癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

石山(占冠村)

2012年03月29日 | 登山・旅行
今朝も-12℃。ご飯を炊くにもコーヒーを飲むのにもガスの出が悪い。ポリタンの水が凍っている。南富良野は内陸だから・・・?しかし、全国的に好天らしい。

今日はトマムスキー場の向かい側の石山(1075m)にトマム駅裏側の北東尾根から登った。スタート地点がすでに標高550mだ。

地図から見ても、実際に登ってみても、スキー登山に適した山だった。しかも、北東尾根なので、雪が軽い。ただし、970m付近の急斜面はジグを切ると、上の20cm位の雪が雪崩れて、下の堅い面はエッジが効かない。その上の尾根も細いので、そこにシーデポして、ツボ足で登ったが、膝上までの深さに手こずった。

意外と狭い頂上は、国道を挟んだトマムスキー場の展望台だ。北日高や夕張山系の山々も見えるが昨日ほどのくっきり感はなし。社満謝や大麓山はトマム山の陰で見えず。

下山は、上の方はパウダーで思い通りのターンを楽しむことができたし、下の方も、木立はうるさいが、パウダーが溶けて重かったが、スキー操作には影響がなかった。

取り付きから木立がうるさいので、帰りのために今回の山旅では初めてヘルメットを持参した。案の定、トドマツの太い枝に頭をぶつけて、ヘルメットに傷を付けてしまっただけで助かった。

登り、2時間30分。下り、50分。

トマム山は北の社満謝から見ても、南のこの山から見ても、すっくりと尖って登行意欲をそそる山だ。スキー場のゴンドラの山頂駅からすぐなのだが、スキー場に電話したら、認めてないとのこと。

昨日電話をくれた安平町の岳友エバさんは南尾根から登ったとのこと。予定にはなかったが、明日その南尾根から登ることにした。そのことをエバさんに伝えたら、「明日休みなので、お付き合いします」とのこと。今夕、占冠道の駅で合流して、夕げを共にすることになった。

占冠の湯の沢温泉で汗を流し、道の駅でビールを飲みながらこのブログを打つ。日差しが暑く車の中は温室状態。朝の気温との差が大き過ぎる。

〈追加画像〉
1、頂上東側に発達した分厚い雪庇


2、900m付近のマイシュプール