花びしホテルロビーに展示されているつるし雛
つるし雛は、桃の節句に端布で作ったぬいぐるみを竹ひごの輪から赤い紐で雛壇の両端に吊るして、娘の無病息災・良縁願う飾りで、もともとは、江戸時代に、お雛様を購入できる裕福な家庭はまれで、せめてお雛様の代わりに愛する子供や孫のために手作りで初節句を祝おうという切ない親心から生まれたらしい。
百種類を超えるお飾りにはそれぞれの謂われや言い伝えがあり、例えば、「猿」は厄が去る、「ふくろう」は福や不苦労をかけて、「唐辛子」は虫除けの効果があることから娘に悪い虫が付かないようにと、一つ一つ思いが込められている。
北海道では見られない珍しいものだが、5000個も飾られていた。鹿部町の山上照子さんの作とのこと。多分、鹿部町の別荘地へ、本州から移住してきた方ではないだろうか?
○上野のなべやきうどん
湯の川へ行ったついでに、夕食は、年に1度は食べたい上野のなべやきうどん。
内径25cm以上はあると思われる大きな土鍋に、手打ちの極太うどん、12種類の具材(エビ天、餅、わかめ、ネギ、かまぼこ、ホッケのすり身(2個)、豚肉、タケノコ、シイタケ、麩、玉子)が入っている。
歯応えのあるうどんの量も多いので、腹いっぱいになる。おまけに妻の余したうどんも平らげた。いつも食べるたびに、ここ以上に、おいしくて食べ応えのある鍋焼きうどんはないと確信する。
箸より太いこの太さ 説明書
店主の趣味の海に関する展示が多い店内
店で飼っているペルシャ猫。ちょっとご機嫌斜めのようだ。
帰宅後、腹ごなしに、ウォーク&ジョグに出た。