンは、タイムを見ながらペース配分や維持ができるのですが、クロカンスキーは雪の状態によって滑りが違うので、それができないのが難点です。

志水さんや塩田さんの真似はとてもできそうにもありますう。まず、そちらへ行くことの方が難しくなりそうです。

ゴーグルを掛けたままのちから!さんのハンサムでつぶらな瞳が見えないのが残念ですね。
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Unknown (tony)
2016-03-07 21:27:10
sakagさん,お疲れ様でした。
僅かな雪でしたが少し邪魔されましたね。
ペースの上下も距離が長いと難しいので
いつも苦労するところです。

板を3枚用意しているとは知りませんでした。
なんちゃって系の私は1枚だけで,いつも
一か八かの対応です。これから10年くらい楽しむなら
もう1枚持ってもいいのかなと考えどころです。
また来期も元気にお会いしたいと思います。
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tonyさんへ (sakag)
2016-03-08 07:22:43
最後の「十勝」、快走で締めくくることができて良かったですね。お疲れさまでした。
「湧別」以外は、ずっと同じ大会でお顔を合わせることができ、光栄でした。

板は、2台だけです。(乾雪用のオールラウンド、湿雪用)
私レベルではその違いを体感することはできませんが、やはり違うようです。

来年に向けて、このままズルズル加齢に伴う低下現象を防ぐためにも、ランや筋トレなど、少し頑張ってみようと思っています。

そのためにも、函館マラソンの72歳フル初挑戦を考えています。

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やりましたよー! (ちから!)
2016-03-08 14:55:23
(先行していた1位と2位の選手がコースミスをして後退するというハプニングがありましたが…)優勝することができました!
ラッキーだったとは言え、今季は数年ぶりに競技志向で練習を重ねてきただけに、感慨深いものがあります!
とても嬉しいです!

ワックスは悩みましたが、気温は上がらずに乾雪が降ると読んだので、僕のスキーは総合的に滑ってくれました。

後ろに人が着くとペースが乱されることってありますよね。そのようなときに僕なら、後ろの選手のほうが速いな、と思ったら、無理せずコース脇に避けて先頭を譲ることがあります。

XCSKIレースの一般市民クラスだと、トップクラスで充分に争えるくらいの強者が50歳代には大勢いますので、60歳以上の部での順位が年々下がっていくのも致し方ないと思います。
滑りの渋いスキーで3時間31分のタイムでしたら、充分に好タイムだと思います。

当日は会場でお会いできて気合いが漲りました!
来年こそはレース後の懇親会に参加したいと思っています!
充分に連戦の疲れを癒してください!
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ちから!さんへ (sakag)
2016-03-08 17:50:06
おめでとうございました。私の予感みごとに的中しました。
ラッキーも、実力の内です。練習を重ねた結果に神が味方してくれたのでしょう。

ずっと後ろから同じペースで着いてくるということは、余裕があるんですよね。しかし、どこかで負けたくないという気持ちが働いたことは事実です。案の定、最後の給食所で前に出られたら、もう追えませんでした。

いつも、ちから!さんには、ファンの一人として、元気と勇気と力をもらっています。また、レベル的にも本来であれば口を利くのもおこがましい存在ですが、いつも懇切丁寧なお付き合いに心から感謝しております。
私からすると息子のような年齢だけに、応援団のような気持ちもあります。

来年は、加齢に伴う低下を少しでも防ぐために、トレーニングを積みたいと思っていますが、根が練習嫌いなので、どうなるやら?
来シーズンもよろしく!
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